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通販事業をお考えの方へ!サブスクストアLPの作成・反映方法

2023.12.13
通販事業をお考えの方へ!サブスクストアLPの作成・反映方法

昨今オンラインショッピングの需要が急速に伸びて、ネット通販やオンラインショップは一つの巨大な市場を形成しています。
そんなネット市場の魅力を目的として多くの事業者もまた、インターネットを利用して商品やサービスを提供しています。さらに日本では最近サブスクリプションのような定期購入サービスの需要も高まっており、こちらは一度仕組みを作ってしまえばその後の業務をほとんど自動化できます。
費用を抑えつつ安定した売り上げを出せるので、事業者にはとても魅力的なビジネスモデルといえるでしょう。

しかし、オンラインでの売れ行きが伸び悩んでいたり、サブスクリプション購入を可能にするECサイトの構築方法が分からない方も多くいらっしゃるでしょう。
この記事ではECサイトの販売に直結する LP(ランディングページ)の特徴や、制作の肝となる部分、サブスクストアを利用する際の作成方法や反映方法などについて解説します。

目次

LPの特徴

LPの特徴

LPとはWEBマーケティングにおいて広告やキャンペーンのリンク先として制作した、独立したページのことを指します。サイトに訪れたユーザーが最初にアクセスするページであることから、サイトの顔であると同時に売り上げにも直結する大事な部分です。

SNSやブログ、ただのECサイトだと他のページやコンテンツに簡単に移動できてしまうため、さまざまな対策を施してもなかなか売上に繋びつかないということが多々あります。SNSやYouTubeなどで商品ページのURLをシェアしてもほとんどクリックされなかったり、サイト訪問直後に離脱されてしまったりといったケースです。
では、商品の説明をしてそのまま流れるままに購入していただくためにどのようにしたらいいのか、そのようなお悩み解決に役立つのがLP(ランディングページ)です。

LPの役割は他のプラットフォームと比べると非常に分かりやすく、特徴としては縦長な形状で他のページへのリンクが少ないこと、自由なレイアウトで画像や動画を活用できること、ユーザーの購買行動を誘発すること、短い時間でユーザーに強いインパクトを与えることなどがあります。
現在ネットショッピングをする媒体としてスマホが中心となる中で、片手でスクロールして閲覧できる縦長LPのメリットは大きく、リンクが少ないことからユーザーをそのまま購入サイトに誘導することで類似商品と迷わないように防ぐ効果もあります。

ここでサイト製作者様向けに定番のLP構成について紹介いたします。
LPの構成には大きく3つの型があります。

問題解決型モデル(Problem)

消費者が今直面している問題を解決したい、早く問題を解消したいという行動を促す内容です。
例として、「今〜にお困りの方はいませんか」といった出だしのものがこれにあたります。

欲求充足型モデル(Desire)

欲求充足型モデル(Desire)

欲求を満たしたい、今すぐ必要ではないけれど欲求を満たしたいと思っている消費者に訴求する内容です。
例として、ブランド品や行ってみたい場所等の嗜好品、レジャーなどが挙げられます。

潜在的需要型モデル(Latent Demand)

潜在的需要型モデル(Latent Demand)

商品やサービスの必要性に気づいておらず、検索もしていない状態から、あるきっかけで自分にとって必要だと気づき商品やサービスを積極的に探し始める状態の時に求められる内容です。
例としてドライブレコーダー、防災グッズなどがあります。

これらのモデルを用いることで期待させたり、共感を得たりすることをはじめ、解決方法や競合他社との比較、信頼性の示唆、不安解消、感情への訴求、行動促進といった流れでユーザーの感情を繋いでいきます。
LPを読み始めてもらうために大切なこととしてはキャッチコピーで心をつかむことと、結論を先に伝えることです。
パッと見てすぐに内容がわかるような形を意識しましょう。

サブスクのカートシステムの利用

サブスクのカートシステムの利用

サブスクリプションカートとは定期的な支払いを伴う商品やサービスの購入を容易にするオンラインのショッピングカートのことです。導入を薦める理由としては以下3点が挙げられます。

・顧客管理を自動化して管理工程を削減できる
・継続率向上に繋がる対策を打てる
・出荷や在庫管理の自動化により発送漏れが起こりづらい

サブスクのカートシステムを導入することで、顧客側は煩雑な手続きや支払いの手間を省け、継続的なサービスの提供を受けることが容易になり、企業側は収益の予測がしやすくなり、長期的なビジネスの成果を見込めます。さらには管理に伴う人的資源の浪費やミスも防げますので、顧客と企業側のどちらにも大きなメリットがあります。しかし、注意点もあります。

例えば顧客管理機能の対応範囲がどこまであるか、受注管理機能は業務フローに耐えうるか、継続やアップセルにつながる機能は充実しているか等があります。扱うサブスクのカートシステムによって違いがあり、すべて自動で行えると思っていたら実は発送確認が手動だったなんてことも。

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サブスクストアを利用してみよう

サブスクストアを利用してみよう

サブスクストアは、BtoB(企業間取引)のサブスクリプションやEC事業に必要な機能を1箇所のクラウドで提供している便利なサービスです。決済システム、顧客や在庫の情報管理に加え、LP制作もできます。
LPを作成する際にサブスクストアを利用する最大の利点としては、LPの顧客を引き寄せる特性とサブスクリプションを気軽に利用してもらえる点です。適切なプラットフォームの選択、魅力的なデザインとブランディング、印象に残るコンテンツやアイデアの作成、CTAの最適化、そして長期的なデータ分析と改善が重要なポイントです。

サブスクストアでのLP作成方法

サブスクストアでのLP作成方法

LPの作成方法の大まかな流れを説明いたします。

まず画面左のメニューバーから、「広告媒体管理」を選択。そこから、「LP一体型フォーム」を選択します。LP一体型フォーム一覧画面が表示されたら、「LP一体型フォーム新規作成」をクリックしましょう。

次に、LPの基本設定を行います。
まず、「タイトル」を設定す。このタイトルは、管理画面でLP一体型フォームを検索する際に使用されます。そして、「フォームコード」を設定します。こちらも検索に使用される項目です。

必要に応じて、「代理店」を選択します。
代理店担当者であれば、LPフォームの編集が可能です。「埋め込み先のURL」は、LPフォームを埋め込むためのURLです。「フォーム状態」を選択することで、運用または運用外の設定ができます。運用中のLPフォームは機能し、運用外のLPフォームは「お申し込み内容確認」ボタンが無効になります。

会員登録設定を「任意」または「必須」から選択します。
任意の場合、パスワード入力欄が削除されます。「ワンクリック購入」を「ON」にすると、購入確定後に確認画面を経由せずに直接購入完了ページに遷移します。「メモ」欄には管理用のメモを残せます。

最後に、「保存」ボタンをクリックして設定を保存します。

注意としてLP一体型フォームの上限数のカウントは、1ヶ月間に「運用中」となったフォームの最大数をカウントします。LPを削除した場合でも、カウントは減らない仕組みとなっております。
例を挙げますと上限数が5の場合7月1日時点で、フォーム状態が「運用中」のLPが5件あるとします。7月2日に1件削除し、新たにLPを作成しようとしても上限数は5件のままとなるため、超過を知らせるポップアップが表示されます。

サブスクストアでのLP編集・反映方法

サブスクストアでのLP編集・反映方法

続いて、編集方法をご紹介します。
設定内容を編集したいLP一体型フォームの「LPタイトル」をクリックします。各設定項目に「編集」ボタンがあり、そこから内容を編集や更新可能です。

次に反映内容の設定についてご紹介します。こちらは、以下の手順で行えます。

LP一体型フォームでは商品が表示され、数量は選択できます。ログイン設定がある場合、会員の方はチェックボックスでログインフォームを表示し、情報入力を省略できます。新規購入者は順序通りに情報を入力してもらう流れになります。

フリガナフォームでは名前を入力するとカナが自動入力され、住所の郵便番号入力で都道府県から町名まで自動入力されます。メールアドレスでは一部入力後にドメインが表示され、選択できます。
お届け先を変更する設定があれば追加入力欄が表示され、必須項目の未入力やエラーはバナーで表示されます。

ワンクリック購入では金額表示や約款の表示、確認画面説明、購入確認チェックボックスが追加されます。ログイン済みでクレジットカード選択時は既存のカード情報から選択可能です。
注意としましてはエラー時には最初の項目に戻りエラーが表示されることです。

まとめ

今回はサブスクリプションカートにおけるLPの作成方法や反映方法について解説していきました。
LPにサブスクリプションカートを導入することでサブスクリプションが持つメリットをお客様も企業も受けられつつ、業務効率の改善につながります。そのため、さらなる企業業績の拡大に取り組もうとお思いの場合はぜひとも導入の検討をしてみてはいかがでしょうか。
何か疑問や導入に関して気になった方はぜひお気軽に当社までご相談ください。

この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

遊びに行く時は晴れてる日が多い「晴れ女」。デザインは美容関連が得意で、LP制作からバナー制作まで何でもお任せできます。
デザインの感性がよく制作スピードも◎

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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