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リスティング広告のキーワード選定。決め方から便利なツールまで紹介

2022.9.5
リスティング広告のキーワード選定。決め方から便利なツールまで紹介
リスティング広告において最も重要と言えるキーワードの選定。

どうやって選べばいいのか、その決め方から使用してほしいツールまでご紹介します。

リスティング広告のキーワードでお悩みの方はぜひ、参考にしてみて下さい。

目次

キーワード選定は非常に大切です!

SEOにおいて、キーワード選定は目標を達成できるかできないかを大きく分けるポイントです。

もしキーワード選定がうまくいっていないと、働いている場合と比較して獲得できるセッションやコンバージョンに大きな差が出てしまいます。
記事作成にかける工数や費用はほとんど変わらないのに、成果に差が出るのなら単語選びに力を入れるべきですよね。

つまり、自身のウェブサイトで成果を残せるか残せないかは、どの単語を選ぶかにかかっているといっても過言ではないのです。
どの単語を選ぶかが非常に重要であることをわかっていただけたでしょうか。
次はキーワードの決め方を具体的に解説していきます。

キーワードの決め方

キーワードの決め方
検索エンジンで入力されたキーワードに連動して表示されるリスティング広告。どんなサービス、どんな内容に興味を持ってユーザーが辿り着いたのかを把握するためにもキーワードの選定は重要な役割を担っています。

ターゲットを明確にする

ターゲットを明確にする
まずはどんなユーザーが広告をクリックするか。広告に出稿する製品や資料、サービスを使用してもらいたい年齢層や性別、職業、地域など具体的なターゲットを考えましょう。

ターゲットが明確になれば、的確に訴求できるキーワードも見つけやすくなります。

競合との関係性を確認

ユーザーが検索するワードを考えると、今度は競合他社のキーワードなどを確認しましょう。類似商品やサービスを提供している他社の規模が自社よりも大きい場合、どうしてもユーザーが先に目が向くのは規模の大きい企業です。

規模が大きければ必然的に知名度なども高くなり、また競合他社の数が多ければ余計に目に留まらない可能性が高まります。

コストをかけて制作、運用するため効果を発揮させるためにも競合とのキーワードの比較を行い、見直しや切り口を改めてみましょう。

メインキーワードを選定

キーワードにも種類があり、「メイン」「サブ」「広義」などの役割があります。中でもメインとなるキーワードは1つの単語だけでも検索されるようなボリュームの大きなワードです。

例えば商品名やブランド名、企業名、名刺など既にある程度の知名度がある製品や企業であれば製品名や企業名を採用しましょう。

まだ知名度が低い場合は製品やサービスの特徴から、最も検索されることが期待できるワードを見つけて下さい。

メインキーワードのボリュームによって、効果にも大きく影響が及びます。ターゲットや競合との関係性を踏まえた上で、キーワードを選定しましょう。

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キーワード選定のコツを解説します!

ここでは追加で知っておきたいポイントやコツをご紹介します。
今回ご紹介するコツは「ビッグキーワードで上位表示しようとしない」「上位表示させたいキーワードに評価を集約する」「サーチコンソールからもキーワード候補を見つけ出す」の3つです。
それぞれのコツを詳しく解説していきます。

ビッグキーワードで上位表示しようとしない

検索件数と競合が多く、上位表示が難しい単語をビッグキーワードといいます。
「なぜビッグキーワードを選んだらダメなのか」
「ビッグキーワードで上位表示させられれば、大きな利益を得られるのではないか」
このようにお考えの方は多いでしょう。

検索数が多いということはそれだけ需要が高いということです。
例えば、スキンケアという単語を使ってコンテンツを作成すればユーザーニーズを満たせていると言えるでしょう。

しかし、ユーザーの需要を満たすキーワードは、当然競争が熾烈です。
実際、ビッグキーワードの検索結果には競合が非常に多く、上位を大手サイトが独占しているというケースがほとんどです。

そのため、メディア運用の初期から中期におけるコンテンツSEOには不向きなキーワードといえます。
サイトの表示順位が高いのであれば問題ありませんが、勝てるという確信が持てない限りは避けた方が無難でしょう。
ビッグキーワードで上位表示させることは非常にハードルが高いことなのです。

