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Google optimizeの使い方を学んでLP導入を成功させよう!

2022.11.21
Google optimizeの使い方を学んでLP導入を成功させよう!
ランディングページ(LP)の効果測定のため、Googleオプティマイズを利用される方もいるでしょう。A/Bテストに使えるツールとして、ユーザーに訴求するLPを効果的に分析することが可能です。しかし「Googleオプティマイズのテスト方法がわからない」という方もいるのではないでしょうか。今回は、Googleオプティマイズの仕組み、導入手順、テスト作成方法、Googleオプティマイズで知っておくべき用語3つについて解説します。

目次

Googleオプティマイズとは?

Googleオプティマイズとは?
A/Bテストを行うためのGoogle社の無償版ツールを指します。正式名称は「Google Optimize 360」となっています。Webサイト上に専用タグを埋め込み、自身で設定したテスト条件を分析・計測、検証できるツールです。複雑なコードで編集することもなく、Webサイトの画像やテキスト差し替えなど、簡単にブラウザ上でカスタマイズすることができます。ページに対するユーザーのアクションなどを分析することにより、クリック率やコンバージョン率の改善につなげます。

そもそもA/Bテストとは、2パターンのWebページの一部分を用意し、どちらが高い成果を出せるのかを測定するWebマーケティングにおけるCROの一つです。高度な技術を要せず、コストを抑え、効率的に検証することが可能です。変更を加える箇所により、効果が大きく異なります。ただし、ある程度の調査数がないと正しい判断ができないケースもあります。

A/Bテストを行うポイントは「ファーストビューの画像」「アクションボタンの文言」「メインコピー」「フォーム画面」の4箇所が一般的です。

一方、GoogleアナリティクスでもA/Bテストを行うことが可能です。ただし、Webサイトを準備する必要があり、URLは別となります。

Googleオプティマイズの導入手順を紹介!

Googleオプティマイズの導入手順を紹介!
ここまでGoogleオプティマイズの仕組みについて解説しました。
ここからは、Googleオプティマイズの導入手順をご紹介します。

【STEP1】 Googleオプティマイズのページに訪問する

まずはGoogleオプティマイズのオフィシャルサイトにアクセスします。「無料で利用する」というリンクが表示されているのでクリックします。
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/optimize/

【STEP2】アカウントの作成

「メール登録を行いGoogleオプティマイズを最大限に活用」という項目に入力して「次へ」をクリックします。次に「利用規約」に同意します。あわせて「お役立ち情報のメール配信」など初期設定を行いましょう。

無償版を利用する際は、基本的な機能は利用できますが、アカウント数は一つになります。複数希望する場合は、有料版を検討しましょう。

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Googleオプティマイズのテスト作成方法について

Googleオプティマイズのテスト作成方法について
Googleオプティマイズの仕組みと導入手順について解説しました。ここでは、Googleオプティマイズのテスト作成方法について解説します。

【STEP1】エクスペリエンスを作成

テストの名前と、使用するページのURLを入力し、作成するテストのタイプを選択します。今回は、A/Bテストを選択します。

【STEP2】パターンを追加

「パターンを追加」をクリックし、パターンの名前を入力します。
追加したパターンより、「編集」をクリックすると、WEBサイトのエディタページに移動します。

【STEP3】ビジュアルエディタで編集

変更を加えたい要素をクリックし、右下にあるエディタパレットの「要素を編集」で編集します。編集内容は、要素を削除、テキストを編集、HTMLを編集。HTMLを挿入、JavaScriptを実行のいずれかを選択します。テキストサイズやフォント、背景の色や行間などは、エディタパレットから編集が可能です。編集が完了したら、必ず「保存」を忘れないようにしましょう。

