今すぐに使える、目を引く鮮やかな色の組み合わせ20選

色彩は私たちの感情や印象に大きな影響を与えます。鮮やかで魅力的な色の組み合わせを知ることで、ファッションやインテリア、デザインなど様々な場面で効果的に活用できます。
今回は、目を引く組み合わせから美しいハーモニーを生み出すカラーコーディネートまで、バラエティ豊かな20選をご紹介します。
目次
□印象に残る色を利用する重要性とは?
色彩は、私たちの意思決定に大きな影響を与える重要な要素です。
消費者の購買行動において、色彩は単なる装飾以上の役割を果たします。
特にマーケティングやブランディングにおいて、色は商品やサービスのイメージを形作り、顧客の感情に訴えかける力を持っています。
1:色が購買決定に与える影響

2:色彩心理学の活用

3:ブランド認知への寄与

□それぞれの色の心理効果について紹介!

2:青色の心理効果

3:黄色の心理効果

4:緑色の心理効果

目を引く色の組み合わせ20選
色単体での魅力はよく知られていても、組み合わせが良いとは知らなかった色、使い方は難しいけれどセンス良く揃えれば素敵な色、さまざまな組み合わせがあります。
世の中に無数にある色の組み合わせから、目を引く色の組み合わせを20種類用意しました。
色単体の魅力だけでなく組み合わせたときの魅力も知った上で、ご自身のセンスや相性、好みなどによって採用したい色が見つかれば幸いです。
ブルーとオレンジ
イエローとパープル
主役色は全体の印象を決定付ける色で、補助色は主役色を引き立てる役割を果たします。
アクセント色は、全体の雰囲気を変えるポイントとして効果的に使用できます。
その役割を理解してコーディネートすることで、主役色をまず決めて、相性の良い補助色を選んで、最後に足りないものや与えたい印象を考えてアクセント色のアイテムを選ぶというような選び方も可能です。
注意点として、色の役割に応じた割合にすることが挙げられます。
使いやすいと感じる色や好みの色があると、どうしても多く使い過ぎてしまうかもしれません。
しかし、それでは主役色、補助色、アクセント色の役割を果たせなくなります。
そうならないために、3色のバランスを意識するようにしましょう。
具体的にはメインである主役色が全体の70パーセント以上を占めるようにした上で、補助色が25パーセント、アクセント色が5パーセント以内の割合となるようにすることが大切です。
ピンクとグリーン
色相環を使って隣り合うアナログカラーや、反対側のコンプリメンタリーカラーを組み合わせることで、効果的なコーディネートが生まれます。
色相理論は数多くの場面で使われています。
例えば企業のロゴやマークは、与えたいブランドイメージや感じる購買意欲などを意識して作成されていることが多くあります。
街中でなんとなく目を引くロゴや安心感を覚えるマークなど、色相理論は意外と生活の中に溶け込んでいます。
日常的に目にするものを参考にしてみると、色相理論を理解したり納得したりしやすいのではないでしょうか。
レッドとターコイズ
最後に、シーンや目的に合わせて色を選ぶことが大切です。
例えば、ビジネスシーンでは落ち着いた色が好まれることが多いですし、パーティーやイベントでは華やかで鮮やかな色が適切です。
これは初心者、上級者に関わらず、日ごろ生活していく中で誰しもがある程度意識しているものです。
例えば、結婚式で白をまとう参列者はいませんし、葬式で黒以外をメインにしたコーディネートで参加するのは赤ちゃんか制服の方くらいです。
現代では昔よりもさまざまなファッションが楽しまれるようになりましたが、それでもある程度場の雰囲気によって色を選ぶ文化は残っています。
これはファッション以外の場でも同じことです。
また、この色の雰囲気には先ほど述べた色相理論が非常に役立ちます。
単体では落ち着いた色だとしても補助色をきらびやかな色にしたらシックながら華やかな雰囲気になっただとか、好きな色が派手だと思っていたけれどアクセント色にしてみたらシックな場にもよく馴染むだとか、そういった発見がしやすくなるためです。
ネイビーとゴールド
マゼンタとシアン
ライムグリーンとブラック
ティールとコーラル
シルバーとロイヤルブルー
マスタードとグレー
チャコールグレーとレッド
ホワイトとターコイズ
オリーブグリーンとベージュ
ラベンダーとグリーン
バーガンディとネイビー
イエローとグレー
ブラウンとオレンジ
パープルとゴールド
グリーンとブラウン
ブルーとピンク
カラーコーディネートのポイント

コンプリメンタルカラーとは
コンプリメンタリーカラーとは、色相環上で互いに正反対に位置する色を指します。具体的には、赤と緑、青とオレンジ、黄色と紫などがあります。
これらの色は、対照的な色であるため、一緒に使うことで、より際立った効果を生み出すことができます。例えば、赤い服を着るときには、緑色のアクセサリーや背景を合わせることで、より強い印象を与えることができます。
また、コンプリメンタリーカラーは、カラーセラピーなどでも利用されています。例えば、青とオレンジは、リラックスした雰囲気を作り出すことができ、赤と緑は、刺激的な効果を持つことが知られています。
コントラストのバランスを意識する

色の役割を決める
また、アクセント色を使って重要なポイントを強調することで、視聴者の記憶に残るプレゼンテーションを作成できます。
ただし、この場合も色との組み合わせを意識しなければなりません。
視聴者の年代によって見やすい色が違ったり、背景の色によって馴染みの良い色が変わったりします。
また、よくあるミスとして重要なポイントが多すぎてすべてを強調しようとしたらアクセント色だらけになってしまう、というケースがあります。
アクセント色は少しだけでも全体の雰囲気を左右するような極めて強い色が選ばれることが多いです。
アクセント色が多いと目や脳が疲れてしまい、逆効果になってしまうかもしれません。
何一つ頭に入らなかった、覚えることが多すぎて情報が混ざって覚えてしまった、脳が疲れてそもそも気分が悪くなった、視聴者にそんな感想を抱かれたくはないですよね。
主役色、補助色、アクセント色それぞれの割合を意識して、補助色とアクセント色を使い過ぎないようにしましょう。

色彩理論を活用する
鮮やかな色彩は、視覚的なインパクトを与え、視聴者の関心を引きます。
単色で企業イメージを強く印象付けるほか、色を組み合わせて2色、3色で視聴者にイメージを刷り込むものもあります。
4色以上はないため、最大で3色までにすることがおすすめです。
印象強いオリジナリティのあるもの、ということを意識して色を選びましょう。

シーンや目的に合わせた色の選択をする
カラーコーディネートの応用例
webデザイン
プレゼンテーション
広告
まとめ
本記事では、色彩の心理効果とその応用について解説しました。
色は単なる視覚的な要素に留まらず、私たちの感情や行動に深く影響を及ぼす重要な要素であり、特にマーケティングやブランディングにおいて、商品やサービスのイメージを形作り、顧客の感情に訴えかける力を持っています。
また、色彩の選択とコーディネートの方法を理解し適用することで、私たちの日常生活やビジネスシーンでのコミュニケーションをより豊かなものできるでしょう。
色彩を上手に利用し、魅力的な世界を創り出す一歩を踏み出してみましょう。