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BtoBのランディングページを作成する際に必ず押さえておきたい5つのポイント

2022.3.7
BtoBのランディングページを作成する際に必ず押さえておきたい5つのポイント
BtoBのランディングページを作るときは、BtoBならではのユーザーの特徴を把握することが大切です。この記事では、衝動買いはしない、費用対効果を慎重に検討するという2つのユーザー特性と、ランディングページ作りのポイントを紹介します。「購入」ではなく「資料請求」へ誘導することや他社製品との比較を掲載することなど、5つのポイントを解説しているので、BtoBのページで「効率良く顧客を獲得したい!」という方は参考にしてください。

BtoBとは

Business to Businessの略。企業間での商取引のことを指します

目次

はじめに

法人企業に向けて商品やサービスを提供するBtoB(Business to Business)においてランディングページ作りをするときは、BtoBならではのユーザー特性を把握することが大切です。

この記事では、一般消費者をお客様とするBtoC(Business to Customer)の場合と比較しながら、ユーザーの特徴やランディングページ作成のポイントを解説しています。



BtoBのページで「効率良く顧客を獲得したい!」「コンバージョン率をアップしたいという!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

BtoBのランディングページを訪れるユーザーの2つの特徴

BtoBのランディングページを訪れるユーザーの2つの特徴
BtoB向けランディングページページを訪れる人は、当然、法人企業で働くビジネスマンであることが予想されますが、彼らはどのような特徴をもっているでしょうか?



ユーザーの特徴を把握することでより効果的なランディングページを作ることができますので、作成前に確認しておきましょう。

特徴1.BtoBのユーザーは衝動買いしない

BtoCのランディングページの場合、ユーザーは個人であるため、自分で商品を選び自分で購入の決定をします。衝動買いをしてくれることもあるでしょう。



それに対して、BtoBのランディングページを見るユーザーは企業の一担当者であることが多いため、基本的には衝動買いをしたり、すぐに購入を決めたりすることはありません。



担当者が情報収集をした後、上司への報告や複数の関係者での話し合いを経て購入の意思決定がされます。情報収集から購入までの流れがBtoCと大きく異なりますので押さえておきましょう。

特徴2.BtoBのユーザーは費用対効果を慎重に検討する

BtoBのユーザーが求めていることは、導入コストに対する効果の大きさです。商品やサービスの購入費用を抑えつつ、自社に大きなメリットをもたらすことを重要視しています。



逆にコストをかけた割に利益がアップしなかったり、従業員の作業効率が低下してしまうことは、BtoBのユーザーにとっては避けたい事象です。



BtoBの商品やサービスは高額であり経営全体に関わってくることも多いため、購入検討が慎重になりがちであることを理解しておきましょう。

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BtoBのランディングページ作成において押さえておきたい5つのポイント

BtoBのランディングページ作成において押さえておきたい5つのポイント
ここからは、BtoBのユーザー特性を把握した上でランディングページ作成におけるポイントを5つご紹介します。

1.「購入」ではなく「資料請求」へ誘導する

1.「購入」ではなく「資料請求」へ誘導する
繰り返しになりますが、BtoB向けページを訪れるユーザーは商品やサービスを見つけてもすぐに購入するわけではありません。



上司や関係者へ報告しようと情報収集をしている状況が予想されるため、「購入」ではなく「資料請求」や「お問い合わせ」をもらえるように意識しましょう。



具体的には、以下のような工夫をすると効果が期待できます。



*「資料請求」ボタンをページの最下部だけでなく途中にも設置する。

*ページ内に「お問い合わせフォーム」を設置する。

*ページの途中に資料のダウンロードリンクを設置する。



わかりやすい資料を作っておくことや、お問い合わせに丁寧に答えることも大切ですが、まずは商品情報へアクセスしてもらうことが重要です。

2.製品導入によるメリットや効果を明確に示す

BtoBのユーザーは、製品導入後の具体的なメリットや成果を求めているため「◯倍の効果!」「作業時間短縮!」といったわかりやすく端的なメッセージを記載することが大切です。



具体的な数字でメリットを示したり、いかにストレスが減らせるかを伝えることも効果があります。もちろん、これらのキャッチコピーには根拠が必要です。導入実績や取引企業なども一緒に掲載することで信頼性をアピールしましょう。



BtoBのユーザーは、社内で解決したい具体的な悩みをもっているため、その悩みに寄り添うことも大切です。「勤怠管理にお悩みはありませんか?」などユーザーの課題に寄り添った上で商品のメリットを示せば、より効果が期待できるでしょう。

3.簡単に他社製品と比較できるようにする

3.簡単に他社製品と比較できるようにする
BtoBのランディングページを訪れるユーザーは一つの企業のページだけを見て購入をすることは少なく、複数企業の同様な商品やサービスを比較してより良いものを探していることが予想されます。



そのためランディングページ内に、簡単に他社と比較できるような情報を設置することが大切です。自社製品の一覧やカタログのようなページは効果が薄くなってしまいます。



料金や納期、特徴などについて、他社との違いを一覧表でわかりやすく表示したり、他社よりも優れている点を簡潔に伝えましょう。

4.導入フローや導入後のサポートについても説明する

BtoBのユーザーは、導入までの手間も減らしたいと考えているはずですので、簡単に導入できることや導入の流れも伝え、安心してもらうことが大切です。また導入後のサポート体制はユーザーにとって嬉しいポイントですので、しっかりと説明しておきましょう。



これらの情報によりユーザーが納得するだけでなく、上司や関係者を説得するときの材料にもなるため、ユーザーが商品を選んでくれる可能性が高まります。

5.できる限りシンプルで簡潔なページにする

5.できる限りシンプルで簡潔なページにする
ランディングページ全体に関することですが、できる限りシンプルで簡潔な構成にしましょう。BtoBのユーザーであるビジネスマンは多くの仕事を抱えている傾向にあるため、説明が冗長であったり、商品写真が多すぎたりすると読んでもらえない可能性が高まります。



良い商品やサービスであるという自信をもつことは大切ですが、気持ちが強くなりすぎると説明が多くなり、伝わりにくいページになりがちです。商品やサービスのメリットや特徴を明確にして、適切なキャッチコピーや写真を配置し、ひと目で理解できるようなランディングページを作ることを心がけましょう。

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まとめ

以上のように、BtoB向けランディングページページを訪れるユーザーはBtoCのユーザーとは異なり、衝動買いはせず慎重に検討してから購入を決めるという特徴があります。ページを見ている段階では、上司や関係者を説得するための情報収集をしていると考えましょう。



この特徴を把握した上でシンプルなランディングページを作り、資料請求やお問い合わせに誘導することが大切です。他社との比較や導入フローなどの情報も盛り込んでおけば、さらなる効果が期待できます。



魅力的なBtoBのランディングページを作成し、多くの顧客を獲得したりコンバージョン率をアップさせたいときは、上記のポイントをぜひ取り入れてみてくださいね。

この記事を書いたライター
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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