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【初心者必見】Google広告の設定方法とは?広告からランディングページへの流入を増やすコツも解説!

2022.10.7
【初心者必見】Google広告の設定方法とは?広告からランディングページへの流入を増やすコツも解説!
ランディングページの集客には、広告を使うのが効果的です。広告にもいろいろありますが、Google広告をランディングページに設定するには、どうすればいいのでしょうか。この記事では、広告配信前の準備から、Googleリスティング広告の入稿のための設定方法や、Googleリスティング広告から、ランディングページへの流入を増やすためのポイント、CVを増やすためのコツ、さらには、作った広告をユーザーに届けるためのターゲティングについて解説します。ランディングページの集客で悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

目次

広告配信前の準備

広告配信前の準備
広告配信前には、以下のような準備が必要です。

目標設定

何のために、どんな人を集客したいのか、しっかり決めてから広告配信しないと効果がありません。

ペルソナ設定

目標が決まったら、今度はペルソナを設定します。ペルソナは、自社商品を購入する架空のユーザーで、商品を買ってもらいたいユーザーをイメージして作ります。ペルソナは、漠然とした人物像では効果はなく、性別や年齢はもちろん、職業や居住地、趣味嗜好まで決めなくてはなりません。その際に、LPを閲覧するデバイスや、抱えている悩みなども設定に盛り込む必要があります。

掲載媒体の選定

広告にはGoogle広告、Yahoo!広告、SNS広告、LINE広告などがあります。この中で、SNS広告以外は検索連動型広告と呼ばれています。ユーザーが検索したキーワードに連動して、広告が表示されるので、ユーザー自身が検索した結果に伴って表示されるため、購入や問い合わせなどの、コンバージョンに結び付きやすいのが特徴です。SNS広告は、細かくターゲットを設定できる上に、拡散されやすいので高い効果が期待できます。LINE広告はユーザー数が多いので、他の広告では接触できないターゲット層にも、訴求できるというメリットがあります。

シミュレーション

広告媒体のシミュレーションツールを使って、広告配信した場合の結果を予測することができます。

Googleリスティング広告入稿のための設定方法

Googleリスティング広告入稿のための設定方法
Googleリスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示されるので、クリックされやすい広告です。Googleアカウントが必要になるので、アカウントを持っていない方は取得しましょう。

キャンペーンの作成

サイドメニューのキャンペーンを選択し、+マークから「新しいキャンペーンを作成」を選択します。キャンペーン作成画面で、キャンペーン目標とキャンペーンタイプを選択します。キャンペーン目標は8つあり、どれを選ぶかによって、キャンペーンタイプも変わります。

予算と入札単価

ここでは、キャンペーンの予算と単価を入力します。キャンペーンの1日の平均予算は、広告表と見合わせて決めましょう。単価設定は、コンバージョン、コンバージョン値、クリック数、インプレッションシェアの中から、重点を置きたいものを選んで、それに見合った単価を入力します。

キャンペーン設定

「検索ネットワーク」「ディスプレイネットワーク」から、広告を出したい配信先を選びます。配信先が決まったら、広告を配信する地域や、言語を設定しましょう。

キーワードと広告

広告グループごとに、「キーワード」と「広告文」を設定します。キーワードは、事前に用意した検索キーワードを入力します。広告文は、見出しと本文を複数用意しましょう。見出しは最低3つから、説明文は2つから設定できますが、できるだけ多く設定したほうが、広告効果が上がります。

広告表示オプション

最後に、広告の表示オプションを設定しますが、あとから追加設定もできるので、この場で設定しなくてもかまいません。次に、サイトリンク表示オプションや、コールアウト表示オプション、電話番号表示オプション、画像表示オプションなどを設定したら、確認画面で「キャンペーンを公開」をクリックすると、広告が公開されます。

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Googleリスティング広告からランディングページへの流入を増やす方法

Googleリスティング広告からランディングページへの流入を増やす方法
Googleリスティング広告から、LPへの流入を増やす方法をご紹介します。

訴求ポイントを検討

自社商品のメリットや、特徴などを広告内に表示しますが、媒体によって文字数や記載内容の制限があるので、それぞれの媒体に合わせて作る必要があります。

クリエイティブの統一感

せっかく費用をかけて広告を出しても、広告の内容とLPのファーストビューの内容が違うと、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。そのため、広告とファーストビューの内容を、合わせる必要があります。ただし、合わせるのは、あくまでもユーザー目線で行わなくてはなりません。

ユーザーが広告を見て抱いたイメージと、ファーストビューのイメージにズレがあると、ユーザーは違和感を覚えて離脱します。離脱したユーザーは、今度は競合他社のLPを見に行くので、そちらの会社の商品を、購入されてしまうかもしれないのです。つまり、広告とファーストビューが一致しないと、顧客を取られてしまう可能性があるのです。

広告からLP(ランディングページ)、CV(コンバージョン)の流れを意識した導線

ユーザーは、自分で検索したキーワードによって、表示された広告から流入してくるので、最初から購入したいという気持ちが強い顧客です。そのため、購買意欲を失わないうちに、問い合わせや、購買のためのボタンをクリックしてもらえるように、アクションを起こすためのボタンを設置しましょう。

ただし、購買意欲があっても、まだ購入をためらっている場合が多いので、ユーザーが抱きそうな疑問に的確に答え、不信感を払拭するような、コンテンツの配置を心掛ける必要があります。とはいっても、あまりにLPに詰め込み過ぎると、かえって離脱を招きやすくなるので注意が必要です。

ランディングページに流入してからCVを増やすコツ

ランディングページに流入してからCVを増やすコツ
Google広告を見て流入してきたユーザーは、自分が入力したキーワードに合った広告から入ってきたので、購買につながる可能性が高いユーザーです。これは、他のルートから流入したユーザーには見られない特徴です。つまり、Google広告から流入したユーザーは、コンバージョン率の高いユーザーということになります。わかりやすく言うと、「今すぐその商品が必要な人」ということです。購買につながる顧客を獲得し、コンバージョンを上げるには、この「今すぐ」のお客を、逃さないようにしなければなりません。

「そのうちのお客」の対処

「今すぐ」のお客がいる一方で、「そのうちのお客」もいます。「そのうちのお客」は、その商品に興味はあるけど、今すぐ買いたいとは思わない人です。今すぐのお客も大事ですが、今すぐ買いたいと思わないお客は、潜在的な顧客になるので、やはり大切なお客です。

LPは、今すぐのお客を逃さないための工夫を、ファーストビューに盛り込む必要がありますが、そのうちのお客を取り込むのは、LPの中盤以降にするのがいいでしょう。そのうちのお客は、競合他社の商品と比較していることも多いので、自社商品のメリットを、LPの中盤以降でしっかりアピールすることが大切です。

ファーストビュー直下にボタンを設置する

今すぐのお客を逃さないために、ファーストビューを作ったら、その直下に問い合わせや購入などの、アクションを起こすボタンの設置を忘れないようにしましょう。
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Google広告でのターゲティング

せっかくいいサイトを作っても、自社の製品を届けたい人に届かなければ意味がないですよね。
ここでは、Google広告でユーザーを指定する「オーディエンスターゲティング」について深堀りしていきます。

1.ユーザー属性

ユーザー属性とは、以下の要素でユーザーを絞る広告表示の方法です。

・地域
・年齢
・性別
・端末の種類

ユーザー属性を設定することで商品のターゲットに的を絞って、商品の良さを訴求できるのです。

2.アフィニティカテゴリ

「アフィニティカテゴリ」とは、ユーザーの興味や関心に合ったもの、ユーザーの習慣に合った広告を配信するものです。
スポーツ、フィットネス、テクノロジー、美容、健康など様々なカテゴリに分かれています。
2023年時点では以下のカテゴリが利用できます。

・スポーツ、フィットネス
・テクノロジー
・ニュース、政治
・フード、ダイニング
・メディア、エンターテイメント
・ライフスタイル、趣味
・乗り物、交通機関
・家庭、園芸
・旅行
・美容、健康
・ショッピング好き
・銀行、金融

ここから、さらに細かいカテゴリまで分かれたカテゴリも選択できます。

3.購買意向の強いユーザー層

「購買意向の強いユーザー層」では、類似商品について検索しているユーザーや購入を検討中のユーザーに対し広告を配信できます。
幅広いカテゴリの中から選択できます。

4.カスタムセグメント

「カスタムセグメント」とは、キーワードやウェブサイトのURLを指定して広告を配信するオーディエンスです。
自社サイトや商品に興味や関心、購入志向を持ったユーザー、Googleで検索したユーザーをターゲットにできます。
自社商品や似ている商品を入力して使う方法もあります。
2023年5月1日から、類似ユーザー又は類似セグメントがターゲティングの機能として段階的に導入されます。

5.リマーケティング

「リマーケティング」とは、以前に自社のウェブサイトやアプリを閲覧、利用したことがある人に向けて、広告を配信するものです。
この機能を利用するためには、ウェブサイトにタグを設置し、リマーケティングリストを作る必要があります。

6.類似ユーザー

「類似ユーザー」はリマーケティングリストのユーザーと似ている広告を配信するものです。
自社製品を購入している人と類似したユーザーに配信でき、購買意欲や興味関心が高いユーザーに対して、アピールが可能です。

ターゲティングを設定する注意点

オーディエンスターゲティングはあくまで推定

オーディエンスターゲティングとは、あくまでGoogleの推定にすぎません。
Googleはこれらの情報からユーザーの特徴や属性を推測しています。

・ユーザー自身がGoogleアカウントに登録した情報
・Webページの閲覧履歴
・クリックした広告

ウェブでの行動が少ないユーザーは、データを十分に集めきれないため正確性が下がります。
オーディエンスターゲティングは絶対ではありません。
精度に期待しすぎるのは止めておきましょう。

機会損失の可能性

ターゲティングの仕方によっては、本来広告表示されているはずのユーザーに表示されなくなるため、顧客獲得の機会を逃すことになります。
無駄な機会損失を避けるには、検証を繰り返し行い、徐々に配信対象を絞りこんでいきましょう。

絞りすぎはNG

一日に使える広告予算が決まっている場合は、あまりにもターゲットを絞り込みすぎると予算を使いきれず、広告も少ししか出せないという状況に陥ります。
最初は、ターゲティングせず予算分の広告を出しつつ、だんだんターゲットを絞っていきましょう。
予算をしっかり消化しながら、ターゲットを絞るのを焦らずに広告を出していきましょう。

まとめ

Google広告では、ユーザーが検索した、キーワードに沿った内容の広告が表示されるので、クリックされやすく、流入したユーザーが、何らかのアクションを起こしてくれる確率も高くなります。いわゆる「今すぐ」のお客なので、ファーストビューでしっかりユーザーの心を掴んで、コンバージョンに結び付けることが大切です。今すぐのお客を逃さないために、ファーストビューの直下にアクションボタンを設置して、コンバージョンが上がるように工夫しましょう。
また、Google広告では、広告の表示される人をさまざまな区分でターゲティングできます。
ただ、最初から絞りすぎるとかえって効率的に広告を出せなくなったり、本来届くべき層に届かないこともあります。
広告のデザインや戦略をたてたあとは、その内容が響くお客様に対してアプローチして行けると良いですね。

Google広告を有効活用して、さらなる集客アップを目指しましょう。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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