ecforceとは?特徴やLPについてご紹介
昨今、コロナ渦の中で外に出られなかったことからオンラインショッピングの需要が急激に上昇しました。
外出自粛制限が解除された今でも、その利便性から多くの人がネット通販やオンラインショップ等を利用しており、皆様の中には新しくオンライン事業を始めたいと思っている方もいると思います。
商品をオンライン上に出品するにはECサイトと呼ばれる通販サイトの作成が不可欠ですが、初めてオンライン事業を始める方には一体何をやればいいのか分からないかと思います。
また、サイトの構築の経験があったとしても商品が売れなければ利益は出ないので、売り上げを伸ばすために広告や商品に合わせたプロモーションが必要です。
さらには継続的に売り上げを伸ばすために商品を買ったお客様の傾向を分析することだったり、商品を買ってくださった顧客のデータ管理も行わなければなりません。ここでずさんな管理が行われると会社の信用にも繋がります。
以上のことから企業に合わせてECサイトを作って運用したいと思う方へ“ecforce”がおすすめです。この記事ではecforceについて紹介していきます。
目次
ecforceとは?
ecforceはECサイトの立ち上げから運用、売上の最大化までに必要なさまざまな機能が搭載された、株式会社SUPER STUDIOが提供する、自社サーバー不要のネットショップに不可欠なショッピングカート機能を提供するシステムです。
一からWEBサイトを作った場合にはそのサイトを乗せるためのサーバーを外部で借りるか、または自社で機械を購入しなければなりませんが、ecforceはそこまで一括で請け負えます。
ecforceを導入しているECサイトの平均年商は2億円以上で、売上は1年間で平均230%増加(ecforceを導入しているクライアント38社の1年間の平均データ、集計期間:2021年7月と2022年7月の対比)、継続率は99.7%(事業撤廃除く、集計期間:2022年3〜8月)となっており、信頼と実績が豊富です。
ecforceは大きく分けると販売、管理、分析の3つの機能を有しており、それぞれ具体的に機能を説明すると、販売は定期販売やセット販売の提供などがあります。定期販売の商品をセット販売することもできるため、商品購入時にお客さま自身がセット商品の内容を自由に選択する機能もあります。
管理は売上集計や顧客管理機能はもちろん、広告管理、商品管理、受注管理など幅広く管理機能を備えており、会員ランクに応じてポイントを付与したり、ステップメールを送ったりすることも可能です。
分析は定期継続分析やアトリビューション分析といったCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)機能から購入率を高める施策として離脱防止機能、お客さまのアクションに対応できる商品オファー機能、広告URLごとにCVRや継続率などのさまざまなデータを分析できる、広告分析機能まで搭載しています。
ecforceの特徴
先ほどの紹介からecforceは法人向けECプラットフォームで、LP作成から受注・顧客データ管理分析など、ECに必要な機能を揃えたサービスとなっています。
ECサイトとしては簡単に始められるという面もあり、このことが幅広い企業に導入されている理由の一つです。そして顧客接点から購入後のフォローまで、顧客とコミュニケーションを取るための機能も備えていることから、お客様一人一人に合わせた販売を行えます。これらがecforceの大きな特徴です。
LPでは何ができるの?
LP(ランディングページ)とは訪問者へサービス・商品の訴求を行うことに特化したWebページのことです。ecforceは特に下記の機能が強みなので紹介します。
デザインの組み合わせが自由・コンテキストに合わせたページ作成
ユーザーの履歴から個別にランディングページや確認画面、購入完了画面のデザインや導線を自由に組み合わせられます。
さらにタグコードと呼ばれる、裏で設定されたプログラミングコードが肥大化しないようにパターン化することで管理を行いやすくしています。
最適な広告チャネルとクリエイティブを見定める
ecforceではランディングページのURLを簡単に作成できます。
アクセス数やCV数といったデータの集計と管理が行えるため、お客様一人一人に合わせた広告効果を高めたり、効果を測ったりできます。
広告効果をリアルタイムで確認しながら、クリエイティブの改善を実施することで無駄のない効率的な広告運営が行えます。
購入完了時に追加購入を促進させて顧客単価向上
販売ページで商品を購入したユーザーに対して、購入完了画面で合わせ買いや上位プランへの提案を行える機能が標準で備わっています。
ユーザーにとっては適切なタイミングでお買い得な情報に触れられるので、買い逃しを防ぎ満足度を高められます。それと同時に、企業の販売機会喪失を防ぐこともできます。
LPの作成方法
LPの全体の構成は以下の通りです。
・LP(購入フォーム )
・確認ページ
・サンクスページ(購入完了画面)
なお、確認ページをスキップさせて購入導線を簡略化することも可能です。
まずはテンプレートを用いてそれぞれのページを作成します。
次に各種テンプレートタイプを選択した時点で、フォーム部分に関する初期設定値が「ボディー編集」と「CSS編集」に入力されています。「CSS編集」は削除せず、「変更可能」と記載された箇所の編集と、必要に応じてCSSの追加を記述してください。またテンプレートの制作(発注)時には注意事項がございますのでホームページを必ずご確認ください。
ecforceとShopifyの違いは?
同様のサービス製品としてShopifyというECサイト構築システムがございます。
それぞれの秀でている面があるため、ビジネス環境・コスト・ECの熟練度の観点からこれらを比較します。
ビジネス環境を比較しますとecforceは国産で契約企業の平均年商は2億円以上。
それに対してShopifyの本社はカナダで、追加開発前提であればスモールビジネスから大規模まで幅広く対応可能です。日本の商習慣により適合しているのはやはりecforceであり、近年人気のサブスクリプションサービスも充実しています。
一方でShopifyは世界各国に支社を置いてサービスを提供しています。Shopifyも他社アプリの導入と、導入のための開発を入れることでサブスクリプションモデルを構築できますが、さまざまなカテゴリの商品を扱うECの方が向いています。
コストの面だと月額費用のみで比較するとShopifyが圧倒的に安いですが、実は機能拡張やコンサルを受ける前提である場合、追加でコストがかかってきます。さらにデフォルトの機能が少ないという面もあります。
それに対してecforceは国内でECチャネルのみで年商数十億規模のブランドも多数使っており、ブランドに求められる機能を優先的に開発し、他のブランドにも汎用提供しており、それくらいの規模を目指せる機能がデフォルトで利用できます。本費用が素の状態のShopifyより高いのは、デフォルト利用できる機能とそれにかかっている開発費用の差ともいえるでしょう。
以上から自社に開発リソースやノウハウを保有しているブランドであれば、柔軟に機能拡張を進められるShopifyが適しているかもしれません。ECサイト開発経験やノウハウがない場合はecforceの方がより適しています。
ECの習熟度から見るとShopifyは低価格ですが、本サービス以外のサポートは限られています。
Shopifyはそのカスタマイズの自由度に関してはとても広いですが、こちらをうまく活用するにはノウハウがないと厳しいといえます。
そのため、ECサイトは初めてで自社と相性の良いサイトを構築するならecforceがそのサポートの手厚さから優れているといえるでしょう。
まとめ
今回はecforceとそれにかかわる諸機能について紹介いたしました。
ECサイトの運営はこれまで獲得できなかった新規顧客を呼び込む可能性を大きく広げ、製品市場を拡大することに大きな力を持っています。
その一方で適切な運用管理と改善を行わなければ費用として浪費することにつながります。
はじめてネット市場に参入するハードルは高く思われがちですが、ecforceのような便利なサービスがございますのでぜひご利用ください。
ecforceに関して気になる点がある方はぜひお気軽に当社までご相談ください。