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Web集客をお考えの方へ!リスティング広告とSEOの使い分けについて解説します!

2022.9.24
Web集客をお考えの方へ!リスティング広告とSEOの使い分けについて解説します!
Web集客するには、リスティング広告やSEO対策などが必要です。リスティング広告やSEOというワードを聞いたことはあるかと思いますが、具体的に何をすればいいのか分からないという方も多いことでしょう。ここではまず、リスティング広告とSEOについて解説します。また、リスティング広告とSEOの違いを見てみましょう。さらに、リスティング広告とSEOをどう使い分けたらいいのかについてノウハウも解説します。

目次

リスティング広告とは

リスティング広告とは
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに連動して、検索結果画面に表示される広告のことです。キーワード検索による自然検索結果よりも上位に表示されるので、より高いアクセスが見込めます。Google、Yahoo!などの検索エンジンに掲載されるリスティング広告には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

購買意欲の高い見込み顧客に直接アプローチできる

ユーザーが使用した検索キーワードに連動して表示されるので、ユーザーが求めている情報に合った広告が表示されます。そのため、自社の商品を買ってくれそうな、見込み客にアプローチできるのが大きな特徴です。ユーザーがネットで検索したということは、その検索キーワードに関して何らかの悩みがあったり情報を集めたりしています。



たとえば、「ダイエット」というキーワードで検索したユーザーは、肥満で悩んでいてダイエットしたいと考えていると推測できます。ということは、このユーザーにダイエット食品をすすめれば、買ってくれる可能性が高いのです。このように、ユーザーが求めているものがわかれば、それに合った商品の広告を出すことで購買率が上がります。リスティング広告の狙いはここにあるのです。

即効性が高い

リスティング広告は、広告配信会社と契約すればすぐに広告を配信開始できるので、即効性が高いのが特徴です。広告を出稿すれば、その日のちに効果が出るかもしれません。

リアルタイムで改善できる

リスティング広告は、専用画面からいつでも成果をチェックできます。ユーザーの反応が思わしくなければ、広告配信を中止してすぐに改善することも可能です。このように、広告内容を臨機応変に変えられるため、費用対効果を高めて集客することができるのです。

少額から始められる

リスティング広告は千円から始められます。最初に多額の広告費を準備しなくてもいいので、気楽に始められるのも、リスティング広告のメリットと言えるでしょう。広告を打っても、売り上げがアップするかどうかわかりません。しかし、千円から始められるのであれば、試しに広告を出してみることもできます。

デメリット

視覚に訴える訴求はできない

リスティング広告はテキストが主体なので、画像バナーのように目に訴えられる広告ではありません。ネットでは画像を使った広告が多様されています。画像があれば見てすぐわかるので、高い広告効果が望めます。しかし、リスティング広告はテキストだけなので、視覚効果を狙った広告はできません。

広告慣れしているユーザーのクリック率が低い

リスティング広告は、検索エンジンの検索結果の上位に表示されるのが通常です。しかし、リスティング広告には「PR」と記載されているので、ひと目で広告とわかるため、最初から無視するユーザーも多いようです。そのため、リスティング広告のクリック率はあまり高くありません。

競合他社との競争が激しい

リスティング広告は簡単に参入できるので、自然と競争相手が多くなります。また、競合他社の広告も閲覧できるので、その文言を真似して出稿することもできます。このように、リスティング広告は簡単にできて即効性があり、うまくいくと大きな効果が望めるため、競争が激化しています。高い効果を得るには、他社との差別化をはかるそれなりの工夫が必要です。

SEOとは何か

SEOとは何か
SEOとは、検索エンジンを使ったアクセスアップの方法で、Googleなどでユーザーが検索したキーワードによって検索結果に表示されるものです。検索エンジンの上位に表示されれば、クリックされる可能性が高いのでアクセスアップが望めます。自社のサイトをネット上に公開しても、アクセスが少ないと効果がありません。そこで、SEOを駆使して自然検索からのアクセスアップをはかるわけです。しかし、ほとんどのユーザーが検索結果ページの1ページ目しか見ないため、それ以降のページに表示されてはアクセスアップはほとんど見込めないでしょう。



また、検索上位に入るには、サイトのコンテンツを充実させることが重要です。Googleは、コンテンツが充実しているサイトや、コンテンツの更新頻度が高いサイトを優良サイトと認識するため、検索上位を狙うには、内容の充実したサイトを作る必要があります。SEO対策を行ってアクセスをアップさせるには、かなりの手間と時間がかかります。

