LPのお客様の声の載せ方とデザイン|集め方・選び方のルール、名前や写真の同意、業種ごとの注意
お客様の声は、LPを読む人の不安を減らし、申し込みの後押しになるものです。この記事では、次の5つをまとめています。
- お客様の声を載せる理由と、置く場所
- 載せ方とデザイン(カードの例の図)
- 集め方と、謝礼の注意
- 選び方のルール(ステマの規制)と、名前や写真の同意
- 健康食品・化粧品・医療の注意
目次
LPにお客様の声を載せる理由
お客様の声は、実際に使った人の体験を伝え、申し込む前の不安を減らすためのものです。会社が自分で説明するより、使った人の言葉のほうが、読む人は自分のこととして想像しやすくなります。
LP制作.jpでは、商品やサービスの紹介の後や、最後の申し込みボタンの直前に置くことをすすめています。「悩み→使ったきっかけ→変化」の流れがある声は、読む人に伝わりやすくなります。
効果の数字について、米国のノースウェスタン大学の研究(2017年)では、ネット通販の商品ページで、レビューが5件ある商品は0件の商品より、買われる可能性が270%高いという結果でした。ただし、これは購入者のレビューの話で、LPで会社が選んで載せるお客様の声に、そのまま当てはめることはできません。同じ研究では、評価が満点に近づくと、かえって買われる可能性が下がる傾向も出ています。
お客様の声の載せ方とデザイン

- 誰の声かが分かるように、属性(年代、地域、職業。会社なら業種や役職)を添える
- 最初に、ひと言の見出しを置く。本文は「悩み→使ったきっかけ→変化」の順に書く
- 「満足しています」のような感想だけでなく、何がどう変わったかを、事実で書く
- 写真やイラストを添えると、人の声として伝わりやすい(写真は本人の同意を得る)
- 複数の声は、カードや吹き出しの形で並べる。短い声と長い声を混ぜると読みやすい
- 利用した期間や、声をいただいた時期を書く
実名が難しいときは、匿名でもかまいません。LP制作.jpでは、匿名の場合も、属性や具体的な内容を添えて、信頼できる声として伝わるようにしています。上の図は、カードの例(架空)です。
お客様の声の集め方
- 購入や利用の後に、アンケートで聞く(「使う前に困っていたこと」「決め手」「使ってみて変わったこと」など)
- 詳しく聞きたい人には、電話やオンラインで話を聞き、文章にまとめて本人に確かめてもらう
- アンケートの利用目的に、「Webサイトや広告に、お客様の声として載せること」を入れておく
- 謝礼(クーポンなど)を渡すときは、書く内容を指示しない。高い評価を条件にしない
消費者庁のQ&Aでは、内容を指示せず、投稿することだけを条件にした割引やクーポンは、通常は問題にならないとしています。一方、星5つを付けることや、良いコメントを書くことを条件にすると、事業者の表示(広告)として扱われます。
選び方と載せ方のルール(ステマの規制)
2023年10月から、広告であることを隠した表示(ステルスマーケティング)は、景品表示法で禁止されています。お客様の声の選び方も、次のように扱われます。
| 載せ方 | 扱い |
|---|---|
| 無作為に そのまま | アンケートの回答を、選ばず、内容も変えずにそのまま載せる場合は、事業者の表示に当たらない |
| 良い声を 選ぶ | 良い評価だけを選んだり、「良い点」だけを抜き出したりする場合は、事業者の表示に当たる。そのことを分かるように示す必要がある |
| 依頼した 投稿 | インフルエンサーなどに依頼した投稿を「お客様の声」として、そのまま載せるのは適当でない。依頼したことを分かるように示す |
社員やモニター、依頼した人の声を、一般のお客様の声と区別せずに並べないようにしましょう。また、「累計○台販売」のような実績の数字は、集計の期間と範囲を示せる事実に限ります。
名前や写真を載せるときの同意
- 名前、顔写真、会社名と担当者の名前・役職などは、何をどこに載せるかを伝えて、載せる前に本人の同意を取る
- 同意を得たことは、記録に残しておく
- イニシャルでも、ほかの情報と合わせて本人が分かるなら、名前と同じように扱う
- 病気や通院が分かる声は、特に配慮が要る情報に当たることがあるので、載せ方に気をつける
個人情報保護委員会のガイドラインは、本人の名前や、名前と組み合わせた会社の所属・役職、本人が分かる映像などを、個人情報の例に挙げています。
業種ごとの注意(健康食品・化粧品・医療)
| 業種 | 体験談の注意 |
|---|---|
| 健康 食品 | 「個人の感想です」と書いても、言いすぎかどうかの判断は変わらない。効果がなかった人が多いのに、都合のよい声だけを載せない |
| 化粧品 | 効果や安全性についての使用体験談は、認められない。使い心地を伝えるだけの声は差し支えない |
| 医療 機関 | 治療の内容や効果についての体験談は、自院のサイトでも広告できない |
業種ごとの決まりは、食品のLP、美容・化粧品のLP、医療・クリニックのLPの記事でまとめています。
LP制作.jpに頼む場合
LP制作.jp(株式会社Ryuki Design)は、CVR(成約率)を一番に考えてLPを作る制作会社です。お客様の声をどこに、どの形で載せるかを構成の段階から考え、カードや吹き出しのデザインまで一貫して作ります。実名・匿名のどちらでも伝わるように、属性の見せ方や写真・イラストも工夫します。
構成・ライティング・デザインまで料金に含まれます(ライト89,800円〜、税抜。別にディレクション費として各種費用の20%)。LPのご相談はこちら:https://rdlp.jp/lp-inquiry
まとめ
お客様の声は、使った人の体験で、申し込む前の不安を減らすためのものです。属性とひと言の見出しを添え、悩みから変化までを事実で書き、商品の説明の後や申し込みボタンの近くに置きます。
良い声だけを選んで載せるなら、そのことが分かるようにし、名前や写真は本人の同意を得て載せましょう。健康食品、化粧品、医療では、体験談に決まりがあります。
よくある質問
- お客様の声は、LPのどこに置けばよいですか。
商品やサービスの説明の後や、申し込みボタンの直前に置くことが多いです。説明を読んで生まれた不安を、使った人の声で解消する流れにします。
- お客様の声は、実名でないといけませんか。
匿名でもかまいません。年代や地域、職業などの属性と、具体的な内容を添えると、信頼できる声として伝わります。実名や顔写真を載せるときは、本人の同意を得ましょう。
- 良い声だけを選んで載せてもよいですか。
選ぶこと自体はできますが、良い評価だけを選んで載せる場合は、事業者の表示(広告)として扱われ、そのことを分かるように示す必要があります(消費者庁のQ&A)。
- アンケートのお礼にクーポンを渡してもよいですか。
書く内容を指示せず、回答や投稿だけを条件にするなら、通常は問題にならないとされています。星5つや良いコメントを条件にすると、事業者の表示として扱われます。
- 「個人の感想です」と書けば、体験談を載せてもよいですか。
その一文があっても、表示が言いすぎかどうかの判断は変わりません。健康食品や化粧品、医療では体験談の決まりがあるので、業種ごとの決まりを確かめましょう。










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