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LPへ誘導するためのリスティング広告とバナー広告の違いとは?

2022.2.16
LPへ誘導するためのリスティング広告とバナー広告の違いとは?
ユーザーに商品購入やサービス申し込みしてもらうために、LP制作は有効です。しかし、ただLPを作成すればいいというわけではありません。せっかく作ったLPも見てもらえなければ意味がありません。そのためにはネット広告の存在が必要不可欠です。

ネット広告にもいろいろありますが、代表的なのはリスティング広告とバナー広告です。LPへの誘導率を上げるには、それぞれの広告の特性を理解して適所で使い分けることが重要です。

目次

2つの広告の違い

それでは、 リスティング広告とバナー広告のそれぞれの特徴を紹介していきます。

リスティング広告

リスティング広告
ネットで調べものをするとき、多くの人は YahooやGoogleなどの検索エンジンを使用します。その検索結果のページ上部に表示されているのがリスティング広告です。ユーザーが任意で検索するキーワードに合わせた出稿ができるため、すでにある程度の興味を持っているユーザーを効率よくLPに誘導することができます。

成果につながりやすい広告ではありますが、キーワードに対する競合が多い場合には広告費も高くなることがあります。また、キーワード自体の検索数が少ないと広告が表示されません。そのため、キーワードの選定がとても重要です。

バナー広告

バナー広告
バナー広告はその名の通りバナーを表示させる広告です。検索結果ページだけに表示されるリスティング広告と違って、さまざまな場所に表示される機会があります。webサイトの中での広告枠は目立つ部分にあることが多く、印象的なバナーで広告をきっかけに商品やサービスを認知してもらえる可能性があります。

リスティング広告が商品やサービスにすでに興味がある人に向けた広告であるなら、バナー広告は「まだ知らない人に知ってもらう」という役割を担った広告だと言えるでしょう。

リスティング広告とバナー広告の目的とは?

リスティング広告とバナー広告の目的は、その広告をきっかけにユーザーをLPに誘導することです。

ユーザーをