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Googleアナリティクスの「コンバージョン率」とは?LPの分析・計測・確認方法まとめ

2023.5.23
Googleアナリティクスの「コンバージョン率」とは?LPの分析・計測・確認方法まとめ
LP運営の目標を「コンバージョン(成果)を増やすこと」にしている場合が多いのではないでしょうか。

コンバージョンは、サイトにおける最終成果への到達、例えばECサイトであれば商品の購入や会員登録などです。

また、サイト閲覧者がどのくらいコンバージョンしたのかを示す割合が「コンバージョン率」です。
コンバージョンした数を全体のセッション数で割った数値を「コンバージョン率」としています。

コンバージョン率はLP運営の管理指標になることも多く、コンバージョン率を正しく把握し改善することで、売上や集客数増加が見込めます。

今回は、Googleアナリティクスでのコンバージョン率の計測方法や見方などをご紹介します。コンバージョン率は売上やサイト改善にも役立つため、取り入れてみて下さい。

目次

Googleアナリティクスとは

Googleアナリティクスとは
Googleアナリティクスは、Googleが無料で提供しているLPのアクセス解析ツールです。高性能のためLP運営者には欠かせないツールです。
Googleアナリティクスを使用する場合、Googleアカウントの開設をした後、Googleアナリティクスのアカウントを作成します。そして「トラッキングコード」と呼ばれる専用のタグを取得します。
取得したトラッキングコードを、データ計測したいページへ設置します。検索ユーザーがサイトへアクセスしトラッキングコードが読み込みされると、コンバージョンやコンバージョン率の計測が可能となります。

コンバージョン率を計測するための設定

コンバージョン率を計測するための設定
まずは、Googleアナリティクス内の左下にある「管理」ボタンをクリックします。その後、「ビュー」タブの中にある「目標」を選択し、目標設定画面を開きます。

目標設定画面を開いたら、「新しい目標」という赤いボタンをクリック。次のページでは「テンプレート」もしくは「カスタム」を選択して「続行」ボタンを押します。カスタムを選択した場合は、以下の項目を埋める必要があります。

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計測したコンバージョン率を確認する方法

計測したコンバージョン率を確認する方法
Googleアナリティクスでは、以下3つのコンバージョン率を割り出すことが可能です。

・Webサイト全体
・流入元別
・ランディングページ別

それぞれの確認方法を記載していきます。

<Webサイト全体のコンバージョン率>

Webサイト全体のコンバージョン率を確認するためには、まず左下にある「コンバージョン」をクリックしてください。その後「目標」を押し「概要」を選択すると、グラフの下にコンバージョン率が表示されます。

<流入元別のコンバージョン率>

流入元別のコンバージョン率では、ユーザーがどのルート(SNSや検索エンジンなど)を辿ってLPへ流入してきたのかを確認できます。

まず、Googleアナリティクスのホーム画面左にある「集客」をクリックしてください。その後「すべてのトラフィック」を選択した後「チャネル」ボタンを押します。すると流入元別のコンバージョン率をチェックできます。

<ランディングページ別のコンバージョン率>

ランディングページとは、ユーザーが訪問した際に一番初めに見たページのことです。このページのコンバージョン率を確認すると、どのページからの訪問が多いのか、また少ないのかを把握できます。

まず、Googleアナリティクスのホーム画面にある「行動」を選択し、「サイトコンテンツ」をクリックしましょう。その後「ランディングページ」ボタンを押すと、ページの下にランディングページ別のコンバージョン率が表示されます。

LPの分析の重要性と方法

LPの成功を測るには、適切な分析が必要です。分析を通じて、LPがどの程度目標を達成しているのか、どの部分が良くてどの部分が改善の余地があるのかを明確に把握できます。ここでは、LPの分析について詳しく見ていきましょう。

LPの分析の重要性

LPの分析は、以下の理由で非常に重要です。

1:パフォーマンスの評価
LPが設定した目標を達成しているか、またその程度を評価します。

2:改善の方向性を見つける
分析を通じて、LPのどの部分が成功していて、どの部分が改善の余地があるのかを見つけることができます。

3:トレンドの追跡
訪問者の行動パターンや市場のトレンドを追跡し、それに応じた更新を行うことができます。

LPの分析方法

LPの分析には、以下の方法があります。

1:Google Analyticsの使用
Google Analyticsは、訪問者の行動を詳細に追跡し分析するツールです。これを用いて、訪問者の行動パターンやLPのパフォーマンスを評価します。

2:ヒートマップツールの使用
ヒートマップツールは、訪問者がLPでどの部分を最も注視しているかを視覚的に表現します。これにより、CTAボタンの位置やコンテンツの配置を最適化できます。

3:A/Bテスト:
異なる2つのバージョンのLPを訪問者に見せ、どちらがより高いコンバージョン率を持つのかをテストします。これにより、最も効果的なLPデザインやメッセージを見つけることができます。

これらの分析手法を活用し、LPのパフォーマンスを最大限に引き上げることを目指しましょう。

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まとめ

まとめ
以上、Googleアナリティクスの「コンバージョン率」について解説しました。

コンバージョン率は売上やLPの集客において重要な指標です。Googleアナリティクスを定期的に確認し、データを元にLPを改善することはコンバージョン数やコンバージョン率を挙げるうえで重要となります。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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