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デザインとブランディングの関係性とは?ブランド構築に重要な要素

LPのデザインに関して
2021.5.19
デザインとブランディングの関係性とは?ブランド構築に重要な要素
広告業界でよく聞く「ブランディング」と、「デザイン」という要素。
これら2つの要素を合わせた「ブランディングデザイン」というマーケティング活動が注目されています。どういった目的で、どの様なポイントを重要視しているのかを解説します。

目次

ブランディングとは

ブランディングとは
企業がユーザーに対して「こう思ってほしい」という理想を、実際に抱いてもらうために行う活動をブランディングと言います。
「このお店だから」「この企業だから」という理由で、デザイン・品質・価格だけじゃない基準で商品を選んでもらえるようになることが目標です。
目には見えない価値や魅力を生み出し、他の企業と比較検討されることなどなく、自動的に選んでもらえるような取り組みがブランディングに必要です。
そのためには3つのポイントをしっかり定めて、自社には何が必要かを見極めていきましょう。

コンセプト

まずは企業自身が持つ魅力などを、誰に、どのようにして伝えていくのか具体的に言語化しましょう。
たとえば「スターバックス」のコンセプトは「サードプレイス」です。家庭や職場以外で気軽に集える場所という意味を持ち、具体的かつ伝わりやすいフレーズです。
コンセプトが明確に定まれば、企業として行うべきアプローチが見えてきます。

ターゲティング

商材や企業のイメージをどの顧客層に伝えたいのか。年齢や性別、生活圏や職業、趣味など細かいターゲットを明確にすることで訴求すべきポイントが見つけやすくなります。
スターバックスのターゲット層は「非喫煙者の若い女性」です。このようにピンポイントでアピールできる層を見つけることが重要です。

ポジショニング

他社とは何が違うのか、自社にしかない魅力は何なのか。同じ商材を取り扱う市場内で、自社だけの場所を築くことを指します。コーヒーの金額が高くても、他の企業にはないおしゃれでくつろげる空間というポジションに位置しているスターバックス。
「この企業にしよう」と思わせるために重要な要素を持つポイントです。

デザインとの関係性

デザインとの関係性
デザインとは、一目でブランドの価値を明確に伝えて、ユーザーの興味関心を惹きつけられる力を持っています。
商品と消費者を繋ぐ入り口でもあり、さまざまな媒体や要素を通じてアピールすることができます。

ブランディングという形のないものを、具体的に視覚に入るものにしていくこどを「ブランディングデザイン」と言います。

ブランディングデザイン

ブランディングデザイン
人間は、視覚から87%の情報を収集しています。視覚から得た情報の伝達スピードは早く、聴覚や触覚から得た情報よりも早く脳に到達します。
さらに情報の持続性も高いため、インパクトの強いものであればあるほど長く記憶に残ることになります。

このことからも分かるように、「ブランディング」という目には見えない活動を「デザイン」という目に見える要素を通してアピールすることで、企業の本質を伝えられます。
多くの情報を一度にアピールできて、ユーザーにとっても瞬時に必要か不必要化の判断できるためユーザビリティの高いコミュニケーションツールなのです。

年齢や知識、言語などにとわらわずに、視界にさえ入れば誰にでもどんな場所でもアプローチができるデザイン。
ブランドイメージをデザインしていくことで、ブランド認知や商品の購入といったコンバージョンへと繋がっていきます。

ブランディングによるメリット

ブランディングによるメリットは大きく3つあります。 まず1つ目は、競合他社との差別化ができ、広告宣伝費を抑えられる点です。 独自のブランドを確立することによって、顧客に対しての宣伝にかける時間と費用を大幅に削減できます。 なぜなら、ブランドが確立されていれば、宣伝しなくとも顧客自らサービスを利用するからです。 その分を他の部分に時間と費用を割けるので、企業にとってかなり大きなメリットになるでしょう。 2つ目は、ファンになってもらえることで顧客がリピーターになってくれる点です。 利用してくれた顧客がファンになり、リピーターになれば安定した売り上げを維持でき、なおかつそのリピーターが新たな顧客を誘えばその都度リピーターが増えていく可能性があります。 そのため、顧客の口コミによる宣伝効果もあります。 3つ目は、価格競争から抜け出し、商品開発や顧客サービスに時間と費用を割ける点です。 前述の2つのように、他社との差別化が実現でき、ファンが増え、そのファンがリピーターになれば安定した顧客数を維持できるため、価格競争による顧客確保が必要なくなります。 その分のコストを、新商品の開発や、従来の商品の改良などに充てられます。 これによって、一定のリピーターを維持しつつ、自社のグレードアップに尽力できます。

