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リスティング広告のオーディエンスターゲティングとは何?種類や使い方を解説します!

2022.11.21
リスティング広告のオーディエンスターゲティングとは何?種類や使い方を解説します!
Webマーケティングは時代の流れとともに変化していきますが、広告においても同様です。最近では、ユーザーに合わせて最適な広告を表示させるリスティング広告のオーディエンスターゲティングなども使用されています。反応がよくない場所では広告を抑え、反応がよい場所には集中的に広告を増やすことで、より明確な広告の成果が見えてくるのです。

そこで今回は、オーディエンスターゲティングの仕組みやオーディエンスターゲティングとモニタリングの違い、リスティング広告でオーディエンスをターゲットにするメリット、Google 広告のオーディエンスターゲティング活用ポイントについて解説します。

目次

オーディエンスターゲティングとは

オーディエンスターゲティングとは
オーディエンスターゲティングは、属性や行動履歴など、ユーザーの行動にもとづき最適な広告を配信する手法です。Google 広告で利用できるオーディエンスターゲティングの種類には、アフィニティ・ライフイベント・購買意向が強い・カスタム・データ(旧リマーケティング)があります。

アフィニティ

ユーザーのライフスタイルや趣味、習慣などにもとづき広告配信するタイプを指します。利用できるキャンペーンは、検索キャンペーン・ディスプレイキャンペーン・動画キャンペーンなどです。

ライフイベント

大学卒業や結婚、引っ越しなど、ライフイベントの変化を迎えているユーザーに広告配信するタイプを指します。利用できるキャンペーンは、ディスプレイキャンペーンなどです。

購買意向が強い

広告主が提供する商品やサービスと近いものを検索、または、購買意欲の高いユーザーに広告配信するタイプを指します。利用できるキャンペーンは、検索キャンペーン・ディスプレイキャンペーン・動画キャンペーンなどです。

カスタム

URL、アプリ、キーワードなどを指定して、最適なユーザーに広告配信するタイプを指します。利用できるキャンペーンは、検索キャンペーン・ディスプレイキャンペーン・動画キャンペーンなどです。

データ(旧リマーケティング)

広告主のWebサイトやアプリなどにアクセスしたことのあるユーザーに広告配信されるタイプを指します。利用できるキャンペーンは、検索キャンペーン・ディスプレイキャンペーン・動画キャンペーンなどです。

上記以外にも複数のセグメントに属するケースも少なくありません。例えば、コーヒーが趣味(アフィニティ)で人気カフェ店を検索する(購買意向が強い)、広告主のウェブサイトへのアクセス経験あり(データ)などです。

オーディエンスターゲティングの仕組みは、トイレの修理業者が購買意欲のある層に絞って、リスティング広告を配信する場合、「トイレ 壊れた」や「ウォシュレット 修理」などのキーワード検索をしているユーザーに広告が配信されるのです。

オーディエンスターゲティングとモニタリングの違い

オーディエンスターゲティングとモニタリングの違い
ターゲティングとモニタリングの違いは、広告配信の対象範囲を限定するかどうかということです。オーディエンスをターゲティングで設定した場合は、オーディエンスにのみ広告が表示される仕組みです。

例えば、オーディエンスで「外壁 修理」をターゲティングで設定した場合、「外壁 修理」をユーザーが検索したときのみ広告が表示されます。そのため「トイレ 修理」や「断熱材 種類」などと、ユーザーが検索しても広告は表示されません。

一方、モニタリングは広告の配信対象を限定しないのが特徴です。そのため、「外壁 修理」をモニタリングで設定した場合でも「トイレ 修理」や「断熱材 種類」に該当するユーザーに広告が表示されます。

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リスティング広告でオーディエンスをターゲットにするメリット

リスティング広告でオーディエンスをターゲットにするメリット
ここまで、オーディエンスターゲティングの仕組みやオーディエンスターゲティングとモニタリングの違いなどを解説しました。リスティング広告では、オーディエンスをターゲットにすることでさまざまなメリットが得られます。

オーディエンス情報の絞り込みが可能

オーディエンスをターゲットにすると、オーディエンス情報の絞り込みが可能になります。
従来型の広告では、広告「枠」に対して出稿するものでした。しかし、現在はオーディエンスターゲティングを枠から「人」をターゲットにして出稿する傾向にあります。

不特定をターゲットにするものであっても、ある程度のターゲティングが必要でありましたが、オーディエンス広告の場合は、よりターゲットの絞り込みが可能になります。オーディエンス情報の絞り込みにより、データの収集やアクセス解析などが進めやすくなるでしょう。

オーディエンスに合わせた広告の配信

ターゲットをオーディエンスに絞った広告配信は、あらかじめ方向性がわかっているため、広告が作りやすいのもひとつの特徴です。広告の中でもインターネット上では、不特定多数に見てもらうというより、ある程度のターゲットの絞り込みがポイントとなり、その属性に応じた広告を配信します。狙ったターゲットに訴求することを目的とし、ターゲットのオーディエンス以外には興味を示してもらう必要はありません。

ユーザーの属性を把握できる

インターネットを用いてどのようなユーザーが検索しているのか把握することで、より属性がわかるため、今後の広告展開に活かすことができます。

Google 広告のオーディエンスターゲティング活用ポイント

Google 広告のオーディエンスターゲティング活用ポイント
オーディエンスターゲティングは使用方法によって機会損失の原因になる場合もあります。ここでは、Google 広告のオーディエンスターゲティング活用ポイントを解説します。

顧客理解を深める

まずは、あらかじめ顧客理解を深めてからオーディエンスターゲティングを設定することが大切です。顧客理解がなければ、意図するユーザーへ広告配信できなくなる場合があるためです。CRMや営業担当などからデータを収集し、最適なオーディエンスターゲティングを設定することが今後の改善につながるでしょう。

検索広告では使用しない

検索広告で使用すると、検索ワードに応じて広告が配信されます。オーディエンスターゲティングを使用すると、リーチできる範囲が狭くなり、機会損失が生じる可能性もあるのです。したがって、オーディエンスターゲティングは、ディスプレイ広告に適していると言えるでしょう。

訪問者数が少ない場合は使用しない

広告への訪問者数が少ない場合は、オーディエンスターゲティングを設定しない方が無難です。オーディエンスターゲティングしても効果が期待できないためです。訪問者数を多くする対策に取り組むことが大切です。

除外オーディエンスを使用する

除外オーディエンスとは、特定のオーディエンスに広告の配信をしない機能です。CVにつながる見込みのないユーザーへの広告配信を防ぐことができるため、限られた予算の中で効果が期待できます。ただし、設定の範囲によっては機会損失が生じる可能性があります。除外オーディエンスは慎重に検討しましょう。
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まとめ

オーディエンスターゲティングは、属性や行動履歴など、ユーザーの行動にもとづき最適な広告を配信する手法です。ターゲティングとモニタリングの違いは、広告配信の対象範囲を限定するかどうかということです。オーディエンスをターゲットにするメリットとしては、オーディエンス情報の絞り込みが可能でオーディエンスに合わせた広告配信が可能になるのです。また、ユーザーの属性を把握できるため、今後の広告展開に活かすことができます。
しかし、オーディエンスターゲティングは使用方法によって機会損失の原因になる場合もありますので、ご紹介したポイントを抑えて運用していきましょう。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

小規模の会社からもっとデザインの幅を広げたいと入社。ターゲットに合った、見やすくわかりやすいデザインが得意で化粧品から健康食品系まで高クオリティなLP作成を行っているデザイナー!

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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