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美容サプリや健康食品のLP制作で気をつけたいポイント4選

2022.3.1
美容サプリや健康食品のLP制作で気をつけたいポイント4選
美容サプリや健康食品はリピート性が高く利益率も高い傾向があるため、ECショップで販売するのに最適な商品といえるでしょう。それだけに競合も多く、一目で商品の魅力が伝わるように商品の特徴やメリットを的確に訴求することが重要になります。しかし、美容サプリや健康食品については薬機法の制限もあるため、限られた条件のなかで的確な表現をしなければなりません。今回は、美容サプリや健康食品の売り上げにつながるLPを制作するために気をつけたい4つのポイントを紹介します。

目次

商品の特徴を理解するのが基本

商品の特徴を理解するのが基本
美容サプリや健康食品のLPの目的は、注文やサンプル請求などのコンバージョンを得ることにあります。LPという限られたスペースの中で商品の魅力を伝え、注文などの行動を促さなければなりません。そのため、1ページの中で商品の魅力をどれだけ伝えられるかが重要になります。ユーザーに商品の魅力を伝えるためには、まずその商品の持つ特徴やメリットをしっかりと理解しましょう。その際に注意したいのが、ユーザー目線でメリットを捉えることです。サプリの成分などの特徴はもちろんですが、そのサプリを飲むことによってユーザーはどんなメリットが得られるのかを把握しましょう。そのユーザーの得られるメリットが一番の訴求ポイントになるのです。ユーザーは、商品そのものが欲しくて商品を購入するわけではありません。商品から得られるメリットや効果が欲しくて商品を購入するのです。たとえば、美容サプリを注文する人には肌の悩みを解決したい、もっときれいになりたい、若く見られたいなどのニーズ・ウォンツがあります。また、健康食品を注文する人は、気になる数値を改善したい、健康を維持したい、いつまでも若々しくありたいなどの問題や期待を持っています。そのため、その問題や期待に応えられる商品であることをアピールすることが重要です。売り手側の目線で商品をアピールしようとすると、どうしても素材や成分、製法などに重心を置きがちです。しかし、それではコンバージョンにつながるLPにはなりません。徹底的にユーザーの立場に立って、商品の特徴・メリットを理解するようにしましょう。

美容サプリと健康食品でターゲット層は変わる

美容サプリと健康食品でターゲット層は変わる
LPを制作する際には、誰がターゲットになるのかを強く意識することが重要です。たとえば、美容サプリと健康食品ではターゲット層が大きく変わってくるでしょう。美容サプリの場合は、女性のみがターゲット層になるケースがほとんどですが、健康食品は男女両方がターゲット層になります。また、一口に美容サプリといってもその種類はさまざまです。年代によってもサプリに求める効果は違ってきますし、その人の持つ悩みや期待によって求めるサプリは違ってきます。そのため、コンバージョンにつながるLPを制作するためには、ターゲットをより細かく絞り込むことが大切です。商品が持つメリットをどんな人に訴求すれば、より心に響くのかを考えながらターゲットを想定しましょう。そのために効果的な方法として、ペルソナの設定があります。ペルソナとは、ターゲットを絞り込むために詳細に設定した理想の顧客像のことです。「30代の女性」というようなあいまいな想定ではなく、「渋谷区に住む36歳の女性で金融機関に勤務、結婚して5年、3歳の子どもが1人、最近肌の衰えが気になっている」のように、あたかも実在する人物のようにペルソナを設定します。ペルソナを設定することで、メッセージを伝えるべき顧客像がイメージしやすくなり、どのメリットをどのように訴求すればよいかも明確になるでしょう。LPを見たペルソナにどんな印象を持ってもらうかを意識することで、コンバージョンにつながるLP制作が可能になります。

