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ランディングページの構成作りのコツをプロがご説明します!

2022.7.30
ランディングページの構成作りのコツをプロがご説明します!
ランディングページ(LP)の構成を考えるにあたり、どのように組み立てていくかわからず、なかなか進められなかった経験はないでしょうか?自社Webサイトで集客手段として用いられるランディングページでは、いきなりオリジナルの構成で作成しても効果的なものになる可能性は低いです。ランディングページにはある程度「基本の構成の型」が存在するため、最初からオリジナルにするよりもこの構成の型を用いて作成することが成功への近道となります。


そこで今回は、ランディングページの目的や役割、基本の構成の型、成果の出るランディングページを作成するコツなどを紹介します。

目次

ランディングページ(LP)の役割と目的

ランディングページ(LP)の役割と目的
広義でのランディングページとは、Webサイトに訪問者が最初にアクセスした「着地」した場所のことで、ランディングは「着地する」といった意味になります。検索エンジンやSNS、広告、QRコードなど、さまざまな入り口を通じて、Webサイトに訪問した最初のページを指します。


一方狭義でのランディングページとは、訪問者に商品やサービスの魅力を伝えて行動を起こしてもらうことを目的として1枚で完結したページのことです。行動とは、商品やサービスの購買、お問い合わせ、サンプル請求、無料登録などが挙げられます。最も売上に直結するのは購買を促すランディングページですが、その反面ハードルが高くなり行動を起こしてくれる確率が下がってしまいます。そこで、無料登録やサンプル請求のように、売上につながる可能性を秘めておりかつハードルが低い行動を促すこともあります。以下では、この狭義の意味でのランディングページについてお話しします。



ランディングページには、訪問者にどのようなサービスを提供できるのか、そのサービスを利用するとどのようなベネフィット、効果があるのか、どんな人におすすめなのかなどが詳しく記載されています。他のページへのリンクはなく1ページで完結されていることがほとんどで、1番下の位置に申し込みフォームが設けられているのが一般的です。

ランディングページの基本の構成の型

ランディングページの基本の構成の型
ランディングページ全体を大きく分けると、ファーストビュー・ボディ・クロージングの3つの部分に分けられます。この3部分をさらに細かく分けると、8つのブロックして基本構成にすることができますので、8つそれぞれの型について見ていきましょう。

1. キャッチコピー

2. 共感

3. ベネフィット

4. 商品・サービスの説明

5. お客様の声

6. よくある質問

7. 差別化

8. クロージング(行動)

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Googleが奨めるランディングページの書き方

Googleが奨めるランディングページの書き方
以上が、ランディングページの基本的な構成の型になります。この型をベースにランディングページを作成いただくことで、一からオリジナルで作成するよりも効率が良くなりますし、効果も期待できると思います。


また、ランディングページの利便性を高めることで、Googleからのページの評価も上がります。Googleでは、Google広告ヘルプに「ランディングページの利便性を把握する」という記載があり、構成の作り方やコーティングなどのアドバイスについて詳しく書かれています。主なランディングページの作り方としてのポイントは、以下の通りです。


ランディングページのポイント

・商品やサービスについて、具体的かつ有益な情報を記載する


・他のサイトにはない便利な機能やコンテンツを追加して差別化を図る


・ユーザーが情報を見つけやすいようにページの構成やデザインを工夫する


・クリック率やコンバージョンの指標で掲載結果を並べ替える


・紹介した商品・サービスを訪問者が簡単に注文、登録することができる


・キャンペーンと同様のキーワードをランディングページで使用する


・画像の重さなどを考慮した高速なページを設計する

構成以外のランディングページ作成におけるコツ

構成以外のランディングページ作成におけるコツ
このようにGoogleが推奨するランディングページの作り方には、構成以外の項目も含まれています。つまり、ランディングページの効果を高めるためには、構成以外にも配色やCTAボタンの配置などあらゆる要素も満たす必要があるということです。


ここでは、より効果を高めるための構成以外のランディングページ作成のコツをご紹介します。

配色パターンに気をつける

中間部分にもCTAボタンを設置する

公開して一定期間経ったらA/Bテストを実施する

レイアウトに気を遣う

ランディングページの利便性について

ランディングページへの訪問者がいかに簡単に目的に沿った情報を見つけられたかを示す指標を「ランディングページの利便性」と呼びます。

ランディングページの利便性が悪い場合は、以下の4つの施策を導入することがおすすめです。

オリジナルコンテンツを提供する

ランディングページの利便性を高めるためには、当然ながら「ユーザー視点に立つこと」が大切です。
そこで、ユーザーがよく検索するワードと関連する語句をランディングページのタイトルや見出しに含ませることがおすすめです。

また、オリジナルコンテンツを提供している場合は、ユーザーの目に入りやすい位置にコンテンツを配置しておくと良いでしょう。

サイトへの信頼性を高める

サイトへの信頼性を高めるために、必要な情報は詳しく公開しておくことがおすすめです。
例えば、会社の情報や商品の情報など、ユーザーがこまかく知りたい情報は、詳しく記載しておくとユーザーの信頼につながります。

UIを向上させる

UIとは、スマホやパソコンなどの「操作性」のことを指します。
操作性が悪いと、ランディングページに記載されている情報を全て読む前に離脱することが多くなります。
そのため、操作性を向上させることは、ランディングページの利便性を上げる上で、必要不可欠な作業といえます。
どれくらいの操作性であれば、ユーザーはストレスを感じないかということを分析すると良いでしょう。

読み込み速度を向上させる

実は、ランディングページの読み込みに3秒以上かかると、4割のユーザーが離脱してしまうという分析結果があります。
そのため、SEO対策においても、ページの読み込み速度をあげることは非常に重要な作業であり、具体的には2秒以内におさめられることが理想的です。
ページの読み込み速度をあげるためには、画像ファイルを圧縮したり、無駄なファイルを削除することで、ページを軽くすることができるでしょう。

ランディングページの利便性をより高めるために

ランディングページの利便性をより高めるためにできることを、以下で3つご紹介します。

1つ目は、流入経路を改善することです。

より多くの方が、ランディングページに訪れるようになることで、ランディングページの利便性はより発揮されるでしょう。
そのために、流入経路の分析をして、訪問者数を増やすことがおすすめです。
主な流入経路は、以下の通りです。
・自然検索流入
・優良検索流入
・SNS流入
・他サイトからの流入
・直接流入

それぞれの流入経路の改善策は異なるため、流入経路に合った改善策を導入することが大切です。
例えば、自然検索流入の訪問者数を増やすためには、ランディングページのSEO対策をすると良いでしょう。

また、それぞれの流入経路を利用するユーザーは、ターゲット層によって異なることにも注意が必要です。
例えば、若年層はSNS流入経路を利用してランディングページを訪問することが多いかもしれませんが、自然流入経路を利用することはあまり多くないかもしれません。
そのように、ターゲット層がどの流入経路を利用しているかを模索しながら、それぞれの流入経路にあった改善策を導入することが大切です。

2つ目は、ランディングページの最適化をすることです。

ランディングページの最適化とは、その名の通りで、ランディングページの効果を最大化する作業を指します。
そのために、以下のステップを踏むことがおすすめです。

1.現状把握と問題点の抽出
2.仮説・改善策の提案
3.KPIの設定
4.改善策の実行とテスト検証

3つ目は、ユーザーに合わせたランディングページを用意することです。

「できるだけ多くの人にランディングページを見てほしい」という気持ちを持っていると、どうしても誰もが興味を持ちそうな内容のランディングページを作成しがちです。
ただ、誰にでも刺さるような内容は、かえって誰にも刺さらないというパラドックスがあります。
そのため、ある程度ターゲットを絞って、そのターゲットに合ったランディングページを用意することがおすすめです。
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まとめ

本記事では、ランディングページの構成作りのコツを解説しました。ランディングページの役割と目的は、通常のWebページとは違い、購買や問い合わせなどの行動を起こしてもらうことを目的とした1枚で完結したページとなります。


基本構成は、キャッチコピー・共感・ベネフィット・商品・サービスの説明・お客様の声・よくある質問・差別化・クロージングの8つの部分に分かれています。効果の出るランディングページ作りのために、ぜひ基本の構成の型を参考にしてみてください。

この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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