メリット

検索結果を通じて、自社のサービスや商品を知らないユーザーと
接点を持つことができる


ユーザーに商品を購入してもらうには、まず自社商品を認知してもらう必要があります。SEO対策を駆使してアクセスアップをはかれば、多くのユーザーに自社商品を知ってもらうことができます。しかも、SEO対策は自分で行えるので、広告と違い費用をかけずに実施することが可能です。

ユーザーのアクセス数に応じて費用が発生することはない

リスティング広告では、ユーザーのアクセス数に応じて広告費用が発生しますが、SEOではいくらアクセス数が増えても、費用が発生することはありません。そのため、SEO対策をうまくやれば、費用をかけずにアクセス数を増やして、商品の販売数を伸ばすことができます。

デメリット

世の中に存在しない新しい商品やサービスを扱うWebサイトの場合
検索されるキーワードも初めは存在しない状態となる


これまでにない、新しい商品やサービスのマーケティングには、SEOは向いていません。しかし、これはリスティング広告にも言えることです。なぜなら、ユーザーがその商品やサービス関連のキーワードを検索する機会がないからです。リスティング広告も、ユーザーが入力したキーワードによって表示されるため、これまでにない新しい商品やサービスには使えません。



例えば、いまでは大人気の「プログラミング 習い事」ですが、プログラミングが流行っていなかった数年前まではこのようなキーワードの検索ボリュームはとても小さいものだったことでしょう。

検索エンジンに評価され、順位や流入に好影響が見られるまでには時間がかかる

特に規模の大きなサイトでは、検索エンジンが認識して順位をつけるまでに時間がかかるので、即効性がないのがSEOの難点です。また、Googleは不定期に検索エンジンのアルゴリズムを変更しており、しかもその内容は公開されていません。そのため、現在はSEO対策がうまくいっていても、アルゴリズムの変更によって、ある日突然アクセスがダウンしてしまうこともあります。今後、Googleがどのようなアルゴリズムの変更を加えるのか、まったくわからないので、SEOだけに頼るアクセスアップ法にはリスクがあります。

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SEOとリスティング広告の違い

SEOとリスティング広告の違い
SE0もリスティング広告も、検索キーワードを対策することによるアクセスアップ方法という点では共通しています。しかし、この2つには先ほど紹介した内容も含めていろんな違いがあるので、1つずつ見てみましょう。

即効性(順位に反映されるまでの速さ)

リスティング広告はすぐ効果が表れますが、SEOはアクセスアップするまでに時間がかかります。SEOによる検索順位は、Googleのアルゴリズムによって決まりますが、検索結果が更新されるまで順位は変わりません。これに対して、リスティング広告は、出稿したその日から目に見えてアクセスが増えていく可能性があります。

コントロール性

リスティング広告は、キーワードやユーザーの居住地、性別、年齢などによってターゲットを設定できるので、思ったような効果がなければ、いつでも設定を変えて再度試してみることができます。このように自由度が高いのが、リスティング広告の特徴です。SEOの場合も同じようにキーワードを設定しますが、一度設定すると変更はしないのが普通です。SEOの場合は、設定したキーワードによって徐々にアクセスが伸びていきますが、リスティング広告のように、地域や期間を絞ってユーザーを流入させるような使い方はできないため、自由度が低いのが難点です。

クリック率

リスティング広告は検索結果の上位に表示されますが、SEOの自然検索に比べるとクリック率は低くなります。それは、ユーザーが意図的に広告を避けるからです。一方、SEOによる自然検索で広告の下の上位部分に表示されれば、多くのユーザーがアクセスするので、クリック率は高くなります。

費用

リスティング広告はクリック課金制なので、1クリックごとに費用がかかります。また、人気の高いキーワード(ビッグキーワード)は競争が激しいので、1クリックあたりの単価が高くなります。しかし、SEO対策には費用はかかりません。

SEOとリスティング広告を併用する

SEOとリスティング広告を併用する
アクセスアップのためには、SEOとリスティング広告どちらか一方だけの方法を使うのではなく、両方併用するのがおすすめです。費用を全くかけずにアクセスを上げたいのなら、SEOだけのほうがいいのですが、アルゴリズムが変わると急激にアクセスが落ちる危険性を伴います。今はSEOだけで好調だとしても、それがずっと続くかどうかわかりません。



そこで、SEOとリスティング広告を一緒に実施すると、安定したアクセスが得られます。また、リスティング広告を利用することによって、効果のあるキーワードがわかるので、その情報をSEOにフィードバックすることもできます。つまり、リスティング広告を使うことによって、さらにSEO効果を高めることができるのです。このように、SEOを基本にしながらリスティング広告を併用すると、相乗効果で高い効果が得られます。



