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デザインの修正依頼をお考えの方へ!工夫すべきポイントや便利なツールを紹介します!

2022.8.2
デザインの修正依頼をお考えの方へ!工夫すべきポイントや便利なツールを紹介します!
デザイナーのお仕事は、クライアントの要望と乖離があれば、完成後も修正・調整を行わなければならないこともあります。コミュニケーションミスや認識の違いで、修正を何度も行う経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。何度も修正が発生してしまうと、デザイナーもクライアントもお互いにストレスになってしまいます。そこで今回は、デザインの修正回数を減らすポイントや修正依頼において伝え方の工夫、デザイン修正ツールについて解説します。

目次

デザインの修正回数を減らすポイント

コンセプトを理解する

コンセプトを理解する
何度も修正依頼がくるとクライアントとのやり取りも増え、1つの案件に予想以上の時間がかかってしまいます。デザイナーは、複数の案件を同時に抱えていることも少なくありません。1つの案件に修正が多くなると、他の案件の納期に間に合わない可能性もあります。

そこで修正回数を減らすポイントとして、最初の打ち合わせ段階でクライアント側がコンセプトを明確に伝え、デザイナーにしっかり理解しもらうことが大切です。コンセプトを伝える最初の段階で、クライアントとデザイナー双方の思い違いがあると、認識に乖離がある状態で案件が進んでしまい、時間の無駄になってしまいます。クライアント側は伝え方の工夫、デザイナー側は、思い込み、理解不足にならないように、最初の段階でしっかり確認を取りましょう。

修正が増えたら相談してみる

修正が増えたら相談してみる
言われるがまま、何度も修正するとキリがないケースもあります。クライアントによっては、デザイン制作に関する知識がない場合もあり、デザイン側のスキルやスケジュールを考えずに無理難題な修正依頼をすることもあります。また、打ち合わせのたびに思いつきの意見をリクエストされることもしばしばあるでしょう。さらに、デザイナーとやり取りのみを行う担当者や案件を進めていく上での決定権を持つ担当者など、1つの案件に複数の担当者がおり、担当者によってリクエストが異なるというケースもあります。

このようなケースで修正リクエストをすべて受け入れていると、納期の遅れだけでなく統一感がない品質の悪いデザインが出来上がってしまう危険性もあります。何度も修正依頼がくる場合は、最も案件の決定権を持つ責任者に相談してみるのもひとつです。その際、デザイナーは、なぜそのリクエストを受け入れられないのかの理由もあわせて伝えるようにしましょう。また、ラフ制作の段階で完成イメージ共有しながら、できるだけ修正回数を減らしていく必要があります。

スケジュールや納期を守る

スケジュールや納期を守る
スケジュール通りに案件が進むと、納品も予定通りに行えます。しかし、修正依頼が多くなると当然、スケジュールにも影響を及ぼします。途中でデザインの変更があると、デザイナーにとっても負担が大きく、修正に費やす時間が莫大に増える可能性もあります。

複数の案件を抱えているデザイナーにとっては、他の案件の予定も大幅に変更しなければならなくなり、他クライアントに迷惑がかかってしまう場合もあります。他の案件の納品が遅れ、信頼を失ったり、最悪の場合契約を切られてしまうケースもゼロではありません。スケジュールや納期を守り信頼を維持することが、最優先事項のひとつと言えるでしょう。

これらがデザインの修正回数を減らす上で意識したいポイントになります。とはいえ、デザインに正解はないため、どこまで修正依頼を受け入れるかは難しい判断です。クライアント側とデザイナー側でイメージのずれがないように、こまめにコミュニケーションを取りながら完成させていくことが大切です。そうすることで、いち早く認識のズレやコミュニケーションミスに気づき軌道修正をかけることができます。

修正依頼において伝え方の工夫が需要

修正依頼の回数を減らすためには、こまめなコミュニケーションが大切であることはご理解いただけたと思います。修正依頼の内容自体が認識のズレがあると、何度も何度も同じ箇所でやりなおしになってしまいます。そのようなコミュニケーションミスを避けるために、ここでは修正依頼の伝え方についてご紹介します。

