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LP制作の相場はいくら?金額が決まるポイントを解説

2022.8.30
LP制作の相場はいくら?金額が決まるポイントを解説
Web広告出稿において重要となるLPの相場は分かりにくく、会社によっては倍近く

の値段差が発生することもあります。



費用をかけて成果を出すとなると、LPを制作会社に依頼することになるかと思いますが、気になるのは「料金価格」です。



Web広告出稿において、重要となるライティングページは、訪問者の求める情報をページに集約することで、CVR向上を狙うことが目的です。

そのため、真剣にLPを作るとなるとそれなりの費用を投じなくてはなりません。



実際の相場とのギャップを無くすためにも、LP制作の相場と、金額が決定するポイントを押さえておきましょう。

目次

LP(ランディングページ)の歴史について

LPやLPOについて、作成方法や相場をご紹介する前に、まずは起源や歴史をご紹介します。

LPやLPOという言葉を聞いたことがない人もいらっしゃると思いますが、実はLPOは1996年には誕生している言葉になります。2006年にGoogleがLPOツール「Website Optimizer」の提供を始めたことも、認知が広まるきっかけとなったのかもしれません。そこからインターネットが普及し、テクノロジーの発展により効果測定ができるようになると同時に、結果に対する対応の指標としてLPOは注目を集めるようになったのです。

また、広告の費用対効果が頭打ちしたのもLPOが広まった理由の1つです。検索連動広告は、始まった当初は費用対効果が大きく人気でしたが、需要と供給のバランスが悪くなったことにより、広告の価格は上がりました。このような背景から、クリック回数を増やすことを目的にするのではなく、1回の表示で得られる効果を上げるという目的にシフトしたことでLPOが注目され始めました。

効果の高いLPを作成する具体的な方法

この項では、具体的なLPOの施策を4つご紹介します。

1つ目は、ファーストビューにこだわることです。
LPの顔であるファーストビューに拘らない限り、その後ページは見てもらうことすらできません。基本的に、キャッチコピーとイメージ画像、CTAボタンで構成されることが多いです。まず、キャッチコピーはシンプルでありながら興味を惹ける内容にし、インパクトを重視しましょう。次に、イメージ画像は商品やサービスの魅力が一目でわかる、高品質なものにしましょう。最後に、CTAボタンは、訪問者がクリックしたいと思うような大きさや色にし、配置にも気をつけましょう。

また、セールスライティングの技術も用いることにより効果が高まります。広告やバナーも一緒に表示する場合には、統一感が崩れないようにビジュアルや内容を揃えるようにしましょう。

2つ目は、ページの読み込み速度を上げることです。
現代では、さまざまなものが技術によって時短化されているため、スマホの読み込み速度が遅いというのはそれだけでかなりのストレスでしょう。もし、ページをクリックしたのに表示されるまでに何秒もかかってしまうと、直帰率が上がってしまいます。具体的には、操作開始時間が1秒のサイトと3秒のサイトを比較すると、後者は、直帰率は50%上昇、購入につながる割合は38%低下するという事例もあります。

3つ目は、スマートフォンに対応させることです。
2015年には、検索数でスマホがPCを上回ったことはご存知でしょうか。検索といえばほとんどの方が知っているGoogleも、モバイルファーストインデックスを提唱し、評価の基準をスマホに切り替えています。LPに限らず、現代ではスマホに対応させることが必須と言えます。

4つ目は、ターゲットを細かく設定し課題解決を訴えることです。
Webサイトのみに限らないことですが、マーケティングの世界では「ターゲットを細かく絞り込む」ことはとても重要です。誰に伝えているのかわからない、ぼんやりとした内容では誰にも刺さりません。絞りすぎているのではないかと心配になるくらいに限定すると、目新しいものになり、数は少なくとも顧客の心をグッと掴めるかもしれません。

また、作成したLPがただの「おすすめ」になっており、ユーザーの課題解決につながっていないと購入にはつながりません。絞り込んだターゲットが、どのような悩みを持っていて、それをどのように解決できるのかを、商品やサービスの魅力から説明できていると良いLPと言えるでしょう。

