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要件定義からコーディングまで!LP制作の流れを解説します!

2022.10.14
要件定義からコーディングまで!LP制作の流れを解説します!
仕事でLP(ランディングページ)を作成することになったものの「どのように制作するのかわからない」「LP制作の流れを知りたい」など、具体的に知りたい方も多いのではないでしょうか。CV(成果)を出すには、単にLPを制作しただけでは効果は期待できません。また、LPは制作をした後も大切です。運用しながら、改善をしていかなければなりません。

効果的にLPを制作するには、どのようなことに注意する必要があるのでしょうか。今回は、LP制作の流れを要件定義からコーディング、LPを効果的に運用する方法、ランディングページ制作上の注意点までを解説します。

目次

LP制作の流れ

LP制作の流れ
まずは、LP制作に入る前に戦略的に設計していく必要があります。
LP制作に入る前に必要な準備について解説します。

1.目的を明確にする

LPを制作する上で目的を明確にすることが大切です。サイトを訪問してくれたユーザーに対し、どのようなアクションをしてほしいのか、どういう結果を望んでいるのかなど、
具体的に設定する必要があります。例えば「商品の購入につなげたい」「資料請求をしてもらいたい」「特定のサービスを利用してほしい」などが挙げられます。

2.市場分析を行う

目的が決まると、今度はどのような顧客層にアプローチするのかなどターゲット層を設定する必要があります。市場分析には、主に顧客・市場(Consumer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3C分析がマーケティング戦略として活用されています。これらの異なる3つの視点で戦略を立てて、方向性を見いだすことが大切です。

3.ペルソナの設定

目的と市場分析を行なったあとは、より具体的なターゲット層のペルソナ設定が必要になります。ペルソナ設定は、顧客の年齢や居住地、職種、年収、家族構成、性格など、さまざまな観点から具体的につくっていきます。ただし、具体的であってもかけ離れないよう、LP制作の目的と関連付けたペルソナ設定が重要です。

4.訴求ポイントを明確にする

自社の商品やサービスの魅力など、訴求ポイントを明確にすることもLP制作までの準備段階で必要となります。競合のLPを比較しながら、自社で差別化を図ることが生き残る戦略となるでしょう。

要件定義からコーディングまでの流れ

LP制作は、ただ単に進めていっても成果は上げられません。設計段階からしっかりと戦略を立てて、設定していく必要があります。ここでは、要件定義からコーディングまでの流れを解説します。

要件定義

要件定義
どのようなユーザーがLPに訪れるのか、ユーザーに何を伝えたいのか、ユーザーにどのような行動を起こしてもらうかなど、戦略設計していく必要があります。ユーザーの立場になり競合のLPを比較することで、これまで気づかなかった自社の強みや魅力を発見できる場合もあるのです。

ワイヤーフレーム作成

ワイヤーフレーム作成
ワイヤフレームは、LPのコンテンツを要件定義で想定したユーザーに合わせて、適切に配置します。つまり、必要な情報の具体化と整理をワイヤーフレームに落とし込む作業です。このときにどのようなサービスなのか、ユーザーにはどのようなメリットがあるか、他との違いは、誰のためのサービスであるかなど、ユーザー目線でポイントを洗い出すことが大切です。

これらを適切な順番に配置し、コンバージョンに到達することが最終的な目標となります。
順番が決定すると、コンテンツごとの見出しや本文(テキスト)なども決めていきます。その後、本文などを元に情報整理のためのレイアウトを完成させていく手順です。ワイヤーフレームには、グラフなどの数値データも必要に応じて準備しましょう。

デザイン

デザイン
ワイヤーフレーム作成のあとは、デザインに入りますが、すぐに取り掛かるのは適切ではありません。全体の流れを理解した上で完成イメージを明確にしてから進めることが大切です。例えば、手書きでデザインラフを描くなども一つの方法になります。ワイヤーフレームは情報整理のために適切に配置することを目的としているため、手書きのデザインラフを描くことで作業をスムーズに進められるのです。

コーディング

コーディング
デザインが完成すると、最後の工程であるコーティングに入ります。コーディング作業は、LP制作の中でも重要な部分であり、ページ全体のクオリティに影響すると言われています。基本的には、動作の不具合やレイアウトの崩れ、ユーザービリティなどを意識しながら作業を行いましょう。また、表示速度やフォームの動作もLP制作に大きく影響します。ユーザー目線でLPを訪問したことを想定し、ストレスがないかを確認しましょう。
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企業の広告用LP(ランディングページ)やWebサイト等を高速化し、CVR改善にコミットするプラットフォームです。

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LPを効果的に運用する方法を紹介

LPを効果的に運用する方法を紹介
LPの効果を発揮するためには、ここまで解説した要件定義やワイヤーフレーム、デザイン、コーディング以外にも重要なポイントがあります。

アクセス計測

検索エンジンやSNSからの集客では、費用はかかりません。しかし、より効果的にLPを運用するには、広告運用という手法もあります。広告運用では、どの媒体が成果を上げているかを検証しながら進めていくのが重要となります。集客の見込みがない媒体に広告を費やしても集客が望めないためです。

導線設計

集客については広告運用も大切ですが、基本的には検索エンジンのSEO対策がもっとも合理的と言えるでしょう。検索エンジンにキーワードを入力し、悩みや願望を満たす潜在顧客の獲得がポイントとなるためです。したがって、コンテンツのクオリティと内部リンクのスムーズな導線設計は、​LPを効果的に運用​する上で欠かせません。広告運用についても同様にCVにつなげるための導線設計を行いましょう。

EFO(エントリーフォーム最適化)

エントリーフォームは、ユーザーにとって使いにくいものであった場合、ページの離脱を招く可能性があります。例えば、入力項目がわかりにくい、入力項目が多すぎるといった場合などです。そのため、ユーザーがストレスを感じないようにわかりやすく、シンプルな仕様にするなどの改善が必要になります。

ランディングページ制作上の注意点

ランディングページ制作上の注意点
LP制作をする上で注意しておきたい点があります。

1つ目:販売するものの価値を上げることです。

LP制作でうまくできたとしても、販売する商品やサービスが魅力的でなければ効果は期待できません。LP制作とともに販売するものの価値を上げることも不可欠です。LPの改善とあわせて商品価値の向上も忘れず行いましょう。

2つ目:法律違反に気をつけることです。

LPでは、ユーザーに誤解を招く表現に注意しなければなりません。場合によっては法律違反となるため、注意が必要です。例えば、不当表示や有利誤認、誇大広告などの景品表示法、健康食品・美容商品などに関わる薬機法、その他、著作権、肖像権、商標権の侵害などです。LP制作には、コンプライアンスに配慮しながら適切な表現になるよう注意しましょう。
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まとめ

LP(ランディングページ)は、制作に入る前に目的を明確にし、市場分析、ペルソナ設定訴求ポイントを明確にするなど事前準備が大切です。LPの効果を発揮するためには、検索エンジンやSNSでのアクセス計測、広告運用などの方法があり、潜在顧客の獲得がポイントとなる導線設計が重要になります。また、エントリーフォームは、ユーザーにとって使いにくいものであれば、ページの離脱を招く可能性があるのでシンプルな仕様にするなど、EFOを意識した改善が必要になるでしょう。一方、LP制作をする上で商品価値の向上や法律違反にならないように予め留意しておきましょう。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

犬が大好きなたっぴーさん。特にマルチーズは天使のような存在!デザインはwebデザインなら何でもお任せできるマルチデザイナー。
LPデザインからバナーデザインまで高いクオリティで仕上げてくれるデザイナーです。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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