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ランディングページとwebサイトの違いとは?役割や集客方法について解説します!

2022.7.28
ランディングページとwebサイトの違いとは?役割や集客方法について解説します!
ネットで集客する際の受け皿には、ランディングページとwebサイトがあります。ランディングページとwebサイトは、どのように違うのでしょうか。ここではランディングページと、webサイトの集客方法の違いについて解説します。また、ランディングページの特徴や、メリットについても併せて見ていきましょう。

目次

ランディングページとwebサイトの役割の違い

ランディングページとwebサイトの役割の違い
ランディングページは、基本的に1ページで構成されており、企業の商品やサービスなどの情報が網羅されています。また、問い合わせや資料請求、サンプル請求、購入といったいわゆる「コンバージョン」ができるように作られています。



1ページなので、掲載できる情報量は限られますが、絞り込んだターゲットに対して訴求することにより、高い効果を得ることが期待できます。ランディングページは、最終的に商品やサービスを購入してもらうために作るものですが、購入に至らなくても、見込み客リストを作れるのが大きなメリットです。たとえば、資料ダウンロードでは見込み客の名前とメールアドレスを獲得できますし、サンプル請求では、サンプルの送り先から見込み客の住所も収集できます。



一方webサイトは、顧客との接点を増やしたり、企業や取り扱い商品の認知度を高めることなどを目的としています。企業の事業内容や会社理念、社長の挨拶なども掲載するのが一般的です。また、ランディングページのように、1ページで完結する構成ではなく、複数のページで構成されるのもwebサイトの特徴として挙げられるでしょう。



webサイトのトップページ下段には、ニュースやブログなどが配置されることが多く、商品のリリース情報や、イベント情報なども掲載されます。さらに、社員やスタッフを募集する、リクルートページが掲載されることもあります。webサイトには、ランディングページと同様に、取り扱い商品やサービスなどの情報も掲載されますが、ランディングページと違って、購入に結び付けるのが目的ではないためコンバージョンを促すボタンは設置しません。

ランディングページとwebサイトの集客方法の違い

ランディングページとwebサイトの集客方法の違い
ランディングページとwebサイトの集客方法を見てみましょう。

ランディングページ

ランディングページは、リスティング広告、SNS広告、アフィリエイト広告など広告流入をメインで集客するのが一般的です。ランディングページは購入を促すことが目的なので、なるべく購入の見込みのある見込み客を狙い撃ちで集客したいです。そのため、ターゲットを絞れる広告と相性がぴったりなのです。

Webサイト

一方Webサイトは、有料広告を使って集客することはほとんどありません。Webサイトでは、SEO対策を実施して検索エンジンの上位を狙うことによって集客するのが一般的です。SEO対策で集客するのは手間と時間がかかりますが、優良コンテンツを増やしながら、地道にアクセスを伸ばせば長期的に流入を獲得できる手法です。



また、最近ではインスタグラムやツイッターなどのSNSから集客を行う企業も増えてきました。興味を惹くような写真をSNSに投稿し、そこからwebサイトへの流入を促します。今すぐ飲み込み客だけでなく、将来的に興味を持ってもらえるような潜在的な顧客との接点を作れる集客方法です。

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ランディングページの特徴

ランディングページの特徴
ランディングページには、以下のような特徴があります。

縦長レイアウト

前述したようにランディングページは、縦長の1ページのレイアウトで構成されるのが一般的です。1ページでまとめるのは、他のページにユーザーをジャンプさせないためです。他のページにジャンプすると、さらにそこから別のページにジャンプして、二度ともとのランディングページに戻ってこないことが多いです。

CVまで1ページで完結

ランディングページは、まずファーストビューから始まって、商品やサービスについて説明するコンテンツを配置し、問い合わせや資料請求、購入のためのクリックボタンを配置します。このクリックボタンのことをCTA(Call To Action)ボタンと言います。CTAボタンをクリックすると、入力フォームの別ページに飛ぶか、ランディングページ内に組み込まれている入力フォームまでジャンプするかのいずれかになります。

