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ランディングページ制作において独自ドメインを取得する3つのメリット

2022.3.13
ランディングページ制作において独自ドメインを取得する3つのメリット
ランディングページを制作する際は、独自ドメインを取得することがおすすめです。ランディングページは1つの商品やサービスの宣伝に特化したページであるため、コンテンツ内部での関連性が非常に高いです。そのうえ独自ドメインを取得すれば、URLとコンテンツ内容の関連度も高めることができ、検索エンジンからの評価向上につなげられます。ここではランディングページ制作において独自ドメインを取得するメリットを3つ紹介しています。

目次

はじめに

ランディングページとは、広告などが気になってクリックしたユーザーが最初に見るページを指します。ページからユーザーの離脱を防ぐだけではなく、商品購入やサービスへの問い合わせといったさらなる行動へと促すためにも、テキストや画像の選択など、さまざまな工夫を凝らすことが必要です。

ランディングページの最適化を図るうえでは、ドメインの選択もまた重要な要素の1つとなります。ランディングページ制作において、独自ドメインを取得することは、大きなメリットがあるのです。

独自ドメインとは

独自ドメインとは
ドメインとはインターネット上における住所です。当サイトでいえば、ページ上方に表示されているhttps://rdlp.jp/の部分のうちrdlp.jpの部分がドメインになります。

ウェブサイトを運営する為に必須となるドメイン。取得するためには、ドメインの取得業者に申請するか、Livedoorやアメーバブログ、FC2など既存のブログサービスを利用し、ドメインを共有するという方法があります。前者は「独自ドメイン」、後者は「無料ドメイン」と呼ばれ、独自ドメインを取得するにはお金がかかりますが、1つのドメインを自社のみ利用できます。後者のサービスではドメインのあとにユーザーごとのIDが付きますが、ドメイン自体は同じで、自社サイトはその配下のサブディレクトリやサブドメインという扱いになります。

よく見かける「.jp」や「.com」というのはドメインの種類を表しており「.jp」は日本、「.com」は商用であることを示しています。商品やサービスを宣伝するランディングページの場合は「.com」を取得するのがふさわしいかもしれません。

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独自ドメインを取得する方法と流れ

独自ドメインを取得する方法と使用するまでの流れについて紹介します。

取得するドメインを決める

事前にどんなドメインを取得するか決めておく必要があります。
まずは取得するドメインの種類を決めていきます。
ドメインの種類は、ドットで区切られた右の文字列のことを言い、ドメインの一番右側の部分のトップレベルドメインと呼び、ドットで区切られた右から二番目の部分をセカンドレベルドメインと言います。

ドメインの種類ごとに、取得する人や特徴が異なるので、自分に合ったドメインの種類を選ぶことが重要です。
トップレベルドメインは2種類あり、ccTLDとgTLDがあります。
ccTLDは、国別や地域別のドメインで、その国や地域に住む個人や団体でないと、取得できない場合があります。

gTLDは、用途や分野別のドメインで、地理的な制約が無く、世界のどこでも取得できるドメインになります。

次に、先程のトップレベルドメインやセカンドレベルドメインの左の部分の、ドメインの文字列を決めます。
ドメインに使える文字の種類は、半角英数字と半角ハイフンで、任意に決められる部分の文字数は3文字以上63文字以下になります。

契約手続きをする

取得するドメインを決めたら、ドメイン取得手続きを行います。

手続きを行う際に必要な情報は、契約者の名前、住所、電話番号、メールアドレスと、ドメインに関する情報である、ドメイン登録者名、担当者の名前、所在地などです。

ネームサーバ申請をしてドメインを使えるようにする

ネームサーバーは、dnsレコードというドメインの情報を登録するサーバーのことを言います。
取得したドメインを実際にwebやメールアドレスで使えるようにするには、ネームサーバー申請をする必要があります。

dnsレコードを登録し定期的にドメイン更新を行う

dnsレコードは、独自ドメイン名と、ipアドレスを紐づけるデータのことを言います。
ホームページを見る際、運用しているサーバーの住所を調べる必要があり、dnsレコードを調べてipアドレスを確認することを名前解決と言います。
独自ドメインを使う際は、dnsレコードを登録して名前解決できる様にしておく必要があります。

また、取得したドメインは有効期限があるので、有効期限が終わってから引き続き使う場合は、更新手続きを行う必要があります。
ドメインを契約する際は、更新費用がどのくらいかかるのかチェックしておきましょう。

有効期限を過ぎた場合も、権利がすぐに失効するわけではなく、期限後に復旧猶予期間が設けられています。
ただし、復旧猶予期間内に手続きを行わない場合、完全に失効してしまうので注意しましょう。

独自ドメインを取得する3つのメリット

独自ドメインを取得する3つのメリット
独自のドメインを持つことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。以下で解説していきます。

1.簡潔で信頼性が高いURLを作れる

独自のドメインを使えば「http://www.商品名.com」というように短く簡潔なURLを取得できます。ドメイン名がわかりやすいことは集客に有利に働きます。

また、どこかのサイトの一部ではなく、独立したドメインを持っているということは、ユーザーに対して、独自でオリジナルな商品やサービスを提供しているサイトだという印象を与えるでしょう。