顧客・企業にとってのブランドの役割

ブランドは、このようにその企業の印象や本質を伝えることが可能です。 では、実際にブランドとは顧客と企業にとって、どのような役割を持っているのでしょうか。 顧客にとっての役割から紹介していきます。 1つ目は、購入を決定するまでの時間を減らす「識別」の役割です。 その企業のブランディングが成功していれば、顧客は真っ先にその企業の商品やサービスを思い浮かべます。 例えば、あなたが「すき家」のリピーターで「牛丼が食べたい」と思ったとすれば、恐らく真っ先に「すき家」に行こうと思うはずです。 もちろんそうでない場合もありますが、ほとんどの場合はあてはまるでしょう。 このように、他の同業他社ではなく特定の企業を利用しようと思われる時点で、ブランディングは成功しているといえます。 2つ目は、「品質保証」の役割です。 例えば、その企業が長年に渡り高品質な商品、サービスを提供していたとしましょう。 それだけで、「品質保証」というブランドが確立されているのです。 「この企業の商品、サービスなら安心だろう」という気持ちを持ってもらうことで、安心して購入できますよね。 3つ目は、ブランドイメージと自分の表現を繋げる「意味づけ」の役割です。 ブランドには、それぞれに様々なイメージがついています。 洋服に例えると、「UNIQLO」はシンプルで庶民的なイメージを持っている方が多いと思います。 対して、「GUCCI」や「BALENCIAGA」はハイブランドで有名ですが、こちらは、恐らくお金持ち、セレブといったイメージを持つ方が多いと思います。 このように自分をそのブランドのイメージに合わせたいという気持ちから、ブランドを選ぶこともあります。 次に、企業にとってのブランドの役割を紹介します。 1つ目は、他社との差別化です。 例えば、パソコンを購入しようと思った時に、「Apple」製品が好きな方は、Appleを思い浮かべると思います。 このようにある商品において、他社の製品ではなく自社の製品を思い浮かべてもらえると、買ってもらえる可能性が高まり、他社との差別化になります。 2つ目は、長期的な売り上げの維持です。 その製品が壊れても、また自社の商品を買ってもらえれば、継続的に売り上げが維持されます。 他社に乗りかえされないようなブランディングの確立も重要だということです。

ブランディングデザインの成功例

前述でご紹介したスターバックスのように、ブランディングデザインの構築が成功しているとブランド認知の向上から商品購入と企業が求める成果に大きく繋がります。
他にも代表的なブランディングデザインの成功事例があるため、ぜひ参考にしてみて下さい。

レッドブル

栄養ドリンクの「レッドブル」は、TVCMで製品の特徴を一切説明せずに「冒険者を称え、翼を授ける」というキャッチコピーだけを流しています。

このフレーズによって余計な情報で記憶が薄まることなく、レッドブルという商品に対する明確なインパクトを消費者に与えています。
エナジードリンクと言えばレッドブルというイメージをもたらし、「冒険者」というブランドのイメージに合った若者に愛される商品となりました。

ターゲティングやポジショニングが分かりやすい成功事例です。

白鶴醸造

日本の老舗酒造である「白鶴醸造」が、会社のロゴを制作しようと検討していた際に、商品全体に使用できる「酒」という文字に注目を置きました。

商品パッケージだけでなく、企業としてのロゴとなるデザインは一目で「伝統のある」「酒造メーカー」だと判断できるシンプルでわかりやすいものになっています。
親しみやすく、お酒を求めているターゲットに明確に訴求されるデザインを採用したことで、ブランドイメージが構築された成功事例です。

星野リゾート

数多くの宿泊施設を運営している「星野リゾート」は、各施設ごとにコンセプトも異なります。
施設があるエリアに居住している人たちの趣味嗜好や、信仰を取り入れてその地域の良さや魅力をアピールしています。
旅行客はそのどこにでもあるものを求めているのではなく、その土地にしかないものを求めているため宿泊施設で土地の魅力をアピールすることで企業イメージの向上に繋げていきました。
現在でもその土地にしかいない世界観を味わえるホテルとして愛されています。

まとめ

ブランドのイメージが明確に定まれば、付随するターゲットも明らかになります。
どんなユーザーに商材をアピールしたいのか、そのアピールポイントは何なのか。しっかりとしたブランディングデザインの構築が、企業として重要な要素になり得ます。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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