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問い合わせ率の高い求人系ランディングページに共通する3つの特徴

2022.3.9
問い合わせ率の高い求人系ランディングページに共通する3つの特徴
求人系ランディングページ(LP)のCVとなるのは、ユーザーからの問い合わせやエントリーです。求人系LPの問い合わせ率を高くするには、注意するべき点が3つあります。PCとスマホそれぞれのデバイスに対応したLPを準備しているか、第一印象で読み手の心を惹きつけることができるか、そしてCVに繋げるための説得力のある構成が展開されているかどうかです。こちらでは、事例を用いながら高いCV率を有する求人系LPの共通点について解説します。

目次

はじめに

求人系LPにおいては、ユーザーの問い合わせやエントリーが目指すべきゴール=CVであり、高いCV率を有する求人LPにはいくつかの共通点が存在します。



こちらでは、CV率の高い求人系LPに共通する3つの特徴をお伝えします。

適切なLP例も併せて紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。

PCとスマホそれぞれのデバイスに対応している

PCとスマホそれぞれのデバイスに対応している
スマホの普及により、通勤・通学の移動中やカフェ・レストランといった出先でもPC以外のデバイスを使用して求人を探すユーザーが多くなりました。その流れを踏まえて、CV率の高い求人ではスマホとPCそれぞれに対応したLPが準備されていることが特長です。



以下では、LPをPCとスマホそれぞれのデバイスで使い分けている例として、2つの異なる求人ページをご紹介します。

【例1】

PC向けLP
スマホ向けLP
こちらはそれぞれ同じ求人ですが、スマホ向けに作られたものはPC向けに作られたもの比べて以下のような特徴が挙げられます。



1.ページ下部にエントリーボタンが設置されていることにより、応募する際にスクロールする手間が省かれている。

2.スマホで閲覧することを考慮し、横並びの画像を減らしている。

3.下へスクロールしなくても右上のメニューボタンでページ内の各項目に飛べるように設計されている。



もう一つの求人ページをご紹介しましょう。

【例2】

PC向けLP
【例2】
スマホ向けLP
こちらの求人ページは前者と指標が異なり、PCとスマホそれぞれのLPにおける差は写真ループの有無、見出しやテキストの改行といった些細なものであり、デバイスが異なっても閲覧内容に大きな変化が生じないように配慮されたデザインとなっています。

スマホでLPを閲覧するユーザーを意識する

スマホでLPを閲覧するユーザーを意識する
上記で紹介した2つの求人のように、それぞれCV率の高い求人はスマホで求人情報を閲覧する人を意識し、PCとスマホそれぞれに対応したLPが準備されていました。



PCは環境によって使う場所が限られていますが、スマホの場合はちょっとした空き時間で使用できる点がメリットなので、その隙間時間で求人を探すという人は多いのではないでしょうか。



特に若年層のスマホ使用率は高いので、この層からCV獲得を図るのであれば、PCに限らずスマホ向けのLPも準備するべきでしょう。

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ファーストビューで求人の訴求内容が把握できる

ファーストビューで求人の訴求内容が把握できる
閲覧者の多くは、ファーストビューによって求人先の第一印象を決定し、ページ内を全て読む前に「自分が求めているor興味がある情報が載っているか」を判断してしまっているものです。そのため、CV率の高いLPでは、求職者にとって優先順位の高い情報(職種や給与など)をパッと見ですぐ分かるファーストビューに配置している傾向にあります。



煩雑なデザインを避けてファーストビューで求人の訴求内容をできるだけ簡潔に伝えることで、LPに訪れた求職者の興味と注意力を持続させて離脱率を低く抑えることができます。



以下2 つの例を見てみましょう。

【例3】

【例3】

【例4】

このように、募集している職種・雇用形態・給与といった求職者にとって「早く知りたい」情報をファーストビューで提示し、下部で職場の画像や今後予定されている職場の指標・待遇・環境などが紹介されています。



職場の環境や人間関係などが不透明だと、求職者もエントリーを躊躇してしまいがちです。そこで画像などを上手く使って職場の雰囲気を開示し、求職者が抱いている疑問や不安を解決しましょう。自分が実際に職場で働いているイメージが湧けば、躊躇している求職者もエントリーへと踏み出すことができます。

ユーザーの多くは細かいテキストを読みたがらない

ユーザーの多くは細かいテキストを読みたがらない
求職者がスマホのように画面の小さいデバイスでページを閲覧した場合、見出しや画像は見るけれども細かいテキストは読まずに飛ばしてしまうというケースが多いのではないでしょうか。



この場合、ファーストビューに求人の概要が記載されていないLPに訪れた求職者は、アテンションスパン内でページの訴求内容を把握できず、結果的に途中で興味を失って離脱してしまうのでCVに繋がりません。



一方で、最初の見出しだけで求人の大まかな概要が判断できるLPはスマホで閲覧する場合の停滞率延長にも効果が期待できます。LPは求職者の目線でページの構成をプランニングし、優先順位の高い情報は後半に出し惜しみせずにファーストビューで提示しましょう。

構成の流れがユーザーの視点に沿って展開されている

構成の流れがユーザーの視点に沿って展開されている
ファーストビューにフォーカスを当てて読み手に刺さる魅力的な訴求内容を提示することも重要ですが、CV率の高いLPはターゲット層とコンセプトがボディ中で明確に伝わり、求職者がLPを読み進めていく中でエントリーしたいと動機づけるような構成が展開されています。



以下では、例を用いてその構成展開を解説します。

【例5】

【例5】
1.ファーストビューでサービスの持ち味、テーマを訴える。
【例5】
2.読み手から共感を得られるようにターゲットを示す。
【例5】
3.業界の将来の予想、業界に入るメリットを解説。
【例5】
4.業界内において自社が優れている点、用意されているサービスを紹介。
5.体験談によって安心感を与え、エントリーを後押しする。



このように上記のLPでは、ページ内のコンテンツを読み進めていく過程でユーザーの期待感と安心感を高めるだけでなく、体験談を第三者の客観的な意見として提示することでエントリーをプッシュする、という構成展開で高いCV率を実現していました。



もう1つの例を見てみましょう。

【例6】

【例6】
1.印象的なデザインとテーマが掲げられたファーストビューで読み手の関心を惹きつける。
【例6】
2.働くことで得られるスキル、やり甲斐を紹介する。
【例6】
3.読み手が働くイメージを持ちやすいように、実際の職場の写真や環境を紹介。
【例6】
4.実際に業務で制作した内容や取引先実績を掲載し、業績が安定していることを伝える。
【例6】
5.他社と比べて優れている点、体験談と用意されているサービスなどを解説。
6.求めている人物像を提示することで、エントリーするキッカケ作りをする。





こちらは読み手に刺激を与える印象的なデザインのファーストビューが特徴。

また、実際の職場や取引先などを紹介することで読み手に自身が働いている姿をイメージしてもらい、他社と違う点と用意されているサービス、求めている人物像を示すことでエントリーを後押しする構成となっています。



ご紹介した2つのLP例は、どちらも読み手の関心を掴んで離さない構成が展開されています。かつページ内で文言が重複せず、魅力として訴えている内容に根拠ある裏付けが存在しているところも特徴です。だからこそ求職者に選ばれ、高いCV率を実現しているのです。

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まとめ

求人LPでCVを伸ばすためには、このように複数のLPを参考にして共通点を見出すという方法がベストです。



求職者がLPをどんなデバイスで閲覧するか考え、第一印象で惹きつけて飽きさせないように工夫を施し、そしてコンテンツで求職者のエントリーを後押ししましょう。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
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所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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