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ランディングページ運用で避けるべきリスクとは?有効な運用について解説!

2023.11.30
ランディングページ運用で避けるべきリスクとは?有効な運用について解説!

ランディングページは売上に大きな影響を与えますが、その分運用する上でリスクも伴います。
とは言え、どうすればランディングページで成果を出したり、リスクを防いだりできるかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ランディングページを運用する上で避けるべきリスクと有効な運用について解説します。
ランディングページの定義と役割を理解した上で、効果的にランディングページを運用するためのポイントは何なのかを確認しましょう。

目次

ランディングページの定義と役割とは?

ランディングページの定義と役割とは?

ランディングページとは、検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。主に、「広義のランディングページ」と「狭義のランディングページ」の2つに分けられます。

「広義のランディングページ」とは、最初にアクセスして着地したページのことで、集客ページや入口ページとも呼ばれています。例えば、最初にアクセスしてたどり着いたページが「求人広告」なのであれば、そのページがランディングページになります。

一方で、「狭義のランディングページ」とは、ユーザーのアクションを目的とするウェブページのことで、売上や成約率に直結しやすい重要なページと言えます。
アクションとは、資料請求・自社商品の購入・求人の申し込み・メールマガジンへの会員登録・グループワークへの参加予約などが挙げられます。

では、ランディングページの役割とは何なのでしょうか?
ランディングページの最大の役割は、ユーザーがホームページへのお問い合わせや資料請求、商品の購入、サービスの申し込みなどのアクションを喚起することです。

また、検索連動型広告でも大きな役割を担っています。検索連動型広告とは、検索キーワードに関連する広告が表示される仕組みのことです。今までに、一度開いたことのある広告に似たような広告が表示されるようになった経験はありませんか?興味があれば、次に出てきた広告もクリックしてしまいますよね。
そのように、ユーザーが興味を持ちやすい広告が表示されるため、クリックされやすいという特徴があります。

とは言え、興味を持たれやすい広告でも、クリック先のコンテンツがわかりづらいものであれば、ユーザーは離脱してしまいます。
しかし、ランディングページを用いればそのような離脱を防ぐことができ、ランディングページを利用して、ユーザーの知りたい情報を最大限にまで引き出すことで成約につなげていきます。

ランディングページで使用できる広告運用の種類

ランディングページで使用できる広告運用の種類
ランディングページで使用できる広告運用は、以下の6つです。

1.キーワード検索広告(リスティング広告)

出稿してから成果が出るまでが早く、LPOに役立ちますが、運用に手間がかかるというデメリットもあります。

2.リマーケティング広告

成約の可能性が高いユーザーにタイムリーに広告できたり、成果単価を下げられたりします。ただし、新規見込み客の開拓には向いていません。

3.ディスプレイ広告(純広告)

潜在的な見込み客へ広くアピールできたり、戦略的に使えたりしますが、コストがかかります。

4.SNS広告

想像以上に効果が上がる可能性があり、ユーザーの声をリアルタイムで聴けるというメリットがあります。しかし、炎上すると厄介な広告です。

5.動画広告

クリックなしで広告を見れたり、狙ったターゲット層にアピールできたりします。ただし、逆効果となるリスクもあるので注意が必要です。

6.アフィリエイト広告

CPAという観点ではコストパフォーマンスが抜群ですが、月額固定費がかかるというデメリットもあります。
このようにそれぞれ、想像以上に効果が上がる可能性があり、タイムリーに広告できたりするメリットがある一方で、新規見込み客の開拓に不向きであり、コストがかかったりするというデメリットもあります。
そのため、あらかじめその広告のメリットやデメリットを調べた上で、どの広告にするかを選ぶことをおすすめします。

6.アフィリエイト広告

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効果的に運用するための5つのポイント

ターゲットの明確化

ターゲットの明確化

まずは、ターゲットをランディングページに誘導する仕組みを整えましょう。
ターゲットが明確でなければ、予想したターゲット層とは違うカテゴリーのユーザーを集客してしまう可能性があります。ペルソナが設定できていない場合は、性別・年齢・顧客が信用しているメディアなどを明確に設定しましょう。

Web広告の出稿

ランディングページは商品やサービスを詳しく紹介する役割を果たしますが、それだけでは訪問者を集めるのが難しく、Web広告を使って訪問者を引きつける戦略が必要となります。
具体的には、広告を出稿することで、設定したターゲット(例えば、特定の年齢層、地域、趣味等)に向けて広告を表示することができ、自社の商品やサービスに興味を持ちそうな人々をランディングページに誘導することができます。
さらに、ユーザーの検索履歴や閲覧履歴などのデータを活用すると、その人がどんなものに興味を持っているかを見つけ出すことができます。この情報をもとに、ユーザーが興味を持ちそうな広告を表示することで、さらに効果的にランディングページへと誘導できます。
簡単に言えば、ランディングページは「商品やサービスを紹介する場」、Web広告は「興味のある人をその場に誘う手段」という役割を持つと考えると理解しやすいかもしれません。

Web広告の出稿

A/Bテストの実施

A/Bテストの実施

A/Bテストとは、バナーや広告文、Webサイトなどを最適化するために実施するテストの1つです。
CATボタンの位置・デザイン・メインビジュアル・キャッチコピー・見出しなどに悩んでいる場合は、A/Bテストを行ってみるのもおすすめです。

LPOを行う

LPOを行う

LPOとはLanding Page Optimizationの略語で、自社サイトのランディングページの問題点を正しく把握し、解決策を模索していくために有効です。
具体的なLPOの進め方は、データ分析、仮説の検討、改善策の実施、効果の検証、改善策の検討です。一度作成して「完成」ではなく、公開した後も精度を高めるために、継続してLPOを行う必要があります。

改善のタイミングを逃さない

改善のタイミングを逃さない

ランディングページは、直接的に売り上げや申し込み数に影響するページであるため、内容を改善したり、精度を高めたりしなければ企業は利益を得られません。
さらに、商品やサービスの概要に変更があったり、価格が見直されたりした場合は、正しい情報をユーザーに伝えるために早急に修正を行いましょう。
ただし、あまりにも頻繁に手を加えてしまう行為にはリスクがあるので、頻繁な内容変更はおすすめできません。

よくある失敗

よくある失敗

1つ目は、ターゲット・訴求内容などの設計を詰め切れていないことです。
「誰に向けたページなのか」「その人が抱えている悩みは何なのか」「その悩みを解決するためにどのような策があるのか」などが決まっていないと成果の出るランディングページは作れません。

2つ目は、関係者との意思疎通・伝達不足であることです。
設計内容をしっかりと理解してもらえるかがランディングページ制作を成功に導く上での鍵になってきます。
特に、社外の人に依頼をして制作を行う場合には、自社商材や顧客属性に関する知識は持っていないことがほとんどです。前提知識は一切ないと想定してイチから丁寧に説明することを心がけてください。

3つ目は、リリース後の運用・メンテナンスが考慮されていないことです。
ランディングページは実際のページが正式に公開された後も「実際に効果は出ているか」「修正・改善するべき部分はないか」など、定期的なメンテナンスが必要です。
そのため、ランディングページ制作を外注する場合は、「公開後の運用から保守・管理についてまでしっかり見据えた提案をしてくれるのか」をあらかじめ確認しておきましょう。

まとめ

今回は、ランディングページを運用する上で避けるべきリスクと有効な運用について解説しました。
ランディングページを運用する場合は、あらかじめどの層のユーザーをターゲットとするのか、改善するところはないかなどを把握しておきましょう。
また、完成したランディングページを放置してると徐々に精度が悪くなり成果が得られなかったり、広告を使用する際にメリット・デメリットを把握せずに利用していたりするとさまざまなリスクが発生するので注意してください。

この記事を書いたライター
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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