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コンバージョンタグは複数設置できる?注意したいポイント

2022.4.23
コンバージョンタグは複数設置できる?注意したいポイント
ランディングページにおいて気になるのは、どれくらいの人が購入・申し込みをしたのかというコンバージョン数ではないでしょうか。

コンバージョン数を把握するためには「コンバージョンタグ」というタグが必要となります。

コンバージョン数を確認することで、購入・申し込み割合の把握、ランディングページの改善などに繋げることができます。



重要なタグについて以下の内容をご紹介いたします。



・コンバージョンタグの役割

・コンバージョンの発行方法

・複数のタグを設置する場合のポイント



ぜひご参考ください。

目次

ランディングページで必要なタグとは

ランディングページで必要なタグとは
タグ自体には様々な種類があります。

その中でも「コンバージョンタグ」は、ランディングページでの効果を測定するためのタグです。購入数や会員登録数など、コンバージョンがどのくらい達成しているのか、計測するための役割があります。



コンバージョンタグは、基本的に最終成果地点であるページに設置します。

商品の購入が目的のページであれば、購入完了画面にタグを設置となります。

タグはそのページが何回表示されたかを計測しています。表示回数を知ることで、コンバージョンに繋がった数が測れる仕組みです。

そこから、費用対効果やコンバージョン率を分析することで、ランディングページを改善する際に役立てます。



コンバージョンタグを設置しなければ、ランディングページの効果を確かめることができません。正しい数値計測のためにも、タグの設置は重要な作業になります。

複数のコンバージョンタグを設置できるのか?

複数のコンバージョンタグを設置できるのか?
コンバージョンタグで「購入数」を分析した場合、売り上げや費用対効果を知ることができます。またお問い合わせやメルマガ登録などもあれば、見込み客の指標になります。両方の数は知っておくことで、今後のコンバージョンの改善に役立つでしょう。

主要ページの閲覧数を知りたいときにも、コンバージョンタグを利用します。



複数の分析を行いたい場合、コンバージョンタグは複数発行することができます。

複数のタグを使ってキーワード別に数字を出すことが可能です。



Googleアドワーズでも、Yahoo!プロモーション広告でも複数計測ができます。

複数のコンバージョンタグを設置した場合は、分割表示を利用しましょう。

各コンバージョン指標を確認することができます。

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Googleアドワーズでの発行方法

Googleアドワーズでの発行方法
本記事では、Googleアドワーズでの「コンバージョンタグ」発行方法をご紹介します。



①アカウントにログイン後、運用ツールから「コンバージョントラッキング」をクリックします。



②「+コンバージョン」のボタンをクリックすると、設定画面に移ります。



③ウェブサイト・アプリ・電話件数・インポートから、計測するコンバージョンの発行元を選択します。



④コンバージョン名を設定します。「購入」「申込」など、分かりやすい名前を設定してください。(後から変更も可)



⑤金額の設定を行います。売上計測なしの場合は「値を設定しない」をチェックしましょう。

売上計測ありで、1コンバージョンの額が一定であれば「同じ値を割り当てる」を選択し、金額を入力してください。複数の商品を扱っていて、1コンバージョンの額が不定であれば「その都度異なる値を割り当てる」を選択し、タグ設置時には個々の値にカスタマイズしてください。



⑥コンバージョンのカウント方法を選択します。コンバージョンの数を分析したい場合は「すべて」を選択しましょう。コンバージョンしたユーザーの数を知りたい場合は「1回」を選択します。



⑦計測期間は、ユーザーがクリックしてから、コンバージョンに至るまでの期間を計測できます。設定した日数内にコンバージョンを行うと、計測される仕組みです。

7日から90日まで自由に設定することができ、デフォルトは30日間になっています。

30日間に設定した場合、31日目にコンバージョンされた場合はカウントされません。



⑧広告の目的に合わせたカテゴリーを選択します。

「購入/販売」「申し込み」「販売促進」「主要なページの閲覧」「その他」の5項目あります。



⑨「コンバージョン列に含める」は、コンバージョン列に意味のあるデータだけを表示するなど、カスタマイズすることができます。デフォルトではチェックが入っています。



⑩アトリビューションモデルの選択を行います。「ラストクリック」「ファーストクリック」「線形」「減衰」「接点ベース」「データドリブン」の5項目あり、コンバージョン達成までに発生した各クリックに対し、貢献に応じた評価を行う枠組みになります。ほとんどの場合「ラストクリック」に基づいて評価設定されています。







設定完了後、タグが発行されるので、コピーしてトラッキングするページに埋め込みます。

複数設置する場合は、この手順を繰り返して、設定していきます。

タグの注意点

タグの注意点
まず、複数タグを設置する場合は、分析しやすいようにコンバージョン名の識別を行ってください。



次に、タグは正しい位置に設置しなければ、トラブルの原因や間違った計測に繋がります。

コンバージョンタグは、目的完了のページに埋め込むようにしてください。

また、埋め込む位置も決まっているので、間違えないように正しく埋め込んでください。



もし、上手く動作していない場合は、タグの設置場所や埋め込む位置が間違っている可能性があるので、再度確認してください。

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まとめ

コンバージョンタグは複数設置することが可能なので、細かく分析したい方は複数発行してください。手順は多いですが、設定方法はあまり難しくありません。

タグの設置場所に気を付けながら、埋め込むように心掛けてください。



様々な観点から分析を行い、ランディングページの最適化や改善に活かしてください。

この記事を書いたライター
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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