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アクセス・売上が高いランディングページデザインの参考サイト6選

2022.3.14
アクセス・売上が高いランディングページデザインの参考サイト6選
ランディングページでアクセス数や売上を伸ばすには、瞬時にユーザーの興味を引き、短時間で商品やサービスの魅力を伝えることが重要。また直接購買に結びつけるだけでなく、ユーザーがシェアしたくなる読了感もポイントです。最近のトレンドはグリッドレイアウトやミニマルデザインなどで、効果的に画像を用いひと目で情報提供できるレイアウトです。ここではアクセス・売上が高いランディングページデザインの参考サイトを6つご紹介します。

目次

はじめに

ランディングページは直接購買に結びつくものという時代は過ぎ、ユーザーがシェアしたくなる体験や読了感が意識されるなど多様化しています。最近のトレンドは、コンテンツをボックスやタイルのように隙間なく並べるグリッドレイアウトや、余計なものを削ぎ落としシンプルで洗練されたミニマルデザイン。少ない要素でもひと目で情報提供ができる、スッキリとしたデザインが好まれる傾向にあります。



ここではアクセス・売上が高いホームページのランディングページをピックアップし、デザインや構成の特徴、人気の理由などを解説していきます。

楽天市場が選ぶ「ショップ・オブ・ザ・イヤー2017」受賞ショップから3選!

楽天市場が選ぶ「ショップ・オブ・ザ・イヤー2017」受賞ショップから3選!
誰もが一度は目にしているサイト「楽天市場」。45,000店を誇る日本最大のショッピングモールであるこのサイトは、年間や月間のランキングを掲載し、ベストショップを選出しています。ここではランクインした店舗のなかから、売上やアクセス数を高めるのに参考となるページをピックアップして紹介していきます。

クオリティの高い画像レイアウトでブランディングに成功

自然食品を販売するネットショップ「タマチャンショップ」は宮崎県都城市にある有限会社九南サービスが運営。2017年のショップ・オブ・ザ・イヤーでは総合2位に輝いています。



ファーストビューは比較的シンプル。上部は九州の田舎を思わせるイラストと〈「しあわせ食」を、九州から。〉のコピー、中央部は商品写真が横に5枚自動送りしていくだけというデザインです。



大きめの商品画像で動きをつけ、商品コピーはシンプルかつ温かみを表現しています。このページで特徴的なのが写真の美しさ。写真一枚に原材料やバックグラウンド、安心感までが盛り込まれており、商品情報だけでなく、ショップイメージを引き上げる大きな一因となっています。視覚的にユーザーの関心を引くだけでなく、九州の健康食品としての信頼感にも繋がり、ブランディングにも成功しています。



スクロールすると、ブロック分けしたグリッドレイアウトで商品情報から、ニュース、ブログ、新着アイテム、ランキングまで、豊富なコンテンツがどこにあるか瞬時に分かり、ユーザーはストレスなく希望の情報にたどり着けることができます。

タマチャンショップ

売上アップはインパクト大のランディングページがカギ!

「うきうきワインの玉手箱」は、ショップ・オブ・ザ・イヤーを10年連続受賞。まずファーストビューがインパクト大です。



「10年連続受賞」と「10%OFFクーポン」という「10」を意識した画面構成はユニークでユーザーの目をひきます。またページ横にあるセール情報は、余白があることで詰め込みすぎという印象が薄れ好印象。10年連続ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞の自信が、画面から溢れ出ていて、ついついクリックしてしまいたくなるページです。

うきうきワインの玉手箱

動画は利用価値大!

ネイル工房のランディングページは、画面の半分以上で、画像自動送りカルーセル機能を使用したカラフルなデザインでインパクト大。スクロールすると、お気に入りのネイルを施した生活シーンのイメージ画像が掲載されており、商品だけをフィーチャーするよりも、想像力を掻き立て購買意欲を掻き立てます。



商品情報ではパーツを含んだネイルのコーディネート方法がグリッドで配置されており、お気に入りが見つかりやすいレイアウトになっています。また画面をクリックするとネイルのコーディネート方法が動画で示されていることから、細かい心遣いが感じられます。ファーストビュー画面のサイドにはキャンペーン情報を、下部には一押し商品広告と、余白をもたせながらも簡潔にレイアウトされています。

ネイル工房

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Yahoo!ショッピング「ベストストアアワード2017」受賞ショップから2選!

Yahoo!ショッピング「ベストストアアワード2017」受賞ショップから2選!
Yahoo!ショッピングに出店している約65万以上の店舗のなかから、ユーザーの評価、売り上げなどを指標にして選ばれる「ベストストアアワード2017」。年間ベストストアに選出されたショップの中から、ランディングページのデザインがスタイリッシュな2店舗について紹介します

写真のクオリティで高級感を表現!

ベストストアアワード2017のスイーツ部門で1位になったショップです。

グリッドレイアウトで商品情報がひと目で分かるファーストビューは、上部に旬のギフト情報、中央部に商品のアップでの自動送り画像をレイアウト。スクロールすると商品のイメージ動画も掲載されています。



基本構造はシンプルですが、写真のクオリティにばらつきがないので、サイト全体に統一感があり、高級感につながっています。マカロンやエクレアなどカラフルな商品の画像をシックにまとめ、自動送り機能で動きをつけたファーストビューは、スタイリッシュ。買う気がなくても画像の美しさについついクリックしたくなります。

LT by LOUANGE TOKYO

伝えたいことだけ伝える潔さ!

