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売れるLPにはグラデーションデザイン?その魅力とポイントについて

2022.6.23
売れるLPにはグラデーションデザイン?その魅力とポイントについて
LPデザインの難しいところは、ただ閲覧してもらうだけでなく、購入や申込などアクションを起こすために促していくことが大切。比較的自由にデザインできるため、商品・サービスに合わせてカラーや配置を考えることができます。その反面、デザイン次第で離脱や読み流されることもあるため、気を付ける必要があります。



売れるLPには様々な法則がありますが、その中でも流行のデザインを取り入れることはユーザーを惹きつけやすいと言われています。今回は近年トレンドとされているグラデーションを使ったデザインについてご紹介していきます。さらに、成果の出やすいLPを制作するために、基本的なデザイン戦略もお伝えしていくので、ご参考ください。

目次

2020年から流行しているwebデザインのトレンド

1つ目は、かっこいいダークモードです。

シンプルかつモダンな雰囲気はかっこいい雰囲気を創出させ、加えて画面の明るさを低下させてバッテリーの消費も削減できるという利点を持っています。
アクセントとして別の色を1つだけ入れるとそこに着目できるのでおすすめです。

2つ目は、グラデーションです。

何色のグラデーションかによっても印象は変わってきますが、グラデーションのデザイン自体が2020年以前から流行っています。
近年では単色ではなく複数の配色を用いたグラデーションがトレンドです。

グラデーションの背景のなかに白文字を浮かび上がらせることで現代風のデザインになります。
グラデーションについては次の内容で詳しく解説します。

3つ目は、写真とグラフィックの融合です。

写真とイラストを混ぜるデザインは、表現の幅や独自性の面でとても注目されています。
コラージュのようなデザインは、写真だけ・イラストだけでは創出できないアイデアが生まれます。

4つ目は、ネオンカラーです。

ダークモードと対比となるピンクやパープル、ブルーなどの発色がいいネオンカラーもトレンド入りしています。
インパクトがあって大胆なデザインは、ウェブを閲覧する方を引きつけます。

5つ目は、白黒です。

このデザインは王道と言っても過言ではありませんが、今のトレンドは単調にならないように白黒の写真やイラストを取り入れることです。

6つ目は、ミニマリズムです。

情報が多いことだけがデザインではありません。
無駄なものを省いたミニマリズムなウェブサイトは見る人にとって新しい感覚になる可能性があります。

ミニマリストという単語もあるぐらいなので最小限に抑えることはトレンド入りしていること間違いないですね。

グラデーションは単色よりも興味を惹きやすい

グラデーションは単色よりも興味を惹きやすい
商材によってはシンプルで色味の少ないLPが向いていることもあります。

しかし、単色だけでは表現をすることに限界があり、オリジナリティのあるLPの制作が難しいことがあります。



ユニークで魅力的なLPに仕上げたいという方は、現在のWEBデザインのトレンドとして、高く人気を集めているグラデーションを取り入れることがおすすめ。



過去に1度流行したデザインで、近年再び人気を集めているため、取り入れているLPをよく見かけるようになりました。



ターゲットが若年層、またアピール力を高めたい時はグラデーションを用いることでユーザーの興味を惹きやすいです。他社と差別化を図りたい時にもおすすめなので、ぜひグラデーションを取り入れてみてください。

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色彩の効果

色彩の効果
まず、デザインの基本となる色彩の基本を理解しておく必要があります。

LPで人気のカラーを厳選しながら、色彩戦略をお伝えしていきます。

青色

青色
旅行や採用サイト、薬品系のLPでよく用いられるカラーです。

青色はユーザーに安心感を与え、信頼関係を生み出したいときに最適。

「安心して旅行に行って欲しい」「安全なスキンケア用品です」などをアピールしたい時は、青をメインカラーにしてみてください。

赤色

赤色
キャンペーンやセールなど、強くアピールしたい時によく用いられるカラーです。

赤色はインパクトを残し、ユーザーの気分を上げたい時に最適。

また、エネルギッシュな印象を与えるため、食べ物を取り扱っているLPや特別感を出したい時は、赤をメインカラーにしてみてください。

オレンジ

オレンジ
飲食店や求人サイト、不動産のLPでよく用いられるカラーです。

オレンジは積極的な印象を与えるほか、温かみもあるためリラックスして欲しいときに最適。また、フレンドリーな性質もあるため、サービス業などユーザーの行動を促したい時は、オレンジをメインカラーにしてみてください。

白色

白色
LP定番色であり、自動車企業や化粧品、病院系のLPでよく用いられるカラーです。

白はスマートな印象を与えるほか、ストレスを和らげる効果があるため、万人に見て欲しいときに最適。白をベースにしておけば、サブカラーは何色でも取り入れやすく、洗練されたLPに仕上がります。

グラデーションのパターン

グラデーションのパターン
色彩効果により、選ぶ色でユーザーに与える影響が大きく異なることが分かります。例えば、〝温かみのあるLPに仕上げたいからオレンジをメインカラーにする〟と決めたが、単色では物足りないと思った時は、色調に変化を与えてグラデーションにしてみてください。温かみのあるデザインに加えて、スタイリッシュで立体感のあるLPに変化します。



では、グラデーションのパターンにはいくつか種類があるため、定番のパターンをご紹介していきます。

ツートーン

ツートーン
相性の良い2つのカラーを選びます。

鮮明なカラーとフェードカラーを上手く使いこなし、グラデーションさせます。

色を選ぶときは、12色相環で近い色味を選ぶと自然に演出できます。

バックグラウンドオーバーレイ

バックグラウンドオーバーレイ
背景全体、または背景画像にグラデーションを重ねる方法です。

おしゃれで幻想的な印象を与え、ただ画像を挿入するだけよりインパクトを残すことができます。

トーンオントーン

トーンオントーン
カラーを1色選択して、色調に差をつけてグラデーションをしていく方法です。

最もよく使われるパターンで、シンプルよりは華やかに、華やかだけど主張し過ぎないようなデザインに仕上げたい時に最適です。

12色相環をなぞる

12色相環をなぞる
1~2色のグラデーションでは物足りない時は、12色相環をなぞるように複数色抜き出すことで、バランスの取れた虹色が完成します。



12色相環からバラバラに色を選択すると、色調のバランスが取れず、ユーザーに不愉快な印象を与えることがあるので気をつけてください。また、色が増えるほどバランスが取りづらいため、4~5色がおすすめ。選んだ4~5色のなかで色調を変化させれば、配色を増やすことができます。

グラデーションのデザイン

ここまでご紹介してきたグラデーションのカラーを使って、さまざまなデザインのグラデーションを作ることができます。グラデーションと一概にいってもいくつかの形やデザインがあるため、ここではグラデーションの形の種類をご紹介します。

まずは、線形のグラデーションです。
ある1本の線から帯状に広がるグラデーションです。
始まりの線は水平や垂直が一般的ですが、直線である必要はありません。
2色をメインとして滑らかに色が移行していきます。

次に、円形のグラデーションです。
中心から周りに向けて放射状に広がるグラデーションです。
中心の位置や大きさ、色の変化度合いは自由に選べます。

円形は同じですが、円錐形のグラデーションもあります。
中心点から色の変化が始まるように見えるところまでは一緒ですが、円錐形では放射状にグラデーションが遷移していて時計回りに色が変化します。

また、菱形のグラデーションもあります。
正方形や長方形の際によく使用され、中心点から四隅に向かって変化します。
ダイヤモンドの結晶のような見た目になります。

最後に反射型のグラデーションです。
線形のグラデーションを鏡を使って組み合わせたような形をしており、一方向だけではなく両方向に変化するため線状よりも鮮やかに見えます。

これから流行るデザイン

曲線を描いたデザインがこれから流行するかもしれません。
デザインではこれまで曲線ではなく直線が用いられてきましたが、温かみのある曲線が今人気を集めています。
ゆるやかなカーブに合わせてグラデーションを施すなど、グラデーションカラーとの相性もとても良いです。

また、注目を集めているのはスクロールに合わせて展開されるデザインです。
スマートフォンのホーム画面のように、コンテンツの追加、変化、固定などがもっと簡単にできるようなデザインも増えています。

3Dグラフィックを使用したデザインも現代的でこれから人気になることが予想されています。
グラデーションやネオンカラーの背景に商品を3Dで表示すると、閲覧者の印象に残りやすいでしょう。

色彩の影響は凄い

色彩の影響は凄い
LPのカラーによってユーザーに与える印象や効果が異なります。今回は人気カラーを厳選して効果をご紹介しましたが、他のカラーも様々な効果があるので、確認しておくことをおすすめします。



グラデーションのデザインに慣れていない方は、商品やサービスにあったカラーを選び出した後、そのカラーに近い色味を選択するか、色調を変化させるなど簡単なグラデーションから作成してください。そして、単色ver.とグラデーションver.の両方を作成して、より魅力的な方を採用するなど、ぜひ見比べてみてください。

この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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