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LPを公開する前に!売上予測の立て方とアクセス解析について

2022.7.4
LPを公開する前に!売上予測の立て方とアクセス解析について
「LPの運用を開始したが、売上の成果がない」

「どのようにブラッシュアップすればいいか分からない」

というお悩みがある方。



LPの成果が上がらない主な原因として、競合他社と差別化できていない、LPのデザインが惹かれないなどが挙げられます。少しデザインを変えてもう1度公開する、だけの単純な作業だけでは、根本的な原因を掴めず無駄に終わることがあります。



そこで、今回は効率的にLPを改善できるように、見直し~改善~再公開までの流れをお伝えします。アクセス解析や売上予測を立てることが重要なので、ぜひ参考にして取り組んでみてください。

目次

成果がない時の対処法

成果がない時の対処法
大まかな流れとして、まずは、過去に公開したLPからアクセス分析を行います。

そして、数値から原因や改善点を見出し、どこを強化するか決めます。

アクセス分析は根本的な原因を見つけやすいので、改善前後だけでなく、定期的に行ってください。



次に、簡単な売上予測を立てます。改善をしたことで今後どのように変化していくのか、また目標売上を決めることで、目標達成へと繋げます。



最後に、強化すると決めた部分をブラッシュアップしていき、より効果的なLPへと仕上げます。このように、分析→対策→強化の繰り返すことで、無駄のない改善対策を実施できます。



分析方法や予測の立て方は広告の種類やジャンルによって異なるため、決まった計算方法はなく、最適な方法によって導きだします。

LPの分析について

LPの分析について
データを分析するために、Googleアナリティクスを使用して情報をまとめます。

LPの分析には主に4つの指標(セッション数・直帰率・コンバージョン数・コンバージョン率)が重要になるため、忘れず確認してください。

セッション数

ユーザーがLPに訪問した回数を表します。

Aさんが1度LPを開いて離脱したが、再び同じLPを開いた時、セッション数は2。

ただし、1度セッションを終了することが条件です。例えば、1度離脱した後に30分以内に戻ってきた場合、セッション数は1。セッションの終了は、操作が行われずに30分経過、午前0時による時間切れなどが挙げられます。



セッション数が少ないとコンバージョンにまで繋がらないため、ページ全体を改善する必要がでてきます。

直帰率

LPを閲覧して購入せずに離脱したユーザーを表します。

直帰率が高いとユーザーの離脱が目立っていることになるため、ファーストビューやUIデザインを改善する必要があります。

コンバージョン数とコンバージョン率

購入や申込をしたユーザーの数を表す、最も重要な指数。

セッションの数は増えたが、コンバージョン率は変わらないという場合、多くのユーザーを離脱させているため、早急な改善が必要です。

クリック数と検索順位

Googleの検索結果から当該するLPがクリックされた数と、LPの平均掲載順位の指標も合わせて確認しておくと参考にできます。クリック数が多いほどサイトへの流入が目立っているため改善した後の運用時にはチェックしておきましょう。また、平均掲載順位はSEO対策にも繋がるため、改善後に順位が高くなっていれば成果にも影響します。

データ収集のまとめ方

データを分析した後、表にまとめておけば改善するときに数値が見やすくなります。

レポ―トを作成するときは様々な方法がありますが、簡単に仕上げたい時はアドオンがおすすめ。拡張機能から追加でき、レポ―ト作成の自動化を実現します。

さらに、レポートの自動更新や他の指標と組み合わせなど、手間の作業もしてくれるので、時間を省けます。

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LPでの売上予測

LPでの売上予測
売上=訪問数×コンバージョン率×単価



アクセス分析をもとに、どの部分を改善するか決めます。



例えば、前月3,000人のアクセス数があり、ユーザーの1%が単価1,200円の商品を購入した場合、360万円の売上があります。コンバージョン率を高くしたい時は、現在のデータを2倍した数値を当てはめます。



すると、売上は2倍の720万円になります。

購入率を改善するだけで、売上が大きく変わることが分かります。

LPの平均CVRは1~2%と言われていますが、ジャンルによっては5%ほどまで上げることもできるので、類似商材などの平均CVRは把握しておきましょう。



CVRの改善には、最適化やリンクの除外、UIデザインを意識した施策を行ってください。

訪問数を改善したいときは、ファーストビューやキャッチコピーの変更で、ユーザーを興味を喚起させるようなデザインにしてみてください。
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アクセス数を増やすポイント