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制作会社やサービスとごとに異なるLPの相場

制作会社やサービスとごとに異なるLPの相場
LPの適正価格はサービスにより異なります。10万円以下の制作料金になることもあれば、60万円以上の料金になることも。

LPは主に、リスティング広告に用いられる「集客」を行うためのサイトに過ぎません。

目的・発注先・制作時間によって価格が変わるため、目的を明確にしておきましょう。

【制作費用が高くなる要素と注意点】

制作を自社で行わず外注している場合は、内製化している制作会社に比べて高くなる傾向があります。また、同じデザインでもどれだけの工数(日数)で制作できるかによって費用が大きく異なります。同じようなデザインでも2日で制作するのか、6日で制作するのかによって費用は2倍以上変わってきます。

格安なLPを作りたい場合

格安なLPの相場は10万円以下なのが特徴です。デザインにこだわらない予算をかけないLP制作を目的としているため、テンプレートのデザインを活用することが多いためです。



格安なLPを求める場合、フリーランスへの発注することで10万円以下の価格におさえることができます。



LP改善のサポートがない場合が多いため、制作期間は早くて1週間、遅くとも1か月程度で完成します。



依頼側の作業範囲が設けられることがあるため、原稿や公開後の修正を自社で受け持てるというのならばフリーランスに頼むことで費用を極力抑えることが可能になります。

デザインにこだわったLPを作りたい場合

コンテンツに沿った構成・デザインを求める場合、相場価格は30万円以上が多くなってきます。

業界調査やターゲットに合わせたテキスト・デザインとなるため、中小規模の制作会社へ依頼する形にになります。



制作期間は1か月~2カ月程度かかり、効果を最大限に高めるための改善サポートがある代わりに値段の価格が高くなっていきます。



LP公開後の修正は可能な場合もありますが、会社によっては条件が異なるため事前に確認しておくことが大切です。

30万円以上の相場となると、競合調査・設計部分にも力が入れられるため、コンバージョンにあったLPが作れるようになります。



LPが50万円以上の相場になると

LPを利用したWebマーケティングを真剣に取り組むとなると、CVに見合っただけの相場価格になってきます。



中小企業、または大手制作会社に発注することになるため、制作期間は遅くとも3か月はかかり、LP制作の費用も跳ね上がってきます。



改善サポートがあり、LP公開後もフォローをお願いする場合は相場がさらに高くなることも。戦略設定・原稿は制作会社側が準備してくれるため、費用がかかる分、手間を省くことができます。





LPの価格決定で重要となるポイント

LPの価格決定で重要となるポイント
相場の高いLP制作は、サポートが充実しているケースが多いのが特徴です。自分が作りたいLPの目的を明確にすることで、おおよその価格帯を把握することができるようになります。



低価格のLP制作は料金は安くなりますが、コンサルティング部分では疎かになりがち。高価格のLP制作は料金が高くなる一方で、戦略に見合ったコンテンツ配信が可能になります。



ランディングページ制作の流れがわかっていると、料金・相場においての理解を深めることとなるので、全体の制作工程をある程度知っておきましょう。

LP制作を依頼する際に注意しておきたいポイント

LP制作を依頼する際に注意しておきたいポイント
改善提案サポートを受けてもらえるかどうかはLP制作においてとても重要なポイントです。LP作成と改善提案サポートはセットで考えるようにしておくと効果、効率が良くなるため、必ず確認しておくようにしましょう。



また、制作費用の中に有料素材の利用費用は含まれているのか、写真撮影はしてもらえるのか、コーディング(レスポンシブ)は対応してもらえるのか、サーバーへの反映まで依頼可能なのか…等、細かい部分で後々費用がかからない事を確認する事も重要です。





相場に合ったLPを制作するために

相場に合ったLPを制作するために
LP制作は、工程をどこまで自分達で担うかによって相場が変動してきます。

戦略部分・設計・デザインをすべて任せるとなると、それなりの費用になるということを意識しておきましょう。



また、内製化して制作しているのかどうか?デザインなので発注して出来上がるまではどんなデザインが出来上がるかはわかりません。参考サイトのようなクオリティで制作できます!と言っていても、思ったデザインが出来上がらなかったと言う事がないように、制作実績をできるだけ沢山見て依頼会社を選択することが重要です。

LPに関しては通常のHP制作とは異なりデザイン以外にもコンテンツの作成や写真撮影等もありますので、HP制作会社よりもLPに特化したデザイン会社へ依頼するほうが制作工数も短く、低価格でクオリティの高いデザインが出来る可能性は高いと言えます。



LPを依頼する場合は、制作会社がどこまで行ってくれるのか、様々な面に視野を当てて選定するようにしましょう。

関連サイト

この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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