ベストストアアワード2017キッチン部門で第2位になったショップです。ファーストビューで商品情報ではなく、セール情報を全面に打ち出す大胆なレイアウト。また、デザイン性のあるフォントのタイポグラフィーを意識しており、シンプルながらスッキリと品のあるページになっています。スクロールすると、グリッドレイアウトにセール情報のみを掲載する潔さ。グリッドの幅がかなり広いため、商品が見やすく、色調もブルーとピンク2色で統一され、言いたいことがダイレクトに伝わりやすい印象があります。

タイガー魔法瓶

Wowma!のイベントページから選一!

Wowma!のイベントページから選一!
KDDIコマースフォワードが、2017年より運営する「Wowma!」。

運営元からもわかるとおり、携帯電話ユーザーとの親和性が高いことが特徴であるECサイトのイベントページを紹介します。

イラスト主体のデザインは文字数を減らしてスッキリと!

イラストと写真をミックスした賑やかなランディングページになっています。ファーストビューで、かぼちゃのモチーフをクリックすると、スクロールの必要なくカテゴライズされたコンテンツに飛ぶ構成はとっても便利。



画面は黒を基調にすることで、賑やかなハロウィンのイメージを保ちながらも、「ごちゃっと感」を軽減。ページ上の文字数が少ないのも、画面の統一感を持たせるために一役買っているのかもしれません。商品情報の写真がユニークなので、ついついクリックしてしまいそう。

Wowma!2017 Halloween collection

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人気なページにするためのポイントとは

1つ目はファーストビューのインパクトを強くすることです。

ファーストビューとは、アクセス時に画面に表示されるページ上部のことです。
ランディングページにおいて大切なのは、すぐにページを離れないでいてもらうことです。
従って、ランディングページで最も重要なポイントがファーストビューとなります。
アクセスした人はまずファーストビューを見て、数秒で続けて見るかどうかを判断します。
一瞬で「このページは興味がある」と判断してもらうためには、「心をつかむキャッチコピー」と「目に留まるデザイン」の2要素を大切にしましょう。

2つ目はサービスを顧客視点で考えることです。

ファーストビューで興味を持ってもらえると、ページ全体を見てもらえるので、商品・サービスの訴求が始まります。
重要なのは「顧客視点の利点」「スペック・機能」の順に説明することです。
利点とは、その商品・サービスを利用して、お客様が得るプラスのことを指します。
まずは顧客にとっての利益を述べたうえで、「その理由は〜」と繋げてスペックの説明をすると、説得力が高まり訴求力アップにつながります。

3つ目はユーザーに悩みが生じないようにすることです。

良いランディングページを作るためには、1ページ内にユーザーが求める情報をしっかりと載せることが大切です。
コンテンツ配置は、扱う商品・サービスにより異なってきます。
コンバージョンの壁となりうるあらゆる不安・疑問についてはページの中の情報だけで解決できるように工夫しましょう。
また、利用者の口コミやQ&Aは必ず掲載して、お客様が不安を感じることなく購入できるようにしましょう。
これらの対策もお客様の満足度UPが期待できます。

4つ目は機会損失を防ぐページ構成にすることです。

ランディングページにおいては、ユーザーが少しでも購入したいと思ったその瞬間を逃さないことが大切です。

そのために、購入までにかかるアクションの手間を少なくする必要があります。
1クリック・1アクションでも省く工夫をしましょう。
おすすめな工夫は、ランディングページ内に申込みフォームを用意することです。
ランディングページから申込みページにわざわざ移る必要がなく、ランディングページ内で申込みが可能になりスムーズに対応ができます。

ランディングページでありがちなミスとは

1つ目はページの内容が不明な点です。

商品内容やサービスが不明だと判断されるとすぐにユーザーは離脱してしまいます。
ファーストインプレッションが重要なため、わかりやすいタイトル、キャッチコピーをつけ、検索キーワードや広告文とコピーの内容が合致するようにしましょう。
また、画像やデザインもサービスや商品が一目でわかるものにすると良いでしょう。

2つ目は商品の良さやユーザーメリットが不明な点です。

「導入実績1万人」「顧客満足度98%」「メディア掲載」「テレビ番組で紹介」などの情報を多く載せすぎている場合は注意が必要です。
信頼を高める言葉は確かに必要ですが、このような文言があまりにも多すぎると逆効果です。
ユーザーが初めて商品やサービスを知ったときに、第三者から認められたという情報は興味を持つきっかけになります。
しかし、このような情報は決して多用してはいけないということは覚えておきましょう。

3つ目はターゲットに適していないデザイン・トンマナです。

トンマナとは「トーン&マナー」の略です。
ユーザーが商品やサービスを購入したくなるようなトンマナにし、コンバージョン率の向上を目指しましょう。
デザインが古い場合も、ユーザーの離脱の原因になるため、常に最新のデザインのものに変更するようにしましょう。

まとめ

まとめ
以上、アクセス・売上が高いランディングページデザインの参考サイトを紹介しました。ランディングページは、第一印象を決めるショップの顔のようなもの。第一印象がいくら良くても、欲しい情報が見つからないと意味がないですよね。グリッドレイアウトで商品情報がひと目で分かり、洗練されたミニマルデザインでショップのイメージアップができれば、アクセス数や売上に貢献できるかもしれません。売上やアクセス数を伸ばしているランディングページを参考にしてみてください。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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