【STEP4】ターゲットを設定

ページターゲティング

URLを指定しますが、基本的にはエディタページと一致でOKです。
ただし、URLにパラメータを含ませている場合などは、編集しておく必要があります。編集は鉛筆マークのところをクリックして行います。URLを選択すると、「次と一致・一致しない・次を含む・次で始まる」のいずれかを選択します。パラメータをつけている場合は、基本的に「次を含む」を選択しておくとよいでしょう。

オーディエンスターゲティング

ページターゲティングに加え、オーディエンスターゲティングは、複数の条件を追加することができます。カスタマイズをクリックし、ルールタイプの選択画面を開くと、以下の項目があります。




[ループタイプを選択]

Googleアナリティクスユーザー

Google広告

UTMパラメータ

デバイスカテゴリ

行動

地域

テクノロジー



詳細設定

クエリパラメータ

データレイヤー変数

JavaScript変数

ファーストパーティのCookie

カスタムJavaScript



これらを指定することで、特定のユーザーにのみテスト配信をすることが可能です。例えばPCにのみ配信、関東のみに配信といった条件を指定できます。

【STEP5】目標設定

テストを実施するには、検証したい目標を設定します。目標はメインの目標と副目標の合計3つまで指定可能です。設定できる目標は、アナリティクスの目標・カスタム目標です。

アナリティクスの目標は、Google アナリティクスで設定されている目標を使用できます。カスタム目標では、Googleオプティマイズで直接作成が可能です。なお、イベント、ページビューなど条件設定ができます。

「テスト目標を追加」より、「リストから選択」または「カスタム目標を作成」を選択します。Googleアナリティクスで既に設定している目標があれば、リストから選択します。カスタム目標では、Googleアナリティクスで設定している「イベント」で目標設定が可能です。

【STEP6】パターンの比重を編集

デフォルトで全てのパターンが均等な割合で配信されるようになっています。比率を変更したい場合は「50%の比重」という部分をクリックします。このときに合計100%になっていないと保存ができません。CVRの上昇・下降により、売上への影響が顕著に表れます。「トラフィックの割当」からABテストの対象となるトラフィックを1-100%の間で任意に設定することにより、リスクを抑えたABテストの実施が可能です。

【STEP7】 最終チェック

オプティマイズのインストールを確認

ABテストの開始前にオプティマイズが正しくインストールされているか「インストールを確認」よりチェックします。問題があった場合は「このページのオプティマイズのインストール状態に問題があるようです」と表示されます。表示されたエラーの内容に基づいて対応し、インストール状態が正常になるまで再試行します。

プレビューで確認

OSやデバイスによってデザイン崩れが発生する場合もあるため、ウェブビュー、タブレットビュー、モバイルビューでデザインの崩れがないか動作確認します。

各設定の確認

設定した目標やURL、ターゲットなど再度確認します。スケジュール設定は、時計のマークをクリックし、開始日時と終了日時を指定します。



全て設定が完了すると、テストを開始できます。

Googleオプティマイズで知っておくべき用語3つとは?

Googleオプティマイズで知っておくべき用語3つとは?

アカウント

オプティマイズの最上層に位置するもので、企業名や商品名を付けるのが一般的です。1つのアカウントで使用するのがおすすめです。

コンテナ

サイト情報やテスト結果を保管するものです。ドメインごとにコンテナを作成する必要があります。サブドメインは、ドメインをまたいでのテスト実施が可能です。

テスト

ABテスト、リダイレクトテスト、多変量テストが可能です。Googleオプティマイズは、最大5個の同時テストが可能となっています。
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まとめ

Googleオプティマイズは、A/Bテストを行うためのGoogle社の無償版ツールです。ページに対するユーザーのアクションなどを分析することにより、クリック率やコンバージョン率の改善につなげます。高度な技術を要せず、コストを抑え、効率的に検証することが可能です。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

小規模の会社からもっとデザインの幅を広げたいと入社。ターゲットに合った、見やすくわかりやすいデザインが得意で化粧品から健康食品系まで高クオリティなLP作成を行っているデザイナー!

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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