LPの問い合わせフォームの作り方と改善(EFO)|項目数の目安、入力しやすくするコツ、フォーム一体型と埋め込み
LPの問い合わせフォームは、読んだ人が最後に行動する場所です。この記事では、次の5つをまとめています。
- フォームの置き方(フォーム一体型・別ページ・埋め込み)
- 項目数の目安と、調査で分かっていること
- 入力しやすくするコツ(図)
- 確認画面と、送信した後
- 個人情報と、迷惑な送信への対策
目次
フォームの置き方:フォーム一体型・別ページ・埋め込み
LPの問い合わせフォームは、読んだ人が最後に行動する場所です。まず、どこにどう置くかを決めます。
| 置き方 | 内容 | 向いている場合 |
|---|---|---|
| フォーム 一体型 | LPの中(最後や途中)に、フォームを置く | 項目が少ない問い合わせや資料請求。通販では、カートの機能で購入の入力までLPの中で済ませる形もある |
| 別ページ | ボタンを押すと、フォームだけのページへ移る | 項目が多い、確認画面や決済がある、今あるシステムのフォームを使う |
| 埋め込み | フォーム作成サービスなどのフォームを、コードで貼る | 早く用意したい、メール配信や顧客管理のツールとつなぎたい |
埋め込みのフォームは手軽ですが、LPとデザインがそろわない、外部との通信で表示が少し遅くなる、送信後のページが外部にあると広告の成果を計りにくい、といった注意があります。送信の完了を計測できるかを、公開の前に確かめましょう。
通販で使うフォーム一体型LPの作り方は、フォーム一体型LPの記事でまとめています。
項目数の目安
LP制作.jpでは、問い合わせや資料請求のフォームは3〜5項目を目安にしています。
| 目的 | 項目の目安(LP制作.jp) |
|---|---|
| 資料請求 ・問い合わせ | 3〜4項目 |
| 申し込み | 4〜5項目(サービス、セミナーなど) |
| 採用の 応募 | 5〜7項目(経歴、職種の選択など) |
詳しく聞きたいことがあるときも、最初のフォームは少なくし、確認のメールや電話のあとに伺う流れにすると、入力の負担を減らせます。
海外の調査では、Baymard Institute が、ネット通販の決済の入力項目は平均11.3(2024年)で、多くのサイトは8項目で足りるとしています。また、決済の使いやすさには、手順の数より項目の数のほうがずっと影響すると書いています。HubSpot の分析でも、項目が多いLPほど成約率が低い傾向が見られました(ただし、思ったほど急には下がらないとしています)。
一方で、「項目を1つ減らすと成約率が何%上がる」と言える、方法の明らかな調査は見当たりません。バーゼル大学と Google の研究者による実験(2014年)では、入力の形式を前もって示す、エラーを欄の横に出す、必須と任意を分ける、といったフォームの改善で、1回目で正しく送れた人が増えました(3つのフォームを、65人で試した結果)。数を減らすことと、入力しやすくすることの両方が大切です。
入力しやすくするコツ(EFO)

入力しやすくするための見直しを、EFO(入力フォームの最適化)と呼びます。上の図は、スマホで入力しやすいフォームの例です。
- ラベル(項目名)は欄の外に出す。入力例(プレースホルダー)は、入力すると消えるので、ラベルの代わりにしない
- 必須と任意を、文字で分けて示す。記号(*など)を使うなら、その意味も書く
- メールは
type="email"、電話番号はtype="tel"にして、スマホに合ったキーボードを出す autocompleteを付けて、ブラウザの自動入力を使えるようにする- 電話番号は1つの欄にする。ハイフンの有無や全角・半角はどちらでも受け付け、システムの側でそろえる
- エラーは、入力したその場で、欄のすぐ近くに、直し方を文字で示す。色だけで伝えない
- エラーが出ても、入力した内容を消さない
- ボタンは「送信」より、押すと何が起きるか分かる文言にする(例:無料で資料を受け取る)。押した後は、二重に送られないようにする
名前を姓と名に分けるかは、使い道しだいです。web.dev(Google)は1つの欄をすすめ、日本語ならふりがなの欄も考える、としています。分けるときは、それぞれに自動入力の値(family-name など)を付けます。
