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リスティング広告とディスプレイ広告とは?効果的に使い分けるために知るべきそれぞれの特徴をご紹介!

2022.7.22
リスティング広告とディスプレイ広告とは?効果的に使い分けるために知るべきそれぞれの特徴をご紹介!
いまやネットショッピングが当たり前の時代になり、一般ユーザーに商品を販売する企業はネット販売を常に考慮に入れなければならなくなっています。店頭販売に行き詰まった時にネット販売を活用することで、業績を上げられる可能性があります。



ネットからの売り上げを上げるには、質の高いLP、サイト、広告を制作しなければなりません。LPやサイトに集客する際に使われるのが広告ですが、広告にはリスティング広告とディスプレイ広告があります。そこで今回は、リスティング広告とディスプレイ広告のメリット、デメリットをそれぞれ見ていきましょう。

目次

リスティング広告とは

リスティング広告とは
リスティング広告とは、グーグルなどの検索エンジンで入力した検索キーワードに合わせて検索結果一覧に表示される広告のことです。たとえば、「キャンプ」をキーワードに検索すると、キャンプに関連した商品やサービスの広告が表示されます。つまり、検索したユーザーが興味を持ちそうな広告が表示されるわけです。



リスティング広告でユーザーにヒットするキーワードを見つけることができれば、広告をクリックしてもらえる可能性が高まります。クリックされると、キャンプ関連グッズなどの紹介ページに飛ぶことになります。キャンプに興味を持っている人に、興味を持っているタイミングで、キャンプグッズを紹介できるので購入や問い合わせなどに結び付きやすいのが特徴です。

リスティング広告のメリットとデメリット

リスティング広告のメリット

リスティング広告のメリット
リスティング広告は、運用型広告とも呼ばれます。運用型広告では、広告を掲載した結果、どのような反応があったかをデータで見ることができます。クリック数やコンバージョン数、インプレッション数などがわかるので、そのデータをもとに、これから出稿する広告の内容を改善していくことができます。

また、リスティング広告では、広告費用の限度額を設定したり、広告する時間帯や地域などを限定して運用することが可能です。これらの設定は細かく変更することができるので、広告効果を見ながら、最適な状態にしていくことができます。また、クリック課金制なので広告予算に余裕がない場合でも、コストをある程度までに抑えてハードル低くスタートできるのもメリットのひとつでしょう。

リスティング広告のデメリット

リスティング広告のデメリット
リスティング広告は、キーワードで検索されないと表示することができません。そのため、積極的に情報収集するユーザーにはアプローチできますが、まだその商品の存在を知らないか、知っていても興味がない潜在的なユーザーを発掘することができないのが難点です。

もし商品のことを知ったら、「こんなにいい商品があったのか!」と、たちまち興味を持ってくれる可能性を秘めたユーザーに広告を届けることができません。ネット販売ではいかに潜在的なユーザーを発掘するかも重要なので、潜在的なユーザーにもアプローチできる広告と組み合わせて使う必要があります。

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リスティング広告の運用方法

リスティング広告の運用方法
実際に、リスティング広告を運用するための手順を解説します。

アカウントの開設

リスティング広告を使うには、「Google AdWords」や「Yahoo!プロモーション広告」などに、アカウントを開設する必要があります。アカウント開設には、連絡用メールアドレス、パスワード、銀行口座、クレジットカードなどの情報が必要です。

ターゲットを設定する

ターゲットを設定すると、その商品に興味がない人を排除できるので、より効率的に広告を出すことができます。たとえば、化粧水を売りたいなら、男性ユーザーにクリックされてもほとんど効果はなく、クリック課金により広告費用だけが増大してしまいます。ターゲット設定は、このような無駄を避けるために必要なのです。ターゲットを設定する際は、性別や年齢層、居住地域や趣味なども入れましょう。

キーワードを設定する

キーワードは、あまりビッグキーワード過ぎても効果が期待できません。たとえば、「化粧水」はビッグキーワードですが、「化粧水 肌荒れ 効果」のように、複数のワードをつなげるとスモールキーワードとなり、費用対効果が期待できるでしょう。

実際には、スモールキーワードより、ビッグキーワードのほうが効果は出ます。なぜなら、多くのユーザーが検索しているため、クリック数も多くなり、コンバージョン数も多くなる可能性があるからです。しかし、その分ビッグキーワードは競合性が高くなり、広告費用もかなり高くなってしまいます。結果的に、費用対効果が悪くなり、利益率が下がってしまう可能性もあるので、バランスが大切です。

