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リスティング広告とLPとは?運用のコツを解説

2022.7.23
リスティング広告とLPとは?運用のコツを解説
LPの集客には、リスティング広告がよく使われます。リスティング広告とはどのような広告なのでしょうか。今回は、広告の運用がはじめての方に向けて、リスティング広告の基礎知識やリスティング広告にLPが有効なケース、リスティング広告運用に適したLP制作のコツもご紹介します。

目次

リスティング広告とは

リスティング広告とは
リスティング広告とは、自社サイトへの集客をはかるために、ネット上に掲載するWEB広告の一種です。リスティング広告では、一定の条件のもとに特定の層に対して広告を打ちます。検索連動型広告とコンテンツ連動型広告の2種類にわかれているので、それぞれ紹介します。

検索連動型広告

ユーザーが、検索エンジンに入力したキーワードに連動して表示される、テキストのみの広告です。検索連動型広告は、ユーザーが広告をクリックすると費用が発生します。つまり、表示されるだけなら費用はかからないので、参入しやすい広告です。

コンテンツ連動型広告

ディスプレイ広告とも呼ばれる広告で、他のサイトに設けられた、広告枠に掲載される広告です。検索連動型とは違って、文章意外に画像やイラスト、動画なども表示可能です。検索連動型のようなクリック課金制のほかに、広告が表示された回数に応じて費用が発生する、インプレッション課金制もあります。

リスティング広告にLPが有効なケース

リスティング広告にLPが有効なケース
リスティング広告は、LPの集客用広告として非常に有効です。

では特にどのようなケースでLPとリスティング広告は相性がいいのでしょうか。

サービスサイトがない場合

ユーザーに商品を購入してもらいたくても、その商品について説明するサービスサイトがない場合があります。そのような場合は、LPを作ってリスティング広告を出すことをおすすめします。サービスサイトは複数のページで構成されているので、制作に時間と費用がかかりますが、LPは1ページ構成なので比較的コストが少なく作ることができます。



また、LPには基本的にリンク先を設けないので、途中でユーザーが他のサイトに行ってしまうといったこともないため、リスティング広告と連動して運用するのに適しています。

訴求の軸を変えたい場合

訴求の軸を変えるとは、これまでとは違ったテイストやコンセプトで、異なるユーザー層にアプローチすることです。このような場合は、サービスサイトよりもLPを制作するほうが、ハードルが低くしかも効果が期待できます。既存のサービスサイトがあったとしても、新たにLPを作って集客することによって、別の訴求方法を模索することができます。



また、LPの場合はABテストを実施することによって、さまざまな集客パターンを試すことが可能です。ABテストとは、従来のLPのAとLPの一部を変更したBを用意して同時に運用することによって、集客や成約率の差を見るというものです。ABテストによって、一番効果のある訴求方法を見つけることができるので、LPを制作するほうが、短期間で効率よく売り上げアップにつながります。

指名検索のボリュームが多い場合

指名検索とは、ユーザーが特定の商品名や会社名などを入力して検索することです。商品名や会社名を指定して検索するということは、ほぼ商品を購入しようと考えていることになります。このような場合は、成約に結び付きやすいので、売り上げアップに直結します。そのため、商品名や会社名がよく知られていて、指名検索される可能性が高ければ、その商品に特化したLPを制作して、商品名や会社名をキーワードにしたリスティング広告を打てば、かなりの効果が期待できるでしょう。

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リスティング広告運用に適したLP制作のコツ

リスティング広告運用に適したLP制作のコツ
リスティング広告を打つには費用がかかるので、なるべく費用対効果を上げたいものです。そのためには、以下の点に留意してLPを作りましょう。


1.検索広告をクリックするユーザーには高確率で「今すぐ顧客」がいる

「今すぐ顧客」とは、今すぐ商品を買いたいユーザーのことです。検索広告をクリックするということは、その商品に対して非常に興味を持っている証拠なので、成約に結び付く確率が高いのです。これは、ユーザーが入力したキーワードに連動して、表示されるリスティイング広告だから可能なことで、他の広告にはない特徴と言えるでしょう。

2.「そのうち顧客」は中盤以降でスクロールさせて説得

「そのうち顧客」とは、まだその商品の必要性を強く感じていないユーザーのことです。また、競合する他社の商品と比較していたり、その商品について疑念を持っているために、購入に至らないケースもあります。このタイプのユーザーを成約に結び付けるには、競合他社の商品と比べてどこが優れているのかを説明することが重要です。上記で述べましたように、「今すぐ顧客」を獲得するのが最優先です。そこで、「今すぐ顧客」に対するコンテンツはLPのファーストビューに配置し、その次に「そのうち顧客」用のコンテンツを配置します。

3.ファーストビューの設計には入れるべき4つの要素がある

4つの要素とは、ヘッダー、メインキャッチコピー、メインイメージ、サブキャッチコピーの4つです。ヘッダーは、通常の店舗であれば看板に当たるものです。人目を惹く看板を作らないとお客が来ないように、ヘッダーも人目を惹く作りにしなければ、ユーザーはすぐ離脱してしまいます。



メインキャッチコピーも、人目を惹くための重要なコンテンツなので、大きな文字で多くの人の心を捉える文章を表示しましょう。メインイメージは、ひと目でその商品をイメージできるような、画像や動画を使うのがポイントです。サブキャッチコピーは、メインキャッチコピーを補足するもので、メインよりも小さい文字で表示します。

4.ファーストビュー直下は行動を促すボタンを設置する

ファーストビューは「今すぐの顧客」を意識して、すぐ購入したり、資料請求などができるボタンを配置しましょう。すぐに商品が欲しいユーザーは、この段階で購入手続きに入ることもあるので、ボタンの設置は重要です。

5.中盤以降の設計

中盤以降は、すべて「そのうち顧客」向けのコンテンツとなります。すぐ購入しないユーザーの中には、商品に対して疑念を抱いている人もいるので、不安要素を取り除くようなコンテンツを配置することによって、制約につなげることができます。

LP制作で注意すべきこと

LP制作で注意すべきこと
ここでは、LPを制作するにあたって、注意すべき点について解説します。

法律違反に注意する

LPにリスティング広告から流入促す場合、LPに入ってくる人は特定のキーワードを使って検索したユーザーに限られます。そのためLPは、さまざまな規制に対して甘い作りになっていることがあります。特定のユーザーしか流入しないので、コンテンツの表現などが法的に見てグレーゾーンにかかっていることもあります。



しかし、自社で運用するLPに法的に危うい表現があると、企業の名前に傷がつくおそれがあります。ブランディングや透明性の意味でも、LPを制作する際は、第三者の意見も聴きながら法的に問題がないかしっかり検証するようにしましょう。

“売りたいモノ”の価値を上げることも忘れない

LPとリスティング広告をうまく連携させて運用できれば、取り扱っている商品を実際以上に素晴らしいものに見せることも可能です。しかし、LPの中でいくら絶賛しても、その商品にそれだけの価値がなければ、一時は売り上げが伸びたとしても、長続きはしないでしょう。そのため、LPの精度を上げる努力をするとともに、取り扱い商品の性能を上げることも忘れてはなりません。
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まとめ

リスティング広告とLPは、非常に相性が良いため、この2つを上手に運用すれば売り上げアップが期待できます。LPは、すぐ商品を購入したいユーザーを逃さないようにして、商品購入をためらっているユーザーの不安を払拭するような作りにすると、理想的なLPに近づきます。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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