フォームを一つにまとめることで、ページ全体をスッキリさせ、ユーザーの迷いを減らす効果があります。
ただし、目的が異なる問い合わせを同一フォームで扱う際には、次のような注意が必要です。

【メリット】
・ページ遷移が不要で入力がスムーズ
・フォーム設置数を減らしてデザインを整理できる
・データ管理を一元化しやすい

【注意点】
・目的ごとに必要な情報量が異なると、入力負担が増える
・選択肢が多いと迷いやすく、離脱の原因になる
・社内で対応フローを分ける必要がある場合、管理が複雑になる

そのため、フォーム統合時は「目的選択」を明確に設けることが重要です。

・冒頭で「お問い合わせ内容をお選びください」という選択項目を設ける
・選択内容に応じて必要項目を表示・非表示に切り替える（動的フォーム設計）
・入力項目は共通項目（氏名・メールなど）＋最小限の追加項目に絞る
・ボタン文言を「送信」ではなく「選択内容を送信する」など具体的にする

動的な切り替えや選択肢の設計を工夫すれば、1つのフォームでもスムーズに複数目的をカバーできます。

・資料請求と問い合わせ内容が類似しているLP
・同一部署で一括対応できる業種
・入力項目が5項目以内で共通化できるフォーム
・ユーザーが「まず話を聞きたい／資料がほしい」など同系統の目的を持つ場合

このような場合はフォーム統合によるUX（ユーザー体験）向上が期待できます。

LP制作.jpでは、複数目的を持つフォームの設計・実装にも対応しています。
選択内容に応じた入力欄の出し分けや、送信後の振り分け設定もコーディング段階で対応可能です。
フォーム構成の最適化からデザイン調整まで、一貫したサポートを提供しています。
制作の流れはこちらをご確認ください。