たとえば、
①ロゴをより大きくする
②目立たせるようにロゴを大きくする
という修正依頼がクライアントからデザイナーに届いたケースを例に見ていきましょう。

①ロゴをより大きくする

①ロゴをより大きくする
デザイナー側は、具体的な理由がわからず、ロゴをより大きくすることのみを伝えられています。ここでそのまま修正依頼を受け入れるということは、ロゴを大きく変更するということです。一見時間も手間もかからない簡単な修正依頼のように思いますよね。また、クライアント自身も簡単な修正と思って依頼してきていることが多いです。

しかし、デザイナーの中には「どのくらいロゴを大きくすれば良いのだろう」「代わりに他の箇所が小さくなっても大丈夫か」「全体のバランスが崩れてしまってもいいのだろうか」「責任者の確認は取った方がいいのだろうか」などと、さまざまな思考プロセスを辿る必要があります。内容によっては、実際にクライアントや責任者に確認をして、返信を待ってからデザイン修正に取り掛からなくてはなりません。

このように「簡単な修正」「すぐできる」と思っているクライアント側と、「全体のバランスに関わる重要な修正」「確認に時間がかかる」と思っているデザイナー側に認識の乖離が生じています。もしもクライアントがロゴを大きくしたい理由を伝えていたとしたら、このような認識の乖離は少なくなっていたかもしれません。

次に、ロゴを大きくしたい理由を伝えているケースを見ていきます。

②目立たせるようにロゴを大きくする

②目立たせるようにロゴを大きくする
目立たせるようにロゴを大きくするというリクエストであれば、「ロゴを目立たせること」が目的であることが明解です。そうすると、デザイナー側は、単にロゴを大きくするのではなく、配置を変えたり、色合いを変えたりといった他の解決策も候補として考えられます。

このケースでは、クライアント側も予想していなかった解決策であれば、クライアントの満足度が高まるかもしれません。一方デザイナー側は、クライアントの目的を汲み取り、なおかつ全体のバランスを考慮した品質を失わない解決策を提供できます。このように、クライアント側が具体的に修正依頼を伝えることで、デザイナー側も意図を汲み取りやすく、よりよいデザインができるWin-Winの関係につながる可能性が高まります。

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デザイン修正ツールとは?

デザイン修正ツールとは?
デザイン修正指示ツールとは、ブラウザ上で直接書き込んで修正指示を依頼できるツールです。パソコン操作に慣れていない方でも直感的に操作できることが特徴で、インストールも不要です。また、チーム内で情報共有することができ、修正依頼の履歴を確認が可能です。

このようにブラウザ上で直接書き込めることで、どこを指しているのか、なにをどうしてほしいのか、などを視覚的に伝えることができます。また、電話や打ち合わせと比べて自分のペースで修正内容を確認することができるため、デザイナーにとってもクライアントにとってもさまざまなメリットを享受できることでしょう。

おすすめのデザイン修正ツールのひとつに「mitekaku」があります。

「mitekaku」とは、LPを読み込み、実寸サイズで見られて、簡単に修正指示を書き込めるクリエイティブに特化した修正指示ツールです。「mitekaku」の主な特徴は、以下の通りです。



mitekakuの特徴

• デザインが実寸表示される

• スレッドに書き込める

• 動画に指示を書き込める

• 競合に比べて圧倒的に安い

• 相手が内容を確認すると開封メールが届く
基本機能は「無料」で利用できますので、コミュニケーションミスや認識のズレによりストレスを感じたことのある方は、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。
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まとめ

今回は、デザインの修正回数を減らすポイントや修正依頼において伝え方の工夫、デザイン修正ツールについて解説しました。デザインの修正回数を減らすポイントは、コンセプトを理解すること、修正が増えたら相談してみること、スケジュールや納期を守ることの3つです。修正依頼においては、クライアント側が具体的に内容を伝えることが大切です。お互いが気持ちよくコミュニケーションを取れるためにも、ぜひ一度クリエイティブに特化した修正指示ツールを検討してみてはいかがでしょか?
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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