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デザインする前に!LPのコンテンツはバランス加減が重要?

2022.7.7
デザインする前に!LPのコンテンツはバランス加減が重要?
作り手であるデザイナーの目線で作られたコンテンツは、一方的かつ宣伝色の強いものになりがちですが、LPは本来、ユーザーの「こんなことで悩んでいた」、「この商品を使えば、このような解決がはかれるかも知れない」という気づきを呼び起こさせることが目的です。


ユーザーの欲しい情報、求める情報を注意深く見極め、共感を得られるよう、第三者の目線でのコンテンツ作りを心がけるようにしましょう。


そのためには、タイトルや写真、記事の内容、検索キーワードなどの細かい構想が必要となっていきます。



本記事では、バランスの良いコンテンツの作り方をご紹介いたします。


目次

ファーストビュー

ファーストビュー
LPで最も重要なのは、このファーストビューです。


その理由は、一番読まれるコンテンツであるためで、売れるLP、売れないLPを左右するのは、このファーストビューであるといっても過言でもありません。


ファーストビューを構成する要素は、キャッチコピー、メインとなるアイキャッチ画像、権威づけの3つとなっています。順番に作り方を見ていきましょう。

キャッチコピー

「キャッチコピー」は言うまでもなく最重要なコンテンツです。


ただの商品説明になっているなら、一度、ユーザーの目線で、閲覧の目的を満たしているか、ユーザーにとって、情報は有益かどうかなどを見直し、バランスを取ると良いでしょう。


怪しさや胡散臭さのあるキャッチコピーだと、当然ながらすぐにに離脱されてしまいますので、文章選びも慎重に。

アイキャッチ画像

アイキャッチ画像は、そのLPの第一印象を決めます。


一目見ただけで商品の内容や、提供するサービスが分かる画像かつ、ユーザーの信憑性を得られる、インパクトのあるものにするようにしましょう。


印象を意識するあまり、売り出したい商品やサービスのイメージを壊したり、他のコンテンツとの内容に矛盾が生じたりしないよう、上手く整合性を取るようにするのが理想的です。

権威づけ

「お客様満足度」や「◯◯公認」、「◯◯氏おすすめ」など、権威づけを示すことで、ぱっと見のイメージを大幅に上げることができます。


ほんの些々たることでも、「数」の勝負で権威づけを行えば、ユーザーにとっても分かりやすいです。

ボディコピー

ボディコピー
ボディコピーは名前の通り、LPのボディであり、面積としては一番大きな部分になり、「関心喚起」、「ベネフィット」、「信頼獲得」の3つの構成要素で成り立っています。


まず、「関心喚起」とは、訪問したユーザーの関心を高めるためのストーリーや、ユーザーの困っていること、悩んでいることに対しての共感のことをいい、これがあることで、購買意欲の促進に繋がります。


そして、その商品やサービスが購入者へもたらす「ベネフィット」を伝えるために、「信頼獲得」が必要になります。


本当に購入している人がいるかどうか、その効果はいかほどなものなのかが伝わらなければ、その商品やサービスで本当に恩恵が得られるという、信頼や安心を獲得することができず、購入に至ることはありません。


なので、第三者の目線に立った、大げさに誇張し過ぎていない、バランスの取れた適切なボディコピーを置くようにししましょう。

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クロージング

クロージング
ファーストビューとボディコピーを経て、ページを訪問したユーザーを「買う気」にさせることができれば、最後にきちんとクロージングをかけ、購入を判断づけましょう。


クロージングには、CTAとエントリーフォームという構成要素があります。



まず、CTAとは「Call to Action」の略で、訪問したユーザーにとってほしい行動に誘導することを意味します。多くは、イメージやテキスト、ボタンのデザインやリンクといった形で表示されたものをいい、このCTAをファーストビューに置くことで、LPの効果が上がることがあります。


また、CTAの最適化はコンバージョン(商用目的のLP上で得ることのできる最終的な成果のこと)に直接的に影響しますので、気をつけましょう。



そしてもう一つのクロージングの要素が、エントリーフォームです。


エントリーフォームとは、いわゆるお問い合わせ先のことで、これが最適化されていなければ、何かしらのアクションを起こそうとしているユーザーが離脱してしまうこともあります。


