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ランディングページ作成に利用すべき?ペライチの特徴と使い方

2022.8.21
ランディングページ作成に利用すべき?ペライチの特徴と使い方
ランディングページは、本来「サイトを訪れた人が初めに開くページ」という意味です。しかし、狭義の意味では、商品などの必要な情報を見やすく1ページにまとめたwebページのことも指します。ランディングページは、スクロールするだけで簡単に閲覧でき、発注や問い合わせフォームまで設定できるのもメリットです。このランディングページは、web制作会社に依頼するケースもありますが、自分で作成できるサービスも増えています。
依頼よりも安くランディングページを作れるため、自作できるツールを利用する方も多くいらっしゃいます。
しかし、どのようなサービスを利用すればよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

ランディングページ作成サービスの中で有名なものの1つに「ペライチ」というものがあります。
ここでは、「ペライチ」とはどのようなサービスなのか、特徴や使い方を紹介します。

目次

ペライチってどういうサービス?

ペライチってどういうサービス?
ペライチとは、手軽にホームページを作成できるサービスのことです。ホームページというと、本来は複数のページで構成されています。メインになるページからリンクを貼り、他のページに飛ぶというのが通常のホームページです。ペライチで提供しているのは、1枚のwebページで完結するランディングページですが、専門的な知識を持たない人でも自分で作れるという特徴を持っています。通常、ホームページやランディングページを作るには、HTMLやCSSの知識が必要です。そのため、ホームページやランディングページを自作するのは、一般的には専門的な知識やスキルが必要とされます。

どうやって使うの?

ペライチは、あらかじめ用意されたテンプレートを選択することで、ランディングページをデザインします。分かりやすい例でいうと、ブログなどのような感覚で考えればいいかもしれません。好みのテンプレートからランディングページを作っていくため、HTMLやCSSの知識を持たない人でも、簡単に自分のホームページを持つことができるのです。会社の説明や商品案内など、気軽にホームページを持ちたい人に向いているサービスといえるでしょう。

ペライチテンプレートの特長

1つ目は、他のwebサイトビルダーと比べて、デザインがおしゃれなことです。

たとえばJinboでは設計が少し古かったり、Wixではテンプレ数が多すぎるといった点が問題としてありますが、ペライチテンプレートにはありません。
おしゃれなデザインを探している方の場合、まずはペライチから探すのが効率的です。

2つ目は、ペライチ型のホームページ作成に強いことです。

ペライチテンプレートという名前から連想される通り、ペライチ型のホームページ作成であればトップクラスに使いやすいです。

なお、このようなペライチ型のホームページは「ペラサイト」と呼ばれます。
ペラサイトは実は最も成約率が高いと言われており、多くのネット通販で使用されています。
同様の目的でサイト作成をする場合、ペライチは非常におすすめです。

3つ目は、業種を想定したテンプレートが豊富なことです。

ペライチのテンプレート数自体は、約60種類と平均的です。
しかし、どのテンプレートも業種を意識している分、質の高いものが多いです。
これだけ業種を意識してデザインテンプレートを用意しているのは他にグーペくらいしかないため、とても魅力的な点です。

4つ目は、国産であるため使いやすいことです。

WixやJinboといったWebサイトビルダーは海外産であるため、日本人向けでないものも多いです。

一方ペライチは日本の企業向けに、日本の企業が作成しています。
このように日本人にとって使いやすいのも魅力の一つです。

5つ目は、EC機能が使えるテンプレートがあることです。

ペライチでは、有形・無形それぞれの商品の決済が可能なテンプレートが用意されています。

さらに販売手数料も比較的安くなっています。
月額手数料がかかりますが、ある程度の売上が見込める場合はペライチがおすすめです。

6つ目は、有料のテンプレートが安いことです。

ペライチのデメリットとして、62種類のうち20種類程度が有料となっている点が挙げられます。
しかし値段は4000円程度のものが多く、Wordpressなどの有料テンプレートが1万円するのに比べると安いです。

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ペライチテンプレートの選び方

1.自社の業種に合っているかを判断する

ファッション業界を想像してください。
20代女性と50代男性では、色味やレイアウトを大きく変える必要があると考えられます。
このように、自社の業種やターゲットに適したテンプレートを選ぶ必要があります。

2.ベースカラーを意識する

ベースカラーは与える印象を大きく左右します。
サイトの目的やターゲットから、ベースカラーは慎重に決定しましょう。

3.メインコンテンツが読みやすくなっているか考える

伝えたい情報を的確に伝えるためには、サイトの情報を一目で理解してもらう必要があります。
そのためには分かりやすいレイアウトにすることが大切です。
ここで意識したいのはページ内での段組みを指す「カラム」です。