アクセス数を増やすポイントは大きく分けて4つあります。

1つ目は、ターゲットを明確にすることです。

ターゲットを明確にすることは、アクセス数を延ばす上で、最も重要なことで、最初にやるべきことでもあります。
誰に何を発信するのかを明確にしましょう。

企画や設計、ライティングはこのターゲットに向けたことを発信します。
この部分が明確にならないと、コンテンツとして成り立たなくなり、アクセス数が伸びなくなります。

2つ目は、ターゲットに合ったコンテンツを出すことです。

ターゲットを明確にしたら、ターゲットに役立つコンテンツを出していきます。
役立つコンテンツが増えると、検索をかけたときの上位表示化やSNSの拡散によってアクセス数を伸ばすことに繋がります。
記事を作成する際は、事前に構成案を作成することで、ターゲットに沿ったコンテンツを作れます。

コンテンツを出す前の準備として、ターゲットを明確化する、ターゲットのニーズを考える、ターゲットが記事などのコンテンツを読むことによる効用を考えておきましょう。
SEO記事の場合、これに追加して、検索ボリューム、競合記事、検索シーンをリサーチするといいですね。

また、コンテンツを作るときは、仮のタイトルや、書き出し、本文、まとめを考えた上でライティングするとより良質なコンテンツを作れます。

3つ目は、アクセスデータを元に改善していくことです。

Googleアナリティクス等を使用し、アクセスデータを活用すると更にアクセス数を伸ばせます。
まずは、どのページから流入しているかを確認して、流入が多かった記事を分析します。
分析し、様々な仮説を立てることで元々あるコンテンツを修正したり、新しいコンテンツに分析したことを活かしアクセス数を伸ばすことに繋げます。

分析時に見る項目は、アクセス数の多いページ、流入経路、閲覧したデバイス、離脱率、平均滞在時間、ページの順位です。

コンテンツの改善によって、アクセス数を増やすために一番効果的なのがタイトルのリライトと言われています。

4つ目は、SEOを行うことです。

ホームページのアクセス数を増やす代表的な方法です。
SEOとは、検索エンジンで検索したときにホームページを上位表示させる手法のことです。
コンテンツを更新し続けないといけないため、時間とコストがかかる方法ですが、特定のキーワードで上位に表示されたとき、アクセス数は大きく増えます。

競合調査を行う

ホームページのアクセス数を調べる際は、競合調査が重要になってきます。
競合調査は、他社サイトのアクセス数を分析することです。
自社よりも上位表示されている他社のサイトは、高く評価されている事を意味しているので、今後の改善ポイントを明確化する参考になります。

競合調査で見るポイントは、3つあります。

1つ目は、アクセス数です。

アクセス数が分かると、ホームページが事前結果で同じ順位になったとき、どれくらいの流入数が出るのかの目安を把握できます。

2つ目は、コンテンツの内容です。

コンテンツの内容を見ると、ユーザーのニーズを把握することに繋がります。
どの様な課題や解決方法が求められているのか、評価されているのかを確認し、コンテンツを作成するといいですね。
また、上位のコンテンツの文字数を確認して、どのくらいの文字数か確認することも重要です。
その文字数を満たしていなければ、追加で執筆しましょう。

3つ目は、ドメインパワーです。

ドメインパワーは、webサイトそのものの力を意味します。
このドメインパワーが強ければ強いほど、検索結果の上位表示がされやすくなります。
良い記事を作ったとしても、ドメインパワーが強い他社より上位表示されるのは困難です。

まとめ

まとめ
LPといえば、商品の購入やサービスの利用を目的に広告するため、売れるLPに仕上げる必要があります。



LPのデザインがいくらおしゃれでも、興味のない商材だとスルーされることがあります。逆に、興味のある商材だが、LPのデザインやキャッチコピーが惹き込まれない、という理由でページから離脱されることもあります。



もし、LPを制作したが成果が出ない時は、分析を行って原因を追求した上で改善を試みてください。さらに、売上予測から目標を立てることで、改善策が見出しやすくなります。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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