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ランディングページのコンバージョン率を上げる写真の選び方

2022.3.12
ランディングページのコンバージョン率を上げる写真の選び方
ランディングページにアクセスしたユーザーは、そのページを見るかどうかをわずか3秒ほどで判断するといわれています。その指標の一つがファーストビューに載せられた写真。ターゲットユーザーに合わせた人物写真や「こうなりたい」と思わせる写真を選び、画質に注意するなどのポイントをおさえて適切な写真を設置すれば、離脱を防いでCV(コンバージョン)率を引き上げることも可能です。今回は、CV率を上げる写真の選び方を解説します。

目次

はじめに

ランディングページにアクセスしたユーザーは、そのページを見るかどうかを、わずか3秒ほどで判断するといわれています。その指標の一つになるのが、ランディングページを開いてまず目にするファーストビューの写真。



これによってユーザーの心に訴えかけることができないと、ページからの離脱を招く原因になり、CV(コンバージョン)獲得が難しくなってしまいます。反対に、適切な写真を選べばユーザーの離脱を防ぎ、CV率を引き上げることも可能なのです。今回は、CV率を上げる写真の選び方を解説します。

ターゲットとする人物像に合った人物写真を選ぶ

ターゲットとする人物像に合った人物写真を選ぶ
ランディングページの作成は、CV、つまり登録や契約といったアクションを起こしてほしいターゲットユーザーを意識して進めていくものですよね。ランディングページに載せる「写真」もその一部ですから、もちろん写真選びにもそうした考え方が必要です。案外見落としてしまうこともあるので、常に意識しておく必要があります。



たとえば、人物写真を載せるならターゲットとして想定している人物のイメージに近い人物が映っているものを選ぶとよいでしょう。特に、ファーストビューに載せる写真には気をつけるべきです。



これは極端な例ですが、ターゲットが20代女性だとします。ターゲットに当てはまる20代女性がページを開いた途端、50代男性の写真が目に入ったらどうでしょうか?「自分には関係ないページを開いてしまった」と感じて一瞬でページを閉じてしまうなんてことも十分考えられますよね。



つまり、ターゲットに沿った写真を選ばなければ、せっかくのお客様を第一印象で逃してしまうことになります。反対に「自分に関係のあるページだ」と感じてもらえれば、最後まで読み進めてくれる確率も上がるでしょう。

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「商品・サービスの利用でどうなるか」が表現できる写真を選ぶ

「商品・サービスの利用でどうなるか」が表現できる写真を選ぶ
ランディングページのファーストビューに載せる写真には、「商品やサービスを利用するとどうなるのか」を表現できる写真を選ぶとよいでしょう。なぜなら、ファーストビューで「これ、良いかも」と感じさせるものがなければ、ページ離脱に繋がってしまうからです。



商品そのものを魅力的に見せる写真も重要ですが、ユーザーがより興味を持つのは「商品・サービスを利用することで自分にどんなメリットがあるのか」です。



たとえば、



*身体を鍛えるグッズを売るなら筋肉のついた身体が目立つ人物の写真

*婚活サービスを売りにするなら結婚式を挙げている幸せそうなカップルの写真



このように、ユーザーがその商品・サービスを使って「自分もこうなりたい」とイメージできるような写真を選ぶと効果的です。

不信感を与えないよう、画質のいい写真を選ぶ

不信感を与えないよう、画質のいい写真を選ぶ
これは基本ともいえますが、ランディングページに使用する写真には、画質や色味のいい写真を選ぶようにしましょう。



画質の悪い写真を使ったランディングページを見たユーザーは、「なんだか胡散臭い」「古臭い」と感じてしまうものです。



第一印象でこう思われてしまっては、たとえ商品・サービスがどんなにいいものであっても詳細な内容を見てもらえません。余計な不信感を与えてしまわないためにも、そのような画質の低い写真は避けるべきです。



