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採用ページ制作に不可欠!デザインの下準備とコツを解説します

2022.7.15
採用ページ制作に不可欠!デザインの下準備とコツを解説します
企業が社員を募集する場合は、採用ページを作るのがおすすめです。採用ページを作るには、デザインを考えなくてはなりません。しかし、その前に採用ページを作るための土台作りが必要です。まずターゲットを絞り、ワイヤーフレームを作るところから土台作りが始まります。



次に採用ページのコンテンツを用意してから、デザインの検討に入ります。効果的な採用ページを作るには、ファーストビューで訴求内容が伝わるようなデザインにしなければなりません。ここでは、採用ページの作成に関して、デザインにスポットを当てて見ていくことにします。

目次

採用ページの下準備をしよう!

採用ページの下準備をしよう!
社員を募集する方法は、採用サイトやホームページもあります。しかし、サイトはページ構成が複雑になるので、制作に時間も費用もかかります。その点、採用ページをLPで作れば、費用が安く管理コストも抑えられます。そのため、採用ページはLPで作るのがおすすめですが、採用ページのデザインを始める前に、準備しなければならないことがあります。では、どんな準備が必要なのか、見ていきましょう。

ターゲットを絞る

採用ページのようなLPを作る場合は、まず最初にターゲットを絞る必要があります。ひと口に採用ページといっても、採用したいのは男性なのか女性なのか、新卒なのか既卒なのかなどによってページの構成が変わってきます。また、何らかのスキルを求める場合は、そのことにも言及する必要があります。ターゲットを絞らずに採用ページを作ってしまうと、採用したい人材の条件を満たしていない人たちからの応募ばかり集まる可能性があります。



そのため、まず社内のどのようなポジションにどのような人材を求めているのか、採用したいターゲットを明確にするようにしましょう。そして、その明確にしたターゲットは、どのようなキーワードで流入する傾向が強いのかを調べます。採用したいターゲットが閲覧するキーワードを訴求軸として、採用ページを構成していくわけです。

採用ページのコンテンツを準備する

ターゲットが定まったら、実際に採用ページに盛り込むコンテンツを準備します。採用ページには、どんなコンテンツが必要なのでしょうか。それを知るには、求職者が何を求めているのかを考えなくてはなりません。そして、求職者が求めているコンテンツを盛り込んだ採用ページを作っていきます。

会社紹介

自社がどんな会社で、どんな事業をどの程度の規模で行っているのかなど、求職者が知りたい会社の概要を書きましょう。どんな会社かもわからずに応募してくる人はいないので、会社の紹介は重要です。ここでターゲットに、魅力のある会社だと思ってもらえたら、応募につながる可能性が高まります。

募集要項や選考プロセス

これは会社に興味を持った求職者が一番知りたい情報です。今回の募集がどんな職種で何名の定員なのか、条件や要求されるスキル、給与、交通費、福利厚生などについて書きましょう。募集人数や要求されるスキル、給与は、求職者が特に知りたい情報なので、詳しく書く必要があります。応募したあとの採用試験や面接など、採用されるまでのプロセスもわかりやすく書いておくと、求職者が安心して応募できるでしょう。

ワイヤーフレームを作る

ワイヤーフレームを作るには、まずストーリー構成を考える必要があります。通常、LPには「起承転結」のストーリー展開が必要なのですが、採用ページの場合はあまりこだわらなくても良いでしょう。そのため、通常のLPとは違う構成になります。採用ページの場合はファーストビューで求職者を惹きつけ、募集内容に興味を持ってもらい、応募までたどり着くように誘導します。



一般的に、LP作成にはユーザーが抱えている悩みを探り、その解決法を用意する必要があります。しかし採用ページの場合は、求職者の悩みは仕事がないこともしくは今の仕事に満足していないことで、何か新しい仕事を見つけたいというのが解決法になるので話は簡単です。そのため、採用ページのストーリー構成は、それほど難しく考えなくても良いでしょう。



ワイヤーフレームのストーリー構成が決まったら、今度はレイアウトを決めてワイヤーフレームを制作します。そして、ワイヤーフレームに従って、採用ページのコンテンツを配置するためのデザインを決定していく流れになります。LPのコンテンツは、求職者が離脱しないようにわかりやすい順番で並べる必要があるので、ワイヤーフレーム作りはLPの骨組みとしてとても大切な下準備になります。

採用ページをデザインしよう!

採用ページをデザインしよう!
デザインを行う前の下準備が整ったら、実際に採用ページのデザインに取り掛かります。

ここでは、採用ページのデザインについて、具体的に解説します。

ファーストビューのデザイン

ファーストビューのデザインは、ターゲットは誰で伝えたいことは何なのか、求職者が欲しい情報は何なのかを簡潔に伝えるものである必要があります。ターゲットや求職者が欲しい情報は、下準備時に用意しているはずなので、それらの情報に沿ってファーストビューを魅力的にデザインしていきます。必要に応じて画像やイラスト、動画などを使って、興味を持ってもらえるようにする工夫も大切です。

キャッチコピー

ファーストビューに盛り込むキャッチコピーは、求職者の心を掴むためにとても重要な要素です。キャッチコピーを作るコツは、求職者にターゲットは自分であると思わせることです。そうすれば、このサイトには自分が望む求人情報があると思って、先を読み進めてくれるでしょう。