デザイン制限ナシ

ランディングページは、広告からの集客がほとんどなのでwebサイトのようにSEOを意識する必要性が低く、レイアウトやコンテンツ量も好きなように決められます。そのため、比較的自由にデザインすることが可能です。



インパクトのあるページを作るために、画像や動画を多用するのも自由です。ユーザーに自社商品やサービスのメリットを分かりやすく伝えて、成約につなげるのが目的なので、その目的を達成するためであればどのような工夫でも試してみる価値があります。ただし、動画や画像を多用しすぎると、ページの読み込みが遅くなり直帰率が高まってしまうため、注意が必要です。

ランディングページのメリット

ランディングページのメリット
ランディングページには、どのようなメリットがあるのでしょうか。



1つ目は、ページ移動による訪問者の離脱が少ないことです。

ランディングページには、リンク先がないのでページ移動ができません。そのため、ユーザーの離脱を減らすことができます。通常、ページ移動のたびに30%のユーザーが離脱すると言われるので、ページ移動による離脱を防ぐことは非常に重要です。



2つ目は、訪問者が知りたい情報が1ページに集約されていることです。

webサイトではいろんなリンク先をクリックして、知りたい情報を集めなければなりません。しかし、ランディングページであれば、1ページにすべての情報があるので、探す手間もなく必要な情報が得られます。



3つ目は、理想的な順番で訪問者に情報を伝えられることです。

自社商品を購入してもらったり、問い合わせをしてもらうためには、情報を伝える順番が重要です。ランディングページは、1ページでまとめられているので、企業の並べてコンテンツの順番に情報を見てもらえます。そのため、説得力のある構成にすれば、コンバージョンにつなげられる確率が高まります。

ランディングページを作る際のポイント

ランディングページを作る際のポイント
ランディングページは、以下のポイントに注意して作りましょう。

一番伝えたいことを最初に入れる

ユーザーは、ランディングページを訪問して、3秒で自分が欲しい情報があるかどうか、判断すると言われています。そのため、一番伝えたいことを最初のファーストビューに入れる必要があります。ユーザーは、知りたい情報があるとわかれば、最後まで読んでくれるので、何が書いてあるページなのか、何が得られるページなのかを最初に知ってもらうことが大切です。

ユーザー目線で作る

ユーザーは何を知りたいのかを考えて、それに対する答えを掲載したページ作りを心掛けましょう。そのためには、商品の宣伝をゴリ押しするよりも、その商品を使うことによってどんなメリットがあるのか、ユーザーが抱えるどんな問題が解消するのか、論理的かつ信頼されるように伝える必要があります。

見出しだけ読んでも伝えたいことが分かるようにする

ユーザーは、ランディングページに書かれたことを、すべて読んでくれるわけではありません。そこで、見出しだけ読んでも伝えたいことが分かるようにキャッチコピーを作る必要があります。キャッチコピーで共感を誘うことができれば、スクロールしてもらえる確率が高まります。

複数のLPを作成しテストによって調整する

複数のランディングページを作って行うテストを「ABテスト」と呼びます。ABテストでは、まったく同じ2つのページを用意して、片方の1部だけ内容を変更し、同時に稼働してコンバージョンの違いを見ます。ページAとページB2つのうち、コンバージョン率の高い方のページを採用すればいいのです。このように、ABテストを繰り返すことによって、精度の高いページに改善していくことができます。
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まとめ

ランディングページとwebサイトは、役割も集客方法も違います。ランディングページは購入などのコンバージョンを促すことが目的で、有料広告で集客します。一方webサイトは認知度を高めることが目的で、SEO対策やSNS運用によって集客します。売り上げへの即効性はランディングページの方が高いですが、長期的にみるとwebサイトで認知度を高めることもとても大切です。両方を適切に使い分けて集客していきましょう。
この記事を書いたライター
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この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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