ペライチを利用するメリット・デメリット

ペライチを利用するメリット・デメリット
気軽にホームページの作成ができるペライチですが、すべての人のニーズに合うとはいいきれない部分もあります。使い方によっては、やや不便に感じることもあるかもしれません。簡単に作りやすいのは魅力的ですが、自分に合ったサービスかどうかを判断するには、メリットやデメリットについて知っておく必要があります。ここでは、ペライチのメリットとデメリットについて解説していきます。

ペライチを使うメリットとは

まずメリットとしてあげられるのは、ランディングページの作成に特化していることです。ランディングページは、ページを移動することなくすべての情報を閲覧できるという特徴があります。スマホやタブレットでwebをチェックする人にとって見やすい作りになっているため、利用は増えています。もちろん、パソコンからも閲覧しやすいホームページとして人気があります。HTML・CSSの知識がなくてもランディングページが簡単に作成できるのは、大きなメリットでしょう。また、ネットショップとしての商品販売にも対応している点も大きなメリットです。

ペライチのデメリットとは?

ペライチは無料プランの機能に制限があります。期限されている機能はいくつかあり、これがデメリットといえるでしょう。まず、複数のページを運用するホームページは作成できません。次に、無料で作れるということで、フッター広告の削除ができないことも、大きなデメリットといえるでしょう。また、独自ドメインの使用ができないこともデメリットにあげられます。ドメインを独自のもので取得できるかどうかで、そのホームページに対する印象も変わってきます。そして、フォームのパーツを利用できないというデメリットもあります。

ペライチの利用にかかる料金

ペライチの利用にかかる料金
ペライチは、無料プランだけではありません。有料プランも用意されています。有料プランはサービスの内容に応じて3つのプランに分かれています。それぞれ、どのような内容なのか見ていきましょう。

無料プランでできること

無料プランは、SEO対策やGoogleマップの埋め込みに対応していますが、公開ページ数上限が1ページのみです。そのため、複数のサービスや商品のページを個別に作ることはできません。会社や店舗紹介のページとして、またはちょっとした商品案内やPRなどに向いているプランです。

有料プランでできること

有料プランには、月額980円の通常プラン、月額1980円のプレミアムプラン、そして、特典の付いている月額7980円の安心まるごとプランがあります。

通常プランは公開ページ数上限が3ページで、独自ドメインの取得やフォントの変更、フォーム機能の利用が可能です。プレミアムプランは公開ページ数上限が5ページになり、通常プランの機能に加え、部分的な文字サイズの変更やフッターの削除ができます。さらに、プレミアムブロック、プレミアムアクセス解析などを利用できるので、必要な情報の分析にも役立つでしょう。安心まるごとプランになると、公開ページの数上限は10ページに増えます。プレミアムプランの機能に加え、決済オプションや集客サポートオプションが含まれているのも、他の有料プランとの大きな違いです。その他、公式セミナーの割引といった申し込み特典もついていいます。

ペライチに登録する方法

ペライチに登録する方法
ペライチを利用するには、登録が必要です。登録するには、まず、下記のリンクからペライチの新規登録を開きましょう。

ペライチのサイト

ステップ1

「新規登録」を選択します。登録ウィンドウが開き、メールアドレス、パスワードの入力スペースが2つ並んでいるので、それぞれを入力します。次に、利用規約に同意して「会員登録」をクリックしましょう。ここまでできたら、あとは確認メールが届くのを待ちます。確認メールは、通常は数秒程度で届きますが、まれに時間がかかる場合もあります。また、入力に間違いがあると届きません。入力ミスのないように注意しましょう。

ステップ2

登録したメールアドレスに確認メールが届いたら、メール本文に記載されているURLをクリックすれば登録は完了です。申し込み時には、そのままプランの選択ができます。プランの契約は1カ月、1年、2年の中から選べます。長期契約になると、割引になるのでお得です。1年契約なら15%、2年契約の場合は25%割引になります。また、有料プランには、無料期間が設定されている場合があります。無料期間は随時利用できるわけではありませんが、登録時期によっては、割引と合わせてさらにお得に利用することも可能です。

ランディングページをペライチで作成する手順

ランディングページをペライチで作成する手順
登録とプランの選択が完了したら、次はいよいよランディングページの制作に入ります。

ステップ1

初めに、テンプレートを選びましょう。テンプレートは、ランディングページの印象が決まる基本的な部分です。職種やサービス内容に合ったデザインを決めるのがポイントになります。

ステップ2

テンプレートを決めたら、「ページを作成する」をクリックしましょう。次に、カテゴリの選択をします。カテゴリも、ランディングページの印象を左右する大切なものなので、イメージを膨らませながら選んでいくといいでしょう。カテゴリを決めたら、コンテンツの入力へと進んでいきます。コンテンツとは、テキストやリンク、画像のことです。

ステップ3

コンテンツの入力までできたらプレビューで確認します。特に問題がなければ、完了に向けて作業を進めていきます。ページ名、ページの説明文、ファビコンの設定をして公開しましょう。

効果的なランディングページを作成するコツをご紹介!