入力の途中でページを離れようとしたときの確認(「このサイトを離れますか?」など)は、文言をページの側で変えられず、ページを操作した後にしか出ません。確認を出すより、入力した内容を消さない作りを優先しましょう。押しやすいボタンの大きさや色の差は、LPのアクセシビリティの記事でまとめています。
確認画面と、送信した後
- 確認画面は、目的で決める。LP制作.jpでは、入力が5項目以内で1画面で終わるフォームは、確認画面を省く作りをすすめている
- 見積もりや申し込みなど、間違いがトラブルになるフォームは、確認画面を置く
- 通販の申し込みでは、2022年6月から、最後の確認の画面に、分量、支払いの総額、支払いの時期と方法、お届けの時期、(期限があれば)申し込みの期限、解約や返品の条件を表示することが、特定商取引法で決められている
- 送信の後は、完了のページ(サンクスページ)と自動返信のメールで、受け付けたことと、次に何が起きるか(連絡の時期など)を伝える
送信の完了ページは、広告の成果(コンバージョン)を計る場所にもなります。
個人情報と、迷惑な送信への対策
- フォームで本人から直接、個人情報を集めるときは、前もって利用目的を示す(個人情報保護法第21条第2項)。Webの入力画面も、ここでいう「書面」に入る
- 利用目的は、送信ボタンの近くに書くか、プライバシーポリシーへのリンクを置く。メールアドレスを申し込みの連絡だけでなく、お知らせの配信にも使うなら、そのことも書く
- 病歴など、特に配慮が要る情報を聞くときは、本人の同意を得る
- 迷惑な送信(スパム)への対策には、reCAPTCHA などを使う。Google は、利用者に操作をさせないスコア型をすすめ、チェックボックス型はすすめていない
reCAPTCHA は、2026年4月2日から、表示の中の Google のプライバシーポリシーと利用規約の記載がなくなりました。サイトに書く場合も、Google は「This site is protected by reCAPTCHA.」の文でよいとしています。
LP制作.jpに頼む場合
LP制作.jp(株式会社Ryuki Design)は、CVR(成約率)を一番に考えてLPを作る制作会社です。どこまで聞くかの相談から、フォームのデザイン、コーディング、設置まで社内で行います。フォーム作成サービスやカートのフォームの埋め込みにも対応しています。
メールフォームの設置はオプションで30,000円(PCとスマホのセットは45,000円)です(税抜。別にディレクション費として各種費用の20%)。LPのご相談はこちら:https://rdlp.jp/lp-inquiry
まとめ
LPの問い合わせフォームは、項目を目的に合う数(問い合わせや資料請求なら3〜5項目が目安)に絞り、入力しやすくすることが大切です。
ラベルは欄の外に置き、必須と任意を分け、合ったキーボードと自動入力を使えるようにします。エラーは欄の近くに文字で示し、入力した内容を消さないようにしましょう。個人情報の利用目的を示すことも忘れずに。
よくある質問
- LPのフォームの項目は、いくつがよいですか。
LP制作.jpでは、問い合わせや資料請求なら3〜4項目、申し込みなら4〜5項目を目安にしています。詳しく聞きたいことは、送信の後の連絡で伺う流れにすると、入力の負担を減らせます。
- フォームはLPの中に置くのと、別のページにするのと、どちらがよいですか。
項目が少ない問い合わせや資料請求は、LPの中に置くと手順が短くなります。項目が多い、確認画面や決済があるといった場合は、別のページにすることもあります。どちらが合うかは、送信までの流れと計測のしやすさで決めましょう。
- 入力欄の中に、項目名を書いてもよいですか。
入力欄の中の文字(プレースホルダー)は、入力すると消えるので、項目名の代わりにはしません。項目名は欄の外に書き、入力例として使うのにとどめましょう。
- 確認画面は必要ですか。
目的によります。項目が少ない問い合わせなら、省いて手順を短くする作りもあります。見積もりや申し込みなど、間違いがトラブルになるものは確認画面を置きます。通販の申し込みでは、最後の確認の画面に表示することが特定商取引法で決められています。
- フォームに個人情報の取り扱いを書く必要はありますか。
はい。フォームで個人情報を集めるときは、前もって利用目的を示すことが、個人情報保護法で求められています。送信ボタンの近くに、利用目的かプライバシーポリシーへのリンクを置きましょう。










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