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クラウドソーシングでデザインを発注する際の注意点

2022.9.2
クラウドソーシングでデザインを発注する際の注意点
インターネットの普及によって、クラウドソーシングの規模が広がりつつあります。

Webデザインも、クラウドソーシングで発注するべきなのでしょうか。

実際に、クラウドソーシングで注文するメリットや、、そもそもクラウドソーシングとは何なのか。気になるデザインの外注について詳しく解説します。

目次

デザインの外注にクラウドソーシング?

デザインの外注にクラウドソーシング?
Webサイトやページの制作でコンテンツ以上に重要な役割を占めているデザイン。企業内にデザインに精通している担当者がいればいいものですが、分野が異なればひとえにデザインとは言えど、Webサイトに合ったデザイン制作は難しいものです。

そんな時に視野に入れてほしいのが、デザインを外注するという行動です。デザインを外注する方法の中の一つとして、クラウドソーシングが挙げられます。

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングとは
群衆という意味を持つクラウド(crowd)と、業務委託という意味を持つソーシング(sourcing)が組み合わさった単語です。インターネット上で複数の人材へ業務を委託することを指します。クラウドソーシングサイトに登録しているユーザーたちに案件を依頼し、公募形式とコンペ形式を選択して、案件に対するデータを募集します。

クラウドソーシングが出来るサイト

日本最大級のクラウドソーシング
TV新聞で話題沸騰!お仕事マッチングサイト
必要なとき必要なだけ仕事を頼めるオンラインアシスタント
アフィリエイター歓迎!SEO記事代行
バナーやLP等を作成するクラウドソーシング
月額固定・長期契約の新しい在宅ワーク紹介サイト

アウトソーシングとの違い

アウトソーシングとの違い
よく対比して挙げられるアウトソーシングは、業務を外部の業者へ委託することを指します。クラウドソーシングも一種のアウトソーシングと言われており、一般的に業務を外注するとなるとアウトソーシングを指しています。

メリット

業務を委託する企業側が予算や納期を制定できるため、低予算での制作が可能です。クラウドソーシングサービスに登録しているユーザーはフリーランスであったり個人であるため、企業のように休日という設定がなく、案件への着手スピードも早い可能性があります。融通が利きやすいこともあり、予算を抑えてスピーディに仕上げたい際には良い方法です。

デメリット

フリーランスや個人が対応しているというメリットに反して、安定した納期や、求めているクオリティが確保できない可能性も高くなります。また、応募者が集まらない可能性も踏まえるとより安定した案件の確保が難しくなります。連絡不備、対応の違いや料金などトラブルが生じてしまうこともあり、契約を結んでいるわけでもないため案件の途中でフェードアウトしてしまう恐れもあります。

プロのデザイナーへ注文するメリット、デメリットとは?

フリーランスにデザイン制作を依頼するメリットとデメリットについてはご理解いただけたと思います。
フリーランスに依頼するのは、予算を抑えつつスピード感を持って成果物を得られますが、個人ということや料金体系、質に対して不安が残るという方もいらっしゃるかもしれません。

そこでおすすめなのがプロのデザイナーに依頼するということです。
もちろんメリットだけでなくデメリットもあるので、フリーランスの方にするのかプロの方にするのかは状況に合わせてしっかりと考えましょう。


プロのデザイナーに依頼するメリットは大きく分けて3つあります。

1つ目は、成果物の質が高いことです。
プロの場合、そのほとんどが企業に属しているので、様々な技術を用いて設計を行えます。
フレームワークや導線設計のような高技術を用いるので、できた成果物の仕上がりはフリーランスと比べれば高いと言えるでしょう。
加えて、これまでの経験も含め、その高い技術を使いこなすため安心して任せることができます。

2つ目は、人件費を抑えられる点です。
プロのデザイナーを雇うとなると、採用するにあたってかなりのコストが必要になります。
そのデザイナーの給与以外にも、保険や福利厚生なども含めたコストが挙げられます。
これを考えると、正式に雇うよりも、アウトソーシングで業務委託という形式で依頼する方が人件費を抑えられるのです。

3つ目は、リスク低下に繋がるということです
例えば、そのデザイナーが数あるライフイベントで仕事を休職することもあるでしょう。
その際に、社員としてそのデザイナーに任せっきりにしていれば、その穴埋めに時間がかかると思います。

しかし、アウトソーシングだと、他のデザイナーに依頼をしても良いですし、社会復帰したデザイナーにまた任せることも可能です。

またデメリットに関してはフリーランスとほぼ同じだと思っていて大丈夫でしょう。

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クラウドソーシングで外注するのがおすすめな理由

こちらには3つ理由があります。

1つ目は、必要な人材をすぐに見つけられる点です。
クラウドソーシング系のサイトに登録している方たちは、各々得意分野を持っていることが多いです。
例えばWebデザインだけでなく、Web広告デザインを得意としている方もいらっしゃるので、自分のニーズに合わせた人材を探せます。

2つ目は、コストを抑えられる点です。
例えば発注者側が会社だとすれば、上記でも述べたように、社員としてデザイナーを雇うのは様々なコストが必要になります。
しかしクラウドソーシングで外注することによって、必要な時にだけ費用を使えば良いのが便利ですね。

3つ目は、長期継続がある点です。
基本的には1つの仕事を終えれば、そこで関係が終わるパターンが多いですが、場合によっては継続的に仕事を続ける場合があります。
長期的な関係を築くことにより、お互いの信頼をもって仕事に取り組めるでしょう。

クラウドソーシングで依頼するなら

クラウドソーシングで依頼するなら
制作予算が少なく、どうしてもクラウドソーシングで安価にデザインを集いたいという場合は、2つの留意点を確認してから依頼するようにしましょう。

納期設定

どれだけの応募数があり、どのような経歴を持ったユーザーが応募してくれるか分からないため、まずは納期を余裕を持った日にちで設定しましょう。納期が守れなければ企業としての信頼を失ってしまったり、作業予定が狂ってしまう可能性があります。なるべく余裕を持った日を設定し、設定した期日に送られてきたデータの中から絞るようにしましょう。
加えて応募者が殺到することで選考に時間がかかる可能性があります。
数が多くても、その中から優秀なデザイナーを選ばなければなりません。
今までの経験やスキル、実績などをチェックする必要があるので、デザイナーを選ぶ際も余裕を持った期限を持たせることをおすすめします。

修正の料金体系

修正を依頼した際に別途で料金を要求するクリエイターは存在します。修正には工数や費用がかかる場合もあるため、事前に修正回数の上限や追加報酬の制度を定めておきましょう。また求めていたものと違うからと修正を求めると難色を示すクリエイターも存在するため、あらかじめ依頼をする前に「何回までの修正は無償で行う」と決めておきましょう。

ビジネスマナーを守る

発注する側は相手が企業じゃないからとビジネスマナーを無視した対応をしていては、関係を悪くしてしまう原因になり得ます。あくまで連絡する時間帯は常識の範囲内であることや、言葉遣いは丁寧にする、やり取りは相手の意見も取り入れながら進めるなど一般的なビジネスマナーを順守した上で取引を進めましょう。非常識な要望や連絡を怠るトラブルはクリエイター側だけでなく、依頼を発注した企業も起こすことがあります。

お互いがビジネスマナーに則り、常識的なやり取りをするためにもまずは企業側が丁寧に対応することが大切です。

他にも採用したデザイナーに、仕事を依頼した途端に断られてしまったり、納期を守ってくれなかったり、仕事の途中で音信不通になってしまったりする可能性もあります。
これらを防ぐためにも、契約書での書面上で契約を結んでおくことをおすすめします。
それによって、お互い最低限のビジネスマナーを守らなければならないという意識が生まれるでしょう。

Webデザインは制作会社へ依頼する

Webデザインは制作会社へ依頼する
クラウドソーシングは、「とにかくクオリティーよりもコストを抑えて制作してほしい」場合や「早く仕上げたい」という場合には収まるかと思います。

しかしやはり、安定した納期やクオリティを求めるのであれば、クラウドソーシングではなく制作会社へ依頼することがおすすめです。



さらにWebマーケティング活動の市場規模はどんどんと広がりを見せ、クオリティの高さやユーモア性、独自性などさまざまな要素を持って企業は戦っています。



各社クオリティを求めて、自社が望むデザインへと仕上げてもらう案件の場合は、制作会社へ依頼することが多いようです。

納期に間に合わない、デザインに納得がいかないなどのトラブルの可能性も考えて、クルドソーシングを利用すべきかもう一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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