といっても、あまりに高画質すぎる写真の使用は、ランディングページの表示速度を下げ、ユーザーの離脱率を上げてしまう原因になってしまいます。まずは低画質の写真を選ばないよう意識し、表示速度に影響を与える写真なら圧縮するなどの対策を行いましょう。

写真素材の取得には有料のストックフォトサービスがおすすめ

写真素材の取得には有料のストックフォトサービスがおすすめ
写真の選び方がわかったところで、次は写真の取得方法についてご説明します。ランディングページに載せる写真を探すには、数多くの写真素材がまとめられているストックフォトサービス(写真取得サービス)を利用するとよいでしょう。



ストックフォトサービスには、有料のもの・無料のものどちらも存在します。ただ、権利に関して安心できる高品質の写真を探すなら、有料サービスの利用がおすすめです。以下では、有名な有料ストックフォトサービスをご紹介します。

日本人の写真素材が豊富な「PIXTA ピクスタ」

画像や動画、音楽など、3,310万点以上(※2018年5月現在)の素材を販売している「PIXTA(ピクスタ)」。ピクスタの写真素材はロイヤリティフリーなので、一度購入すれば使用回数に制限なく、ほかの用途でもその写真を使用できます。



PIXTAの魅力は、日本人がモデルとなった写真素材の点数が多いことです。ターゲットとするユーザーが日本人なのであれば、ひと目見て日本人だと思える人物の写真を載せたほうが、より親近感を持ってページを見てもらえるでしょう。



会員登録をすれば毎週更新される無料素材もダウンロードできるので、試しに使い心地を確かめてみてはいかがでしょうか。

【PIXTA】

豊富な素材数で欲しい写真が見つかる「Fotolia フォトリア」

「Fotolia(フォトリア)」は、Adobeが運営する有名なストックフォトサービス。こちらで購入できる写真も、すべてロイヤリティフリーです。



写真やイラスト、ベクター、動画といった素材の数は、12,100万点(※2018年5月現在)を超えます。これだけあれば、欲しい写真がなかなか見つからず、いくつもの無料配布サイトを探して回るという苦労も大いに軽減できるでしょう。

【Fotolia】

独占使用で他社と差別化も図れる「amanaimages アマナイメージズ」

「amanaimages(アマナイメージズ)」は、写真や動画などの素材2,500万点(※2018年5月現在)を有するサービスです。ロイヤリティフリーの素材のほか、期間制限付きで利用できるライツマネージドの素材もあります。後者のうち、アマナイメージズのみで販売されている「Exclusive」の素材であれば、競合他社が同じ写真を使うことのない独占使用も可能です。



amanaimagesでは、イメージに合わせた素材を探して提案してくれる「フォトリサーチサービス」もあります。時間がない時にも心強いですね。

【amanaimages】

権利侵害のリスクあり!無料素材の使用で注意すべき点

権利侵害のリスクあり!無料素材の使用で注意すべき点
有料素材に対し、無料素材の使用には、特別に注意すべき点があります。その一つは、知らぬ間に権利を侵害してしまう可能性があること。



無料の写真だと思って使用したら、それが実は他のサイトで販売されている有料素材だったということが起こり得ます。実際に損害賠償が請求された例も。そうなってしまえば、CV率を上げるどころか企業の信頼を落とすことにもなりかねません。



また、サイトによっては、利用規約により素材の商用利用を禁じているところもあります。この場合も、気づかず使用してしまうと賠償金や利益の返還を請求されることが。商用利用の可否にかかわらず、利用規約に目を通すことが重要です。きちんと確認しておきましょう。
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まとめ

以上、ランディングページのコンバージョン率を上げる写真の選び方を解説しました。ランディングページを開いた時、ユーザーの目にまず飛び込んでくるのは、文字よりも画像です。そのため、ファーストビューの写真次第ではアクセスしてくれたユーザーを引き留め、CV率を上げることも可能です。



せっかくランディングページを作るのなら、その効果を最大限に引き上げるためにも今回ご紹介したポイントをおさえて写真を選定しましょう。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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