「ちゃんとお金を出してドメインを取得している」という事実も、ユーザーの信頼感を高める一因となります。

2.SEOで有利

テキスト量の少ないランディングページは、本来SEOと相性が悪く、Googleアドワーズなどのインターネット広告と相性がよいものだと考えられがち。しかし、独自ドメインを設定することでSEOにおいても強みを発揮できます。



Googleは、検索結果の多様性を保持するために、同一ドメインのページは数件までしか表示させない制限を設けています。自サイトが検索結果に表示されるためには、同一ドメイン内での競争に勝たなければならないというわけです。また、同一ドメインの他コンテンツがペナルティを課せられると、自サイトの評価が落ちることに繋がります。

独自ドメインを取得すれば、競合も少なくなり、同一ドメインの他コンテンツの評価に足を引っ張られることもなくなります。



ランディングページは、通常のウェブサイトのトップページと違い、1つのページで1つの商品、サービスにフォーカスした内容であるため、サイト内部での関連性が高いことが特徴です。この利点を活かすためには、ランディングページをドメイン最上位にし、その配下にサブディレクトリとして商品に関する詳細を記載した階層を設置すると、なお有効的です。そのうえ、詳細情報のページを頻繁に更新することで、検索エンジンからの評価をさらに高めることができます。

3.ブログサービス終了の心配がない

無料ドメインで自社サイトを運営していれば、そのドメインを所有している大元が何らかの理由でサービス終了した場合、当然自社サイトもなくなってしまいます。独自ドメインでは、そのようなリスクは一切ありません。

また一度独自ドメインを取得すれば、その後レンタルサーバーを移行したとしてもアドレスは不変。自分だけのアドレスを恒久的に持ち続けることができるのです。
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独自ドメインを取得できるサイト3選

独自ドメインを取得できるサイト3選
独自ドメインは、ドメイン取得業者に申請することで得られます。そこで、多くの人が利用している代表的な3つの大手ドメイン取得業者のサイトを以下で紹介。各サービス料金はあくまで目安で、時季やプラン、キャンペーンの有無によって変動することをご了承ください。ご自身の条件に合うサービスを選ぶためには、各公式サイトをよく比較検討する必要があります。

1.お名前.com

お名前.comはGMOインターネット株式会社が運営する日本最大級のドメイン登録サービスです。同社は日本で有数のICANN公認レジストラに選定されています。ICANNとはインターネットの名前空間に関するデータベースの管理を行う機関で、公認レジストラに選ばれていることは、サービスの安全さに対する一つの保証です。累計登録実績1700万件を誇り、550種類以上のドメインに対応しています。



ドメインの登録料は登録会社やドメインの種類によって異なりますが、お名前.comの場合、「.com」や「.net」が1150円という設定になっています。こうしたドメインの料金は基本的に1年単位での計算になります。「.work」や「.shop」などは1円で取得でき、登録料金を安く済ませたい方にもおすすめのサービスです。

お名前.comの公式サイトはこちら

2.バリュードメイン

バリュードメインはGMOデジロック株式会社が運営するドメイン取得サービス。

登録実績は500万件を超え、250種類以上のドメインを取り扱っています。

料金は「.com」が1280円で「.net」が1480円。同じ運営会社のレンタルサーバーである「バリューサーバー」と相性がよく、「まるっとプラン」を併せて利用すれば格安での利用が可能。ただ設定が難しいため、上級者向けとされています。

バリュードメイン公式サイトはこちら

3.ムームードメイン

ムームードメインはGMOペポパ株式会社が運営するドメイン取得サービス。350種類以上に対応しています。ドメイン取得後には、ボタン一つで同じ運営会社のレンタルサーバー「ロリポップ!」の申し込みができ、サイト運営までの流れが非常にスムーズかつ簡単。そのため、初心者にもやさしいサービスとして人気を集めています。「.com」が1160円、「.net」は1260円で扱われています。

ムームードメイン公式サイトはこちら

独自ドメインを取り扱う上での注意点

ドメインは、有効期限が予め設定されていて、期限内に更新を行うことで継続して使えます。
しかし、更新手続きを行わないとドメインが失効してしまうので注意しましょう。

更新を行わないと、発生する注意点が大きく分けて2つあります。

1つ目は、webサイトやメールアドレスが利用できなくなることです。

更新手続きを、忘れていてドメインが失効になった場合でも、使用できなくなります。
webサイトが表示できなくなったり、メールを送信したり、受信することができなくなるので注意しましょう。

2つ目は、第三者に悪用されることです。

ドメインが失効すると、所有権が無くなり、第三者がドメイン取得をする場合があります。
フィッシングサイトや、ドメインで個人情報を抜き取ることに悪用する危険があります。
このようなリスクを出ないようにするためにも、ドメインの更新手続きはわすれないようにしましょう。

まとめ

以上、ランディングページ制作において独自ドメインを取得するメリットを紹介しました。SEOに強いとは言い難いランディングページですが、独自ドメインを取得しURLに設定することで、検索エンジンからの評価を高めることができます。競合も減り、他コンテンツの影響を受けない運用が可能で、ユーザーからの信頼度向上にも繫がるため、ランディングページを作るなら独自ドメインの取得がおすすめです。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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