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CVが高まるLPのボタンデザインとは?UI改善のポイント

2022.5.30
CVが高まるLPのボタンデザインとは?UI改善のポイント
コンバージョン率を高めるためにとLPOを行うものの、何から始めればいいのかとお悩みの方も多いかと思います。LP制作において最も重要なコンバージョン率はUIの改善によって、大きな変化が期待できます。

どのようにCVボタンをチェックすれば良いのか、どのように改善すれば良いのかご紹介していきます。
WEBサイト運用で悩んでいる方はぜひご覧ください。
今回はコンバージョン率の向上のために行うべき、UI改善ポイントをご紹介したいと思います。





目次

デザインの4原則を意識する

デザインの4原則を意識する
ユーザーにストレスを与えず、内容が伝わりやすいページするために、デザインの4原則と呼ばれるポイントを意識して制作してください。

近接(proximity)

1ページで全ての情報を伝えるLPでは、コンテンツの配置はコンバージョンに関係する重要な要素の一つです。

関連性の高いコンテンツは近い距離に配置することで、理解されやすいレイアウトを制作することができます。

まずは位置関係を改善するだけで、ユーザーの視認性が向上するため自然にコンバージョン率の向上にもつながります。

コンテンツの関連性だけでなく、画像や見出し間の余白を整理して隙間を埋めるのではなく効果的に余白を使用することを意識してください。





整列(alignment)

テキストやビジュアルなどは整列させることで一気に見やすさが向上します。

LPでは左揃えが一般的とされ、UIデザインの改善の1つとしても関連したコンテンツごとの整列は重要なポイントとなります。

コンテンツがただ羅列されていると、テキストのフォントやサイズを変更しても見にくく感じしてしまうため、コンテンツの揃え方は一定に。

反復(repetition)

ページ全体に整合性を発揮させるためにも、配色やレイアウトなどを繰り返して使用してください。

トーン&マナーと呼ばれるルールを意識し、効果的に反復させることで強調したい要素がわかりやすくなります。

対比(contrast)

テキスト部分ならサイズ、カラー、フォントを変更してページ全体のメリハリをつけることが大切です。



ユーザーを惹き付けるデザインにするためにも、対比させることでコンテンツの重要性や優先度を強調できます。

各レベルを明確にし、ユーザーにスクロールしてもらう内にベネフィットをイメージしてもらえるデザイン制作を意識してください。

スマホファーストを理解する

スマホファーストを理解する
従来まで制作していたPC版のぺージだけでなく、近年のスマホ対応に沿ったページ制作が必要です。スマホユーザー数は増加していく一方で、特にスマートフォンの最適化は企業にとって重要なポイントになっています。



PCでは一度に約1,300文字の情報が表示されるのに対し、スマートフォンでは約300文字しか表示されません。PCと同じ情報量を表示するのに4回以上のスクロールが必要となるため、スマートフォン版ではPCよりも重要事項を簡潔に目立たせる必要があります。







特にLPのように直帰率や離脱率に悩まされてしまうWeb広告では、ファーストビューでの広告訴求力を高めておく必要があるためスマートフォンに適したページ制作がUIデザインの改善につながります。

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コンバージョンボタンを強調

コンバージョンボタンを強調
上述したデザイン4原則に倣ってページ全体だけでなく、LPにおいて最も重要な要素となるコンバージョンボタンのデザインも意識することが大切です。

ユーザーの購買意欲を高めるキャッチコピーやビジュアル、コンテンツを制作できたとしてもコンバージョンボタンがわかり辛いデザインなだけでユーザーはコンバージョンせず離脱してしまいます。



マウスオーバー効果

マウスカーソルをボタンに合わせることで画像が切り替わったり、動きが加わったりするエフェクトのことをマウスオーバー効果と言います。

ユーザーがアクションを起こさなければ動作しないアクションで、興味や意識を惹くデザインとなります。コンバージョンボタンに重要なポイントがリンクだと一目でわかるデザインと、ページ遷都があることを理解させることです。