また、一定期間だけアクセスを集中させたい場合や、特定の地域だけアクセスを上げたければ、リスティング広告を使うといいでしょう。リスティング広告はSEOと違って、短期間でアクセスをアップできるので即効性があります。両方の特性を知って、うまく使い分けることをおすすめします。

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リスティング広告とSEOの具体的な使い分け方法について

リスティング広告とSEOは併用した方が良いと説明しましたが、予算や時間の関係上、どちらか一方しか使えないケースも多いかと思います、
そこで、具体的にどのような点を見て使い分ければ良いのかを詳しく紹介します。

効果期間による使い分け

1つ目のポイントは、期間です。
先ほど即効性で言うとリスティング広告が優れていると紹介しましたが、もし長い目で見た時の集客数や成果を優先する場合には、SEOが優れています。

リスティング広告は、広告を停止するとアクセス数が激減してしまうため、短期集中で集客したい場合に向いています。
例えば期間限定のキャンペーン期間や、季節商品の紹介、繁忙期のみの集客がしたい場合には、リスティング広告が向いています。

なお、SEOでもそのイベントの数か月前から上位表示のための対策ができるのであれば、短期集中での集客も可能です。
SEO対策でキーワードの検索時に上位表示されるようにすれば、広告を出さなくてもサイトへの自然流入が見込めます。

また、毎年繰り返されるキャンペーンや季節イベントの集客をしたい場合も、SEOは効果的です。

しかしSEO対策を行ったからと言って必ず上位表示されるという保証はないので、競合の多いキーワードの場合は特に注意しましょう。

商材の種類による使い分け

2つ目のポイントは、商材の種類です。
商品単価の低い商品の集客をする場合には、リスティング広告は不向きです。
リスティング広告のコンバージョンを獲得する確率は100クリックにつき1件と言われており、1クリックごとに広告費が発生するためです。

もし商品単価が1000円の商品をリスティング広告に出し、1クリック当たりの広告費が100円だった場合、9000円ほどの赤字になる可能性が高いです。
商材の単価がもっと高ければ黒字になる可能性も十分ありますが、単価の安い商材の集客をする場合には、SEOの上位表示を狙った方が現実的でしょう。

一方で、高単価商品にSEOを活用するのも相性が良くおすすめです。
商品単価が数十万円以上になる高単価商品であればSEOとリスティング広告どちらでも効果が期待できるので、目標達成までの期間や目的に応じて選ぶと良いでしょう。

また、商品を宣伝する際には一緒にSNSも活用してみてください。

なお、集客の目的が商品販売ではなく、サイト内のバナー広告のアクセスによる収益の場合は、SEOを活用しましょう。

広告収入を得たい場合の目的は「アクセスを増やす」ことになるはずなので、そのために広告費をかけるのはあまり現実的ではありません。
SEO対策としてコンテンツ作成を行うことが、直接的に集客の増加に繋がり、広告費の増加に繋がります。
メディアとしてそのサイトが大勢の方に認知されていない限りは、SEO対策を優先しましょう。

用意できるコンテンツ量による使い分け

3つ目のポイントは、用意できるコンテンツの量です。
特にオリジナルブランドを販売している通販サイトに多いのですが、販売商品が1つしかないケースがあります。
この場合、リスティング広告がおすすめです。

もし商品が少ない状態でSEOで集客しようとすると、コンテンツが用意できずにアクセス数が伸び悩む可能性が高いです。
そのため、コンテンツの量に縛られずに人目に触れさせられるリスティング広告の方が、キーワードやランディングページの内容の出来次第ではありますが、販売につながる可能性が高いです。

一方で扱う商品数が多いサイトは、たくさんのコンテンツを保有し、リスティング広告費用をかけずともアクセス数を閲覧者の検索で稼げます。

ただしサイトのSEO対策をしっかりと行い、閲覧者の検索からサイトに集客できるようにする必要があります。

まとめ

Webで集客するには、リスティング広告やSEOなどが有効です。リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに連動して、検索結果画面に表示される広告です。リスティング広告は、見込み客にアプローチしやすいのが特徴です。また、即効性が高くリアルタイムで改善できるのも、大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、リスティング広告は費用がかかります。その点、SEOは無料でできますが、効果が出るまでに時間も手間もかかるのが難点です。また、Googleのアルゴリズムが変わると、SEO効果がなくなるおそれがあります。この2つを併用すれば、高い効果が得られる可能性が高まるのでおすすめです。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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