エントリーフォームのエラーが原因で、せっかく購入を考えていたユーザーを手放すのは、とても惜しいことです。最適化を行い、スムーズにお申込みに誘導できるように、調整しておくべきでしょう。

ユーザーペルソナの理解

LPの成功の鍵は、ターゲットとなるユーザーを深く理解することにあります。
ユーザーペルソナを明確にすることで、そのユーザーが求める情報や解決策を的確に提供することができます。
ここでは、ペルソナの理解に必要なポイントを3つに分けて解説します。

1つ目は、ユーザーの痛み点の特定です。
ユーザーが抱える問題や悩みを明確にし、それに対する解決策をLP上で提示することで、信頼を獲得できます。
ユーザーの声やフィードバックを収集し、それを基にコンテンツを改善することで、よりユーザーセンターのLPを作成することができます。

2つ目に、ユーザーの喜びを最大化することです。
ユーザーが商品やサービスを利用することで得られるメリットや喜びを強調することで、購買意欲を高めることができます。
ユーザーが親近感が湧くような具体的な事例や成功事例を取り入れることで、信頼をさらに深めることができ、購入のハードルも下がります。

3つ目は、ユーザーの行動を予測することです。
ユーザーがLP上でどのような行動を取るかを予測し、それに合わせたコンテンツやデザインを提供することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
予測が合っていた場合、ペルソナの設計は間違っていません。
予測がハズレた場合には、ターゲットとしている層や想定するペルソナが本当に正しい火災検討しましょう。

LPの効果的なデザインのポイント

デザインは単に見た目を美しくするだけでなく、ユーザーの行動を導くための重要な要素です。
作り手の自己満足にならないように、商品の魅力が伝わり購買へとサポートできるデザインを目指しましょう。
ここでは、3つのデザインのポイントをご紹介します。

まず、シンプルで分かりやすいデザインを意識しましょう。
伝えたいことをすべて盛り込みたくても、見ている側には限界があることを忘れないようにしましょう。
情報過多にならないよう、必要な情報だけをシンプルに表示することで、ユーザーの理解を助けます。
デザインの一貫性を保つことで、ユーザーが混乱することなく情報を収集することができます。

次に、カラースキームの選定も重要です。
色はユーザーの感情や行動に影響を与えるため、ブランドイメージやメッセージに合わせたカラースキームを選定することが鍵です。
また、色の組み合わせやコントラストにも注意を払い、ユーザーの視認性を高めることが必要です。

最後に、レスポンシブデザインの導入を検討しましょう。
現代のユーザーはさまざまなデバイスでウェブサイトを閲覧するため、レスポンシブデザインを導入して、どのデバイスからでも最適な表示を提供することが重要です。
それぞれのデバイスに合ったサイズで表示しなければ、見にくくなってしまい離脱率が上がります。

テストと最適化を繰り返す

LPは一度作成したら終わりではありません。
定期的にテストを行い、結果に基づいて最適化を行うことで、より高いコンバージョン率を目指します。
具体的にどのようなテストや最適化を行う必要があるのか解説します。

例えば、A/Bテストの活用です。
異なるデザインやコンテンツのバージョンをテストすることで、どちらがユーザーにとって効果的かを判断することができます。
実際のユーザーからのフィードバックを収集し、それをもとにLPの改善を行うことで、ユーザーセンターのLP作成を実現できます。

アナリティクスの活用
ユーザーの行動や反応を分析することで、LPの弱点や改善点を特定することができます。具体的なユーザーの動線や滞在時間、クリック率などのデータをもとに、効果的な改善策を考えましょう。
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まとめ

まとめ
以上が、バランスの良いコンテンツの作り方になります。デザイナーになったばかりの方には、専門的な用語も多々あり、やや難解だったかも知れません。


しかし、これらを理解し、実践することができれば、整合性の取れているLPコンテンツを構成できるといっても良いのではないでしょうか。


この記事を参考に、ほかのいろいろなLPを見たり、他のデザイナーの技を盗んだりしてみてくださいね。

この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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