通販商品ページを掲載して販売する時のオススメショッピングカート
目次
ショッピングカートとは
自社が運営するサイトにショッピングカートの機能を追加するためには、ショッピングカートのシステムを提供している企業と契約する方法が最も簡単な方法として挙げられます。
とはいえ、本当にショッピングカートを導入する方が良いのでしょうか。
ここでは、ショッピングカートを導入するメリット・デメリットについてご紹介します。
ショッピングカートを導入するかお悩みの方は、ここでご紹介する情報を参考にしてみてください。
メリット
メリットとしては利用するシステムの固定費用のみで運用が可能なことが挙げられます。
デメリットは、集客する為に広告を利用したりSEO対策にかなりの費用がかかることです。
実店舗で表現すると、人通りの少ない地方に個店を作るイメージです。
また、集客がうまくいき、商品も売れだすと2回目以降のリピーターになりやすいのも特徴です。
とは言え、ネームバリューの無いメーカーやブランドの場合は、1回目の購入のハードルはかなり高くなってしまいます。
なぜなら、購入前の会員登録や知らないサイトでのクレジット購入に抵抗があるからです。
デメリット
メリットとしてはすでに会員登録している人が多いので1回目の購入に抵抗が少ない、モール自体が有名で安心感をもって購入してもらえると言う点があります。
実店舗で表現すると、イオンなどの大型ショッピング店に出店するようなイメージです。
デメリットは、固定費用に加え売上に対するロイヤリティが発生しますので、売上金額が大きくなってくると金額も増えてしまうことです。
元から利益率の低い商品の場合は収益を確保するのが難しいのが現状です。また、モール内で類似商品を比較検討しやすいのでライバルが多く、リピートしてもらうのが自社サイトよりも難しくなります。
自社サイト系とモール系の違い
自社サイト系の特徴
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2017年6月時点のデータになりますが、月商毎の店舗数は…
■300万円~:6,033店舗
■1,000万円~:2,236店舗
■3,000万円~:735店舗
■1億円~:159店舗
このようになっています。現在もまだまだ成長中です。
流通額も大きく、通販をやるのであれば是非チャレンジしていただきたいモールです。
ご利用料金などの詳細
モール系の特徴
初期手数料、月額費用、売上ロイヤリティ…全て無料!ほとんど費用がかからないので、リスク無く新規出店しやすいのが特徴のYahoo!ショッピングモール。
クレジット、アフィリエイト、ポイント等の負担だけなので、売れた時にだけ費用がかかります。
2015年には3,786億円超えと、モール規模も成長している目が離せないモールです。
しかし、楽天市場モールと比べると集客力、コンバージョン率(CV)も落ちるので低予算で出店したい、まずは通販がどんなものか試してみたいと言う方にオススメです。
ご利用料金などの詳細
使い分けるポイント
ご利用料金などの詳細
取扱商品毎におすすめなモール・カート紹介
楽天市場モール
Yahoo!ショッピングモール
AMAZON(アマゾン)モール
Wowma(ワウマ)…旧DeNAショッピング
MakeShop(メイクショップ)
shopserveショップサーブ|Eストアー
単品通販カート「リピスト」
CARTSTAR(カートスター)
ECドルフィン
おちゃのこネット
カラーミーショップ
SHOP-Maker(ショップメーカー)
ショッピングカートの選び方のポイント
そのため、「事業規模はどれくらいなのか」「どのような商品を取り扱っているのか」によって適したショッピングカートは異なります。
ショッピングカートの選び方は、以下のポイントによって左右されます。
・目指している事業規模
事業規模が大きいほど、ショッピングカートシステムで使いたい機能も増えるでしょう。
年商1億を肥えている場合は、カスタマイズ性が高いパッケージ型、事業規模が小さい場合は費用を抑えられるものを選ぶことをオススメします。
・自社の業態
事業内容が、対企業なのか、対消費者なのかによってショッピングカートの選び方が異なります。
ターゲットは誰なのかを明確にすることで、スムーズに選べます。
・商品とカートの相性
商品を定期的に補充しているのかどうかで適しているカートが異なります。
また、ECサイトのコンセプトもカート選びでは基準になるので、コンセプトも明確にしておきましょう。
・決済方法の種類
近年、キャッシュレス化が進んでいますよね。
そのため、対応している決済方法が異なると、ユーザーが購入を諦める可能性があります。
そのため、クレジットカード、代引き、コンビニ振り込み、QRコード決済など、どの決済方法に対応しているか確認しましょう。
・サイト運営担当者のノウハウ
リピーター確保のためにも施策を実施しましょう。