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SEOの重要項目の1つ「タイトル」は文字数がポイント

2022.4.29
SEOの重要項目の1つ「タイトル」は文字数がポイント
検索エンジン最適化を意味するSEOでは、検索結果でより上位に表示してもらえる取り組みが必要です。


このような取り組みをSEO対策と言いますが、SEO対策により上位表示してもらうことでサイトへの流入者が増えます。

SEO対策はすべての企業にとって重要ですが、そこで「じゃあ何をすればよいの」と思う方も多いかもしれません。
キーワードの選定、コンテンツの配置や更新などSEO対策において重要な点はたくさんありますが、中でも「タイトル」は注目すべきポイントです。

今回はSEO対策の重要項目であるタイトルの重要性や、効果的なタイトルなどを紹介します。

目次

titleタグが検索結果に反映される

titleタグが検索結果に反映される
titleタグはページのタイトルを指定するHTMLタグのことを指します。


titleタグにはSEO対策キーワードを含ませることで、検索結果の上位表示を狙うことができます。


さらにtitleタグとmetaディスクリプションはユーザーが最初に目にする言葉です。


クリックしホームページへアクセスしてもらうためには、検索ユーザーを惹きつけるtitleタグにする必要があります。



ではユーザーを惹きつけるtitleタグとはどのようなものでしょうか。


文字数は32文字程度が目安

SEO観点で最適な文字数は把握しておくことが大切です。


titileタグは「32文字」程度が目安とされています。



検索結果一覧では、長すぎてしまうと後半が省略されてしまいます。反対に短すぎても内容がわかり辛くなることや、titleタグとページの内容が一致しなくなる可能性があります。


また32文字はあくまで目安であり、何文字まで表示されるのかが検索エンジンや閲覧するデバイスによって異なります。



そのため無理に32文字に抑えようとせずに、必要なキーワードを組み込んだタイトルにすることが重要です。

パソコンに適した文字数

デスクトップパソコンの場合、30~32文字が最適と言われています。
32文字以下であれば、タイトルをもれなく伝えることができるためです。
上記で紹介した目安の32文字は、パソコンに適した文字数といえます。

スマホに適した文字数

スマホの場合は、30~41文字が最適とされています。
これも、スマホでサイトを見たときに表示されるタイトルの文字数から求められた文字数です。

ただし、前述したようにパソコンのタイトル表示数は30文字前後です。
さまざまな媒体でサイトを見られることを考慮すると、30文字前後でタイトルを作ることがおすすめです。

キーワードは前方に入れる

前述のように検索結果一覧では、文字数が多くなると後方部分は省略されるため、なるべく前方にキーワードを入れる必要があります。

そうは言っても、前方であればあるほど良い、というわけでもありません。
前方にキーワードを入れる理由はタイトルに含まれたキーワードを省略されないようにするためです。
とにかく最初に、と焦らずとも、ある程度前方であれば省略されることなく検索したパソコンやスマホにきちんと表示されます。
具体的には前方10文字程度、30文字前後のタイトルになるとすればおおよそ前方3分の1の範囲がおすすめです。
もちろん読みたいと思わせることが最優先ですから自然で説得力のあるタイトルを考えなければなりません。

しかし、あまり後方に行ってしまうとそのキーワードが省略されてしまい、検索した方がほしい情報が一目では分からないリスクがあります。
加えて、検索に用いた言葉は太文字で表示されるため、視覚的にも目立つようになるメリットがあります。

キーワードは前方に入れる

文章にする

SEO対策をしているキーワードの羅列にするのではなく、文章にすることでクリックに繋がる効果が期待されます。
理由としては単語を並べただけのtitleタグは無機質な印象をユーザーに与えてしまうからです。
それだけではなく、検索ユーザーが求める情報かどうか判断できなくなる可能性があるため、titleタグは意味が通る文章にしておきましょう。