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ターゲット層や商品の特徴を活かした配色を

ターゲット層や商品の特徴を活かした配色を
たとえLPの内容が同じであっても、配色が違えばその印象は大きく違ってきます。もし、50代の男性をターゲットにしているLPの配色がパステルピンクだったら、自分には関係のないページだと思われてしまうでしょう。そのため、ターゲット層や商品の特徴を踏まえて、配色を考えることが重要です。最適な配色でLPを制作するためには、まずLPを見た人にどんな印象を与えたいのかを整理して、メインとなるカラーを決めましょう。たとえば、妊婦向けのサプリメントで、「やさしさ」や「かわいらしさ」の印象を与えたいなら、パステルピンクやパステルイエローなどの淡い色を使うのが効果的です。高齢者向けのサプリで、「信頼」や「誠実」の印象を与えたいなら、青や緑などを使って落ち着いた雰囲気にするのがおすすめです。男性向けのサプリで「強さ」や「パワフル」の印象を与えたいなら、黒やゴールドなどを使うと効果的でしょう。メインのカラーが決まったら、それに合わせて背景となるベースカラー、目立たせたいところに使用するアクセントカラーを決めていきます。その際に重要になるのが、使用する色の数です。使用する色の数が多いと訴求点もぼやけてしまいますので、3~4色にとどめるのがよいでしょう。また、使用するフォントを決める際にも、与えたい印象を意識することをおすすめします。与えたい印象が「やさしさ」ならメイリオや丸ゴシック系、「信頼」なら明朝系、「強さ」ならゴシック系などにすると、配色の効果もより活きてくるでしょう。

薬機法に引っかからないようなサプリの表現とは?

薬機法に引っかからないようなサプリの表現とは?
売り上げにつながる美容サプリや健康食品のLPを制作するためには、商品の特徴やメリットをアピールしなければなりません。しかし、その際に注意しなければならないのが、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に引っかからない表現にすることです。美容サプリや健康食品は、薬品ではなくあくまでも食品です。いくら効果が期待できるからといって、ストレートに効能効果を謳えば薬機法に抵触してしまいます。薬機法に違反すれば、最悪の場合は逮捕や業務停止という結果につながることもあるのです。厚生労働省の「医薬品の範囲に関する基準」によると、美容サプリや健康食品は「疾病の治療又は予防を目的とする効能効果」「身体の組織機能の一般的増強、増進を主たる目的とする効能効果」「医薬品的な効能効果の暗示」の表現は許されないものとなっています。特に、医薬品的な効能効果の暗示については、使用者の体験談、医師や学識者の談話などを用いる形でも認められません。美容サプリや健康食品に認められているのは、「栄養補給」「健康・美容の維持」「健康増進」の3つを目的とした表現です。たとえば「○○で健康増進」「○○できれいを維持しよう」などの表現は認められますが、「血糖値が下がる」「シミが消える」などの表現は認められません。売り上げを上げるためにはどうしてもメリットを強調しがちですが、表現が薬機法に抵触することのないように十分注意しましょう。

美容サプリや健康食品のLP制作はポイントを押さえることが重要

美容サプリや健康食品のLPを制作する際に注意したい4つのポイントを紹介しました。まず、ユーザーの立場に立って商品の特徴・メリットをきちんと理解することが重要です。その商品がユーザーのどんな問題を解決し、どんな期待に応えるのかを考えて、訴求すべきメリットを明確にします。そのうえで、そのメリットを訴求するターゲットを細かく絞り込みましょう。ターゲット像を明確にするためには、ペルソナの設定がおすすめです。そのターゲットにどうメリットを訴求するか、どんな印象をもってほしいかを明確にすることで、表現や配色も決まってきます。メリットを訴求する際には、薬機法に引っかかるような表現にならないように注意しましょう。もし、表現が薬機法に抵触するかどうか不安な場合には、法律事務所などにリーガルチェックを依頼する方法もあります。今回紹介したポイントをよく理解して、訴求力の高いLP制作を進めていきましょう。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
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紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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