広告文の作成

広告文の出来次第で、ユーザーの関心度が変わってきます。広告文はキーワードに合った内容にすることが大切です。より良い広告文を作成するには、競合他社の広告文を見て、自社商品の強みを強調するような差別化できる文面にすると、効果があります。多くのユーザーは、競合他社の広告も見ているので、競合他社に勝つためには、相手の「戦略」を研究することも大切なのです。

コンバージョントラッキングを行う

コンバージョントラッキングとは、どの広告でどの程度の効果があったかを読み取る機能です。コンバージョントラッキングによって、広告やLPの内容に改善すべき点が見つかるので、少しずつ改善してLPの精度を高めていくことができます。

分析と改善を繰り返す

リスティング広告とLPは、改善を繰り返すことによって精度が上がります。そのためには広告結果を分析することが重要です。リスティング広告やLPには、いろんな解析ツールがあるので、それらを活用して、問題点を洗い出して改善していくことによって、コンバージョン率を高めることができます。

ディスプレイ広告とは

ディスプレイ広告とは
ディスプレイ広告は、スマホやタブレットなどの、画面上部の広告枠に表示される広告です。ユーザーの閲覧履歴を分析して表示される広告なので、ユーザーの興味に近い商品の広告が表示されます。ディスプレイ広告もリスティング広告と同じくクリック課金制なので、クリックされない限り費用はかからないため、費用対効果が高いのも魅力です。

ディスプレイ広告のメリットとデメリット

ディスプレイ広告のメリット

ディスプレイ広告のメリット
過去の閲覧履歴に合った広告が自動で表示されるため、潜在層にもアプローチできるのが特徴です。能動的に検索している顕在顧客だけでなく、受動的に閲覧したことのある潜在顧客にも広告を届けることで、商品の販売拡大が期待できます。

自分で積極的に、キーワードを入れて検索はしないけど、商品の存在を知ったら、「使ってみよう」という気になる、潜在的なユーザーは案外多いものです。たとえば、ニキビがある人は、まだニキビを治す方法を積極的に探していなくても、ニキビ改善薬の広告が流れれば「見てみようかな」という気になる可能性があります。

また、ディスプレイ広告は、画像や動画を使うことができるので、テキストのみのリスティング広告と違って、視覚に訴える広告が作れます。商品の使い方やメリットをわかりやすく説明できるのも、ディスプレイ広告のメリットです。

さらに、ディスプレイ広告からLPにジャンプしたものの、コンバージョンに至らなかったユーザーに対して、再度広告を配信することができます。一度は商品に興味を持ったユーザーに再度アプローチすることで、コンバージョンにつなげることができます。

ディスプレイ広告のデメリット

ディスプレイ広告のデメリット
リスティング広告に比べてコンバージョン率が低いのが、ディスプレイ広告のデメリットです。ユーザーが自分で、積極的にキーワード検索しているわけではないので、関心はあるものの、すぐに反応してくれる可能性は低くなります。


また、広告の効果が分析しづらいのもデメリットでしょう。ユーザーが自分で検索したわけではないので、なぜ効果がないのかハッキリした理由がつかみづらく、改善しにくいのが難点です。

リスティング広告とディスプレイ広告を組み合わせると効果的

リスティング広告とディスプレイ広告を組み合わせると効果的
リスティング広告とディスプレイ広告には、それぞれメリットとデメリットがあるので、2つの広告を使うことによって、デメリットをなくすことができます。リスティング広告は顕在顧客に対して効果が期待できるものの、潜在的なニーズを掘り起こすことはできません。



これに対して、ディスプレイ広告は、リスティング広告ほどの顕在顧客への効果は期待できませんが、潜在的なニーズを掘り起こすことが可能です。両方併用すると広告費はかさみますが、長期的に見た時に費用対効果は高くなる可能性があるので、予算に余裕があれば、両方の広告を併用して使うことをおすすめします。
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まとめ

ネットで有効な広告には、リスティング広告とディスプレイ広告があります。それぞれメリットとデメリットがあるので、両方併用することによって、デメリットをなくして高い広告効果を上げるようにしましょう。また、広告だけを工夫するのではなく、広告から飛んだ先のLPの工夫もコンバージョンには大切です。そのため、広告とLPは必ずセットで改善していくようにしましょう。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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