他のコンテンツに埋もれずに、アクションを目立たせることでコンバージョンボタンであることを認識させられるためコンバージョン率の向上が期待できます。

ラベリングでメリットを明確に

コンバージョンボタンの上に表示させるテキストをラベリングと言います。このテキストで商品を購入するメリットを明確にしておくことが大切です。

「このボタンを押すことで何が起こるのか」という疑問が解決されるように、わかりやすい文言を使用してください。

資料請求をしてもらいたいのであれば、「無料」という言葉を一緒に使用する。購入してもらいたいのであれば、「カートに入れる」など、気軽にボタンを押せる文言を添えることが大切です。

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CVボタンを改善するときのチェックポイント!

1.CVボタンは現在認識されているのか

CVRを向上させるには、CVボタンがページに埋もれたり隠れたりしていないことを確認することが重要です。これにはGoogleアナリティクスのイベントトラッキングが利用できますが、ページ数が多い場合や CVボタンがあるサイトでは作業に時間が必要になる場合があります。

2.CVボタンの前後は読まれているのか

CVボタンのデザインやコピー文だけではなく、前後の内容や文章の質がCVR(コンバージョン率)に影響しています。


具体的には、ヒートマップを使って前後の文章やコンテンツが熟読されているかを確認し、熟読されていない場合はコンテンツの改善やCVボタンの位置変更を検討するようにしましょう。


また、文章が続くコンテンツには適度に画像や装飾を加え、ユーザーが興味を示すコンテンツ作りを目指すことも重要です。つまり、CVRを高めるためには、あくまでもCVボタンのデザインやコピー文だけではなく、前後の内容や文章の質を改善することが必要です。

3.CVボタンまでどのくらいのユーザーがたどり着いているのか

CVボタンを設置していても、そこに到達する前に離脱してしまう可能性があります。
この場合、CVボタンをどこに移動してもCVRが向上するわけではありません。

そのため、まず離脱率の高いエリアを確認し、そこにたどり着くまでにユーザーが見逃さないように、ページデザインを改善する必要があります。

離脱率の高いエリアを確認する方法としては、ヒートマップツールが便利です。また、ユーザーが確実にCVボタンまでたどり着いているかを把握するために、Googleアナリティクスなどの分析ツールを活用するのもおすすめです。

ヒートマップツールやアナリティクスで分析した結果、CVボタンにたどり着く前に離脱されてしまっていることがわかれば、CVボタンの前にユーザーの注意を引くコンテンツを配置するように、コンテンツの内容を再考しましょう。

CVボタンを改善!3つのポイント

1.配置

LP内において1番目立つ場所に1つだけ置くようにしましょう。

2.デザイン

CVRを上げるためには、CVボタンは目を引くデザインにすることが重要です。
また、動的な「フローティング型CVボタン」は、ユーザーがCVボタンに到達する前に離れるのを防ぐために、長いLPに効果的です。

3.コピー

具体的なアクションをコピーを使うことで、ユーザーにとって必要な行動が明確になり、CVRを上げることができます。例えば、商品を購入してほしい場合のCVボタンは、カートのイラストのみのCVボタンを設置するよりも、「カートに入れる」などの具体的な行動を言葉で記した方が、実際の行動につながりやすいです。

その他にも、「今すぐ購入する」「資料請求はこちら」のようなコピーも例として考えられます。このように、誰でも理解しやすいコピーをCVボタンに使うことで、ユーザーは迷わずに簡単に購入・請求ページにたどり着くことができるのです。

まとめ

UIを改善させるためにはデザインやコンバージョンボタン、さらにデバイスに対応してページ制作が重要なポイントです。

まずはアクセス解析やABテストを行い、どのような改善が必要なのかを調査することから始めることをおすすめします。
本稿を参考にして、配置、デザイン、コピーを改善して、WEBサイト集客で成果を上げていきましょう。


CVボタンについて他に何か知りたいことがあればいつでもご相談ください。


この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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