ただし、注意すべき点もあります。
それは「キーワードの語順を入れ替えてしまわないこと」です。
2つの言葉を繋げた結果1つの言葉になる言葉は少なくありません。
そういった言葉の場合、言葉の語順を入れ替えてしまったことにより検索に引っかからないというリスクが生まれてしまいます。
キーワードの語順は世間一般的に多く使われている順番で使うと良いでしょう。

titleタグにお勧めのキーワード

titleタグにお勧めのキーワード
競合サイトと同じキーワードを使用していても、注目される記号や単語を入れておくことで差別化が図れます。titleタグとページ内容が該当していなければいけないので、共通性のあるキーワードを選ぶようにしましょう。

①解説や手順

例:「〇〇の手順」「■■を解説」「△△の方法」「〇〇を比較」

答えやその方法が何なのかを知りたいという欲求を検索ユーザーに抱かせる効果があります。

現代では調べものをする際にネットを使うことも増えました。
一問一答とまでは言わずとも、ある程度簡単な答えを求めている方は多くいらっしゃいます。
そんな方が求めるものは解説や手順書です。
何を解説するのか、初心者でも分かる内容なのか、そういった内容に触れることで記事を必要としている方へ効率的に読んでもらえるのではないでしょうか。

②疑問

例:「どうして~~するのか?」「なぜ~~なのか?」

上記と同じく答えを知りたいという欲求を検索ユーザーに抱かせる効果があります。

検索ユーザーの大半はその道のプロではない一般人です。
そのため、一度調べだしたら次から次へと疑問が湧き出ることでしょう。
そんな方に対して効果的なのがこの疑問の提示です。

最初はそこまで疑問に思っていなかったとしても、なぜでしょうか、と問いかけられれば気になってきてしまうもの。
検索ユーザーが気になっていたことだとしたら、気になっていることをそのままあてられて記事を読まない、とはならないはずです。
積極的にこちらから「疑問に思いませんか」「どうしてでしょうか」とタイトルで呼びかけていきましょう。

③利益

例:「〇〇%オフ」「△△円で提供」「今だけ□□価格」

具体的な金額や安くなっていることがわかるキーワードが含まれていることによって、購入イメージが湧きやすく、広いターゲット層に通用するためです。
お得だという情報は、多くの消費者を魅了しますよね。
具体的な言葉や数字で表現することでより効果が得られます。

④簡単

例:「手軽に〇〇できる」「初心者でもできる~」「いつでも~~」

すぐに試せるものや手軽にできることを伝えるとクリック率のアップにも繋がります。

何かを始めるときには抵抗があったり、少しでも簡単な方法を探す方は珍しくありません。
また、ネットにはプロで経験も豊富だけれど専門用語の多い記事も多く見受けられます。
検索ユーザーがその道の素人だった場合、専門用語や省略された基礎知識を知らず記事への満足感も下がってしまうでしょう。
そういった対策としても、簡単なキーワードの使用がおすすめです。

⑤数字

例:「〇〇の3つの方法」「△△のお勧め5選」「創業□□年」「実績数が〇〇年」

具体的な数字に表されると信憑性があるように感じられます。

また、タイトルに数字を入れるとタイトルに数字を入れていない場合よりも情報が整理されていると感じる傾向にあります。
記事の内容に具体性を感じるようにもなるでしょう。

⑥地名

例:「東京都で〇〇するなら~」「大阪市の□□店~」

競合サイト内でも地域が該当していれば上位に表示される可能性が高くなります。

該当地域以外の方にとっては少し縁遠く感じられるかもしれませんが、本来、記事の目的はアクセスさせれば良いというものではありません。
何度も読んでもらう、お店の記事であれば実際にお店を利用してもらう。
そのために多くの方に読んでもらえるような記事を作成します。

しかし、その「お店に来てくれる方」の割合が上がるのであれば多少アクセスが減ったとしても、必ずしも悪いわけではありません。
最終的な目的は達成できているからです。
誰に読んでほしいのかを明確にし、ターゲットによく合うキーワードを選びましょう。

⑦安心感

例:「話題沸騰中の~」「返金保証」「厳選された〇〇を使用した~」

競合サイト内で差別化を図るため、自社の魅力をアピールしながらユーザーに安心感や信憑性を与えます。
サイトの目的として「知ってもらう」ことが挙げられる記事は多いのではないでしょうか。
そんな時、初めて知ったサイトや会社を警戒してしまう方は数多くいらっしゃいます。
記事が信用に値する理由をタイトルで述べてしまうことで、安心感を覚えてもらいやすくなるはずです。