*上位表示させたいキーワードに評価を集約する

最初から検索数が多いキーワードを狙うべきではないことを解説しましたが、内部リンクをうまく利用して次第に上位表示していくことは十分に可能です。
内部リンクとは、自身のサイト内のページをつなぐリンクのことです。

例えば、上位表示させたいキーワードに関係するミドルキーワードやスモールキーワードで対策した記事を準備し、内部リンクで繋げます。
内部リンクが多く集まったページは、サイトの中でも重要なコンテンツと判断され、Googleから高評価を得られる可能性が高まります。

要するに、あらかじめボリュームが小さめの単語を使ってコンテンツ作成をしておき、その後にビッグキーワードで作成したコンテンツに内部リンクを設けて評価を高めていく、という方法が長期的なメディア運用で有効です。

サーチコンソールからもキーワード候補を見つけ出す

キーワード選定のツールとしてサーチコンソールが適切なのか、疑問に思われる方は多いでしょう。
しかし、実は新しいキーワード候補を見つけるのに非常に役立つのです。
具体的には以下のような手順でクリック数や表示回数を確認できます。

・サーチコンソールのトップページのメニューバーから「検索パフォーマンス」、その後「検索結果」をクリックする
・「新規」、その後「ページ」を選択して記事のURLを入力、適用をクリックする

キーワード選定をする際のコツを3つご紹介しました。
次はキーワード選定を便利に行えるツールを解説します。

おすすめキーワードツール

おすすめキーワードツール
キーワードツールを活用することでメインとなるキーワードの情報を取得することや、選定が便利に行えます。

キーワードプランナー

キーワードの選定ツールとして最も知名度の高いキーワードプランナーはGoogleが提供しているサービスの一つです。



対象となる広告やサイトを読み込んで、関連性のあるキーワードを提案してくれます。

ただキーワードが抽出されるだけでなく、「平均検索ボリューム」「入札単価」「競合性」なども調査して表示してくれます。



まず企業としての目標を設定します。予約や問い合わせ数を増やしたいのか、実際に店舗へ来客してもらいたいのか、サイト自体へのアクセス数を伸ばしたいのかなど設定した目標に対して広告をカスタマイズしてくれます。

目標を設定すると、広告を出稿する地域を選択します。そして企業の特徴やポイントをまとめ、予算の上限を設定し、広告を掲載します。掲載してからも成果を改善していくことができ、広告運用が初めての方でも安心して利用することが可能なおすすめのツールになります。

対象システムページ

キーワードファインダー

Googleアナリティクスと連携させることができるキーワード選定ツールです。SEO対策に効果が期待できるキーワードを自動で分類して表示し、ロングテールキーワードも自動的に取得してくれます。



広告の出稿後もSEOスコアという機能を利用すれば、選択したキーワードがどこまでSEO対策としてできているのか点数化して表示されます。

更新するたびにキーワードの順位が表示されるため、競合との比較やトレンドに悩まされずに対応できます。



平均のクリック単価も毎日取得してくれるため、検索数や関連度を確認しながら広告にぴったりなキーワードが見つけられます。

対象システムページ

キーワードアドバイスツール

キーワードアドバイスツール
Yahoo!が提供しているキーワードツールで、Yahoo!Japanビジネスに登録されている方なら誰もが利用可能です。

希望の入札価格を表示することもできるため、出稿した時の費用感覚が掴みやすく、予算の設定にも役立ちます。また関連キーワードも同時に抽出され、インプレッション数なども表示してくれます。

また表示されている情報をテキスト形式で表してコピーを取ることや、CSV形式でダウンロードすることも可能です。



キーワード事の利用者属性が判明する機能が搭載され、候補となるキーワードを抽出し、ターゲットをより細かく明確化できるためこれからの運用に役立ちます。

対象システムページ

まとめ

キーワードはリスティング広告の制作において重要な役割を持っています。候補を挙げられてもどのワードに決めるのか。その決断はなかなか難しいものですが、ご紹介したツールを利用して、明確になった情報を基に最適なワードを選定してみてはいかがでしょう。

現在使用しているツールがGoogleであっても、Yahoo!のビジネスアカウントを取得すれば広告を出稿していなくてもキーワードアドバイスツールは利用できます。

自社に合ったキーワードを見つけるためにも、使用するツールも厳選しておくことが大切です。

この記事を書いたライター
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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