せっかく時間をかけてランディングページを作成しても、売り上げが上がらなければ意味がありません。
そこでここでは効果的なランディングページを作成するコツを3つご紹介します。

ファーストビューを作り込む

ファーストビューとは、ユーザーがウェブサイトにアクセスしたときに最初に表示される部分のことです。
通常のランディングページでは、直帰率が70パーセントと言われていて、それ以降の文章を読んでもらえることが少ないです。
しかし、ファーストビュー を作り込んで印象を良くすれば、文章全体を読んでもらえる可能性が高まりますので、まずはファーストビューの作成に時間を割くと良いでしょう。

例えば、ファーストビューのキャッチコピーはユーザーの心を掴むフレーズにする、デザインは商品のイメージと解離がないものにする、画像やイラストなどで視覚的な情報を盛り込むなど、一目見て続きを読みたいと思うファーストビューにしましょう。

ユーザーの興味を惹きつける

文章を使ってサービスや商品を販売する際のコツは「悩みに共感すること」「アクションを起こした後の利益を想像させること」「気軽に起こせるアクションであること」の3つがよく言われています。

つまり、悩みに共感した後にその悩みを解決する手段を提供することが、読者の心を掴むための最適な方法だと言えるでしょう。
ランディングページを作成したら、商品を紹介するだけのページになっていないか、ユーザーの心を掴めるかどうかをチェックすると良いでしょう。

アクション導線を改善する

アクション導線が面倒だと、ユーザーはアクションを起こしづらくなります。
そのため、アクション導線は可能な限り、ユーザーの気を引くデザインにして、シンプルなものにすると良いでしょう。
アクションボタンを押した後の解説がなく、その操作方法が分かりづらいと、ユーザーはすぐにウェブサイトから離脱してしまいます。

そのようなことが起きないように、アクションボタンを押した後の動きについてもしっかり説明するように意識することをおすすめします。

ペライチのテンプレートで制作した事例をご紹介!

ここでは、ペライチのテンプレートを使用した事例をいくつかご紹介します。

まずはHub Roomsのランディングページです。
Hub Roomsは、レンタルオフィス、シェアオフィス、サービスオフィスを専門的に取り扱っているオフィスコンサルティングサービスです。
サービスへの相談や資料請求、見積もり依頼などへの申し込みを目的とするランディングページを制作しました。

以下のような要素を取り入れることによって、充実したランディングページに仕上げています。

・実際に利用できるオフィスの画像
・提携先の企業名
・具体的な数値を用いた事例
・一般賃貸との比較表

内容を充実させると、ユーザーに信頼感を与えられます。

次はHAKUです。
HAKUは様々な会場での結婚式をサポートするサービスで、オンライン結婚式の申し込みのために制作されました。
オリジナルの図解や画像、動画をあますことなく使用して、元々のテンプレートの枠を超える印象を与えています。

また、ユーザーが抱くと考えられる疑問を不安を取り除くために、分かりやすい解説や質問コーナーを設けています。
元のテンプレートはネイルサロンをイメージしたものですが、他の業種にも使用できます。

最後は食べドキです。
これは農業を販路開拓、商品開発、経営支援の3つの視点から総合プロデュースするベンチャー企業が運営する通販サイトです。
元のテンプレートから必要な要素を抜き出したシンプルな作りになっていますが、こだわりの無農薬栽培米の魅力がしっかり伝わるページに仕上がっています。

ペライチ以上のクオリティを求めるならプロに依頼を!

ペライチは、ホームページの作成経験がない人や専門知識を持っていない人でも、簡単にランディングページができます。
他にも以下のようなメリットがあるため、おすすめです。

・デザインがおしゃれ
・ランディングページのワンページ型に強い
・業種を想定したテンプレートが豊富で質が高い
・国産で使いやすい
・ECサイトにも使える
・有料のテンプレートがあるが、安い

登録も簡単なので、手軽にホームページを作りたいときには向いているサービスです。
当記事では自分で作るときのポイントもご紹介しましたが、分量が多く覚えきるのは難しいかもしれません。
まずは手を動かしてみて、要所要所で当記事を見返してみるのもおすすめです。
しかし、簡単にできるという点が逆にデメリットにもなります。あらかじめ用意してあるテンプレートからデザインを選ぶことになるので、他との差別化が図れないということがあるのです。

自社だけのオリジナルのランディングページを作りたい、デザインやサイトの構成に細かくこだわりたい、などの場合には、プロに任せたほうがいいかもしれません。色調やフォントの細かい調整などもできるため、自社のイメージカラーを前面に出すことも可能です。他と差をつけるランディングページを希望するのであれば、制作会社に依頼しましょう。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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