ボタンのデザイン

ボタンのデザインや、配置する場所によって応募率が変わります。そのため、ボタンはクリックされやすいデザインにする必要があります。採用ページは最終的に応募ボタンを押してもらえないと意味がないので、クリックされやすいデザインにすることはとても重要です。



クリックされやすいボタンにするには、まず大き目のボタンにすることです。ボタンにはいろんなタイプがありますが、立体感のあるボタンのほうが目を惹きやすいので、クリックしてもらえる可能性が高くなります。立体感を持たせるために、グラデーションやドロップシャドウなどを使いましょう。



人の目は尖ったものより丸いものを先に認識するので、四角いボタンより丸いボタンのほうが効果があります。また、ボタンは色も大切です。オレンジや緑などの色を使うと、クリックされやすい傾向があります。ただし、採用ページの背景によっては、別の色にしたほうが良い場合もあるので注意しましょう。

フォームのデザイン

応募ボタンを押すと、今度は入力フォームが出てきます。応募率を上げるには、フォームのデザインも重要です。せっかく応募する気になったのに、入力フォームが複雑だったり入力項目が多かったりすると、そこで離脱されてしまいます。これは一番もったいない離脱になりますので、入力フォームは、最低限必要な項目だけを入力させるようにしましょう。



名前と性別、メールアドレスがわかれば、こちらから連絡を取ることができます。ただし、職種によっては、学歴やスキルなどが必要な場合もあるので、その場合は必須項目に入れましょう。住所や電話番号を入力させると、面倒がって離脱される可能性が高まるので、あまりおすすめできません。ちなみに、入力項目が多くても入力必須項目を最小限にすれば、求職者の心理低負担も軽減されます。

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採用ページデザインのコツ

採用ページデザインのコツ
効果的な採用ページを作るための、デザインのコツを解説します。

ファーストビューで訴求内容が伝わるデザインにする

先ほども述べましたが、採用ページに限らず、LPはファーストビューが大切です。ファーストビューの内容が求職者の心に刺さらないと、そこで離脱されていまいます。ファーストビューで、求職者から見た求人企業の第一印象が決まることを、忘れてはなりません。



また、求職者の目を惹くためには、求職者が優先的に知りたい仕事内容や給与などの情報を、ページトップに掲載することも大切です。ファーストビューはスッキリ見やすいデザインにして、求職者が知りたい情報をすぐ見られる構成にすると、応募率が上がります。

PCとスマホにデバイス対応したデザインにする

最近では、パソコンでネット接続するよりも、スマホで接続する人が増えています。スマホが普及したことによって、家でも電車の中でも、どこでも求人情報を閲覧できるようになりました。この傾向は、今後ますます顕著になっていくと予想されるので、採用ページをスマホ対応にするのは必須と考えましょう。



いまや、ちょっとしたすきま時間にスマホで求人情報を検索するのが、当たり前の時代なのです。その点を踏まえて、スマホ対応にするのはもちろん、スマホで見やすい画面作りを心掛ける必要があります。

画像やアニメーションにこだわる

最近では、採用ページなどのLPに、画像やアニメーションを使うケースが増えています。また、イラストや動画を使うページも増えており、どの会社も見やすくわかりやすい採用ページ作りに、工夫を凝らしています。情報を文字だけで伝えようとすると、どうしても見づらくなってしまいます。



また、すきま時間を利用してスマホで検索している人には、読まずとも視覚に訴えられる作りにするほうが効果があります。そこで、必要に応じて画像やイラスト、アニメーションや動画などを効果的に使いましょう。ただし、これらのコンテンツを盛り込みすぎると、逆に分かりづらいページになってしまうので注意が必要です。どう配置すれば見やすくなるかについては、LP制作に関する豊富な知識とノウハウを要します。



コスト削減のために、自社で採用ページを作っても、ある程度のものを作ることはできます。しかし、採用ページは一般的なLPとはターゲットも構成も異なります。そのため、効果的な採用ページをデザインするには、LP制作と採用ページ両方のノウハウが必要になってくるのです。自社で作ることで、いくら内容のあるコンテンツを用意しても応募率の低い採用ページになってしまう恐れがあります。



効果的な採用ページを作り、ターゲット人材を集めることは、企業の将来にとって非常に重要です。そのため、採用ページの作成は、LP制作のプロに依頼することも検討する必要があるでしょう。

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まとめ

まとめ
効果的な採用ページを作るには、デザインが重要です。しかし、その前にターゲットを絞り、ワイヤーフレームを作るという土台作りも欠かせません。その後、採用ページのコンテンツを用意して配置していきます。採用ページは、最終的に求人情報に応募してもらえなければ意味がありません。



そのため、ファーストビューで求職者が一番知りたい仕事内容や、ターゲットに刺さる情報を簡潔に伝え、興味を持ってもらうことが大切です。また、求人に応募してから採用に至るまでの流れも、求職者が知りたい情報なので、わかりやすく載せるようにしましょう。採用ページは自社でもある程度のものが作れますが、本当に効果のある採用ページを作るには、採用ページ制作に慣れたプロの手を借りることも検討する必要があります。

この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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