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titleタグの最適化だけでは上位化はできない

titleタグの最適化だけでは上位化はできない
SEO対策において重要なポイントであるtitleタグを最適化するだけで、大きく結果が向上する例もあります。


しかしながら、titleタグの最適化だけで必ず上位に表示されるわけではありません。



検索ユーザーはtitleタグをあくまでも一種の判断材料としているだけであり、32文字を超えていても内容が最適なものであればそのページの閲覧数は向上します。


ページに正確で求めている情報が掲載され、そのページに辿り着く方法が簡単であればPV数もCV数も伴っていきます。


検索ユーザーにとって見つけやすいキーワードを選択し、内容を充実させることが大切です。

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Googleのtitleタグ書き換えの対策

最後に、Googleの検索結果でタイトルタグが書き換えられるパターンを紹介します。
知っておくことで書き換えの対策が可能になります。

1つ目のパターンは、titleタグが短すぎる事による書き換えです。
titleaタグが極端に短いと、サイト名などが追加されることがあります。
なお、titleタグが短くてもサイト名が追加されないケースもあるため、必ず起こる現象ではないことに注意してください。

2つ目は、titleaタグが最後にあることによる書き換えです。
titleタグの前半に記事の内容を表したタイトル、後半にサイト名を入れていると、途中が省略されることがあります。

たとえば、「SEO対策ではタイトルが重要です。〇〇(サイト名)」とtitleタグが設定されているとします。
このとき、表示名が「SEO対策ではタイ...〇〇」となることがあるのです。

この変換については、サイト名を露出したいときはメリットになるかもしれません。
しかしそうでない場合はタイトルが多めに省略されてしまうので注意が必要です。

3つ目は、titleタグをGoogleが推奨していないものにすることによるh1への書き換えです。
検索ページのタイトルには基本tileタグのものが採用されますが、h1タグの内容が採用されてしまうケースがあります。

タイトルの生成に関して、Googleは「ドキュメント全体を適切に表すタイトルを生成している」と公言しています。
そのため、titleタグが「ドキュメント全体を適切に表していない」とGoogleに判断されたとき、h1タグがタイトルに採用されることがあります。

以下では、適切なタイトルにするためのポイントをGoogleの発言から確認していきます。

タイトルタグとページのテーマがずれている

Googleは公式ヘルプにて、タイトルに関して以下の2点を意識してほしいとしています。

・ページのコンテンツについて正確に記述する
・ページのコンテンツと関連の無いテキストをtitle要素で使用しない

当然のことかもしれませんが、意識する必要がありそうです。

ページに固有のタイトルタグが設定されていない

Googleの公式ヘルプによると、ページごとに別のタイトルタグを設定するのが適切だとされています。
具体的には、以下のように記述されています。

・サイトの各ページにtitle要素固有のテキストを配置することにより、サイト上のページの違いをGoogleが容易に認識できます。

また、NG例についても記述されています。

・サイトのページ全体または多数のページにわたって、すべてのtitle要素に一つのタイトルを使用する

各ページにそれぞれtitleタグを設定するのを忘れないでください。

まとめ

ページの内容は変更していないのに、titleタグを変更しただけで検索順位が上位に変動したり、訪問者数が向上したりする例も多くあります。検索ユーザーへの訴求力に大きく影響するtitleタグはサイトの運営・制作において重要な役割を果たしています。


もちろんtitleタグの変更だけでは検索順位がかわらないこともあります。
しかし変更にかかるコストは少ないため、一度やってみる価値は非常に高いと言えるでしょう。

SEO対策の中でもtitleタグの変更は手軽にできて、高い効果を発揮する作業です。

32文字前後の言葉を変更するだけで効果が大幅に変わってくるため、サイトの集客や検索順位の向上などにお悩みの方はまずはtitleタグを変更してみてはいかがでしょうか。

当社では、LP制作を行っています。
内容・構成といった方向性を考えるところからサーバーの設置まで、一貫して請け負っています。

SEO対策をしても効果が薄いと感じたら、LP制作からやり直しても良いかもしれません。
そのときは、お気軽にご相談くださいね。


この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
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所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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