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ラフデザインが重要!効果のあるLPにするための有効手段とは

2022.7.5
ラフデザインが重要!効果のあるLPにするための有効手段とは
ユーザーを惹きつけるポイントとなるLPデザイン。しかし、サイトの内容とデザインが適していない、デザインを重視しすぎて、肝心の内容が分かりづらいなど、ユーザーの最初の印象が悪ければ、すぐに離脱してしまうでしょう。


そのため、大まかなデザインがあらかたあれば、作成中に万が一、サイトの目的や主軸がぶれそうになったり、作っているうちに個性を発揮しすぎたりしてしまっても、改めて見直すことができるので、とても有効です。


また、作ったページでサービスの利用や商品の購入が伸びれば、自信にも繋がるかも知れません。そのためにも、ラフデザインはとても重要といえるでしょう。



本記事では、効果的なLPにするために重要な基盤となるラフデザインの作成方法についてご紹介いたします。

目次

ラフデザインとは

そもそもラフデザインとは何でしょうか。

ページを作成するときは、どのようなページにするのか、その目的やターゲットを明確にすることが大切です。

そこで重要となるのがラフデザインです。
ラフデザインとは、一言で言えば「WEBページのイメージやレイアウトの設計図」つまり、ページの下書きのようなものです。

何も見ずにゼロからページのデザインを作り上げることは、プロのWEBデザイナーでも困難です。
そのため、ページを作成するときには、大抵ラフデザインを作成してイメージを膨らませてから本格的にページを作っていくのです。

ラフデザインの役割

デザインラフは、Webデザインプロジェクトにおいてなぜ重要なのでしょうか。
その目的を探るため、以下の2点に焦点を当てて解説します。

WEBページ内に必要な要素を整理する

まず初めに、ページにどのような情報を掲載するのか必要な要素を整理しましょう。
ページに掲載する要素はたくさんありますが、例えば次のようなものが挙げられます。

・会社や商品の情報
・テキストで表示するか、画像で表示するか
・バナー広告

これらの要素をピックアップして、「何が」「いくつ」必要なのかを考えることが大切です。

また、載せたい情報をすべて載せられない場合もあります。
たとえば文章量が多すぎると、読み手は疲れてしまいますし、何に焦点を当てれば良いか分からなくなるリスクもあります。

そこで大切なのが、情報を取捨選択することです。
本当に伝えたい重要度の高い情報は何かを考える必要があります。

このとき、ラフデザインの制作前に「サイト制作の目的」を明確化しておけば、取捨選択を行いやすいです。
また複数人での作業になる場合は、他のメンバーに質問して情報を絞っても良いでしょう。

WEBデザインの完成イメージを見える化する

次は、手書きをしてみてイメージを整理しましょう。
なぜ手書きなのかというと、紙とペンさえあれば誰でも簡単に始められるからです。
手書きの際は、実際デザインするページと同じ大きさくらいの紙を用意することがポイントです。
大きさが違いすぎると、最終的にズレが生じる可能性があるので気を付けましょう。

また、メインとなる部分から書いていくこともポイントです。
メインとなる部分とサブとなる情報のメリハリを付けることで、読みやすいページになるでしょう。

ツールの使用に精通している方は、初めから専用のツールを使用してラフデザインを作成しても問題はありませんが、そうでない方は初めからツールを使用することには注意が必要です。
「どのようにすれば思い描いた線を書けるのか」ということに思考がはたらくため、下書きに対する注意力が散漫になりやすいです。

あくまでも下書きなので、この時点では何度も線を書いたり消したりして、簡単に全体の流れを掴むことが重要です。

ラフデザインの重要性

最後は、ツールを使用して清書していきましょう。
手書きのイメージは、手書きした人自身の頭の整理には役立ちますが、他人に共有する場合は相手に伝わりやすいようなイメージになっていることが大切です。

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ラフデザインに取り掛かる前に

ラフデザインに取り掛かる前に
さて、ラフデザインに取り掛かる前に、いくつか考えるべきポイントがあります。
どのようなサイトであっても、そのページを作る目的があります。
まずはその目的について深堀していく必要があるでしょう。

より具体的には、ページの目的や、使用する対象となる人、いつ、どんな環境で、なぜ使用するのか。
そして、どのようにページを利用するのかを明確化し、その目的から外れないような設計することが大事といえます。
そのため、希望デザインのヒアリングはしっかりとしておきましょう。でないと、何度も作り直すはめになってしまいます。

コンセプトやターゲットが決まれば、次は競合調査、コンテンツの洗い出しや優先順位の判断、マーケティング、インタラクティブなコンテンツの使用の有無(jQueryやJavaScriptなど)を決めていきましょう。

それらが決まれば、ロゴやグローバルナビゲーション、キャッチコピー、バナー、画像などを盛り込み、用紙やイラストレーターなどで、ワイヤーフレーム、いわゆる、「サイトの設計図(レイアウト)」をいくつか作成していきます。
完成図を想定しておけば、着地点に迷うことがなくなります。

ラフデザインの書き方をご紹介!

ページを作成するときは、どのようなページにするのか、その目的やターゲットを明確にすることが大切です。

そこで重要となるのがラフデザインです。
ラフデザインとは、一言で言えば「WEBページのイメージやレイアウトの設計図」つまり、ページの下書きのようなものです。

何も見ずにゼロからページのデザインを作り上げることは、プロのWEBデザイナーでも困難です。
そのため、ページを作成するときには、大抵ラフデザインを作成してイメージを膨らませてから本格的にページを作っていくのです。

では、ラフデザインはどのように作れば良いのでしょうか。
以下では、ラフデザインの書き方を3つのステップに分けて紹介します。

ステップ1.ページに掲載する情報を整理する

集中しすぎると、視野が狭くなりデザイン案も浮かびにくくなります。
そのため、行き詰まったなと感じたら一度時間を置いて、デザインのことは考えないようにするのも有効的な手段です。

気分転換に外出してみたり、好きなことをして過ごしたりしてみると、意外なところからインスピレーションが湧いてくることもあります。
一度現状のデザインから距離を取ってみて、改めて客観的な目線からデザインを見直してみることが重要です。

ステップ2.手書きで流れをイメージする

頭の中だけであれこれ考えるよりも、思いついたデザインやアイデアはいったん全て書き出すことをおすすめします。
そうすることで、頭の中が整理されるので、行き詰まったデザインが再び動き出すかもしれません。

書き出しているうちにデザインのイメージは固まっていくものです。
デザイン案を考えるときは、アウトプットして情報を整理することが大切です。

ステップ3.ツールを使用して清書する

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効果的なラフデザインとは?

効果的なラフデザインとは?
ワイヤーフレームが何パターンか完成したところで、ようやく肝心のラフデザインに取り掛かることができます。ここでは、実際に画像を貼ったり、色をつけてみたりすることで、LPらしくしていきます。


LPはファーストビューと、ユーザーから得られる第一印象が最も重要です。無駄なものは置かず、絶対に訴求すべきものを選別しましょう。

印象を効果的に伝える

画面構成を考える

ユーザーの心に響く文章を考える

文字装飾に気を遣う

ラフデザインに行き詰まったときはどうすれば良い?

ページのデザインを考えていれば、デザインに行き詰まる場面は当然出てくると思います。
そのような場合は、以下のコツを参考にしてみてください。

1つ目は、一度離れて時間を置くことです。

2つ目は、思いついたことを一通り書き出すことです。

まとめ

以上がラフデザインにおいて、重要なポイントです。

ラフデザインは工数を減らしたり大幅な変更を防止したりするために大切です。
作るとき、具体的にはユーザーに与える印象や画面構成、文章から文字装飾まで幅広く考える必要があります。

これらを踏まえて完成したラフデザインは、きっと最後の完成まで役に立つことでしょう。

とはいえ、ラフデザインの制作においては様々なポイントを考慮する必要があり、初めから全て自分でやるのは大変かもしれません。
経験が浅いうちは、自身がユーザーの立場になって、ほかのLPを参考にするのもオススメです。

また、完成したラフは、一度、クライアントに提出して、確認を取るのも良いでしょう。
もしかすれば、もっと素敵なデザインが思い浮かぶかも知れません。

個性的でオリジナリティのあふれる、あなただけの素晴らしいLPが完成することをお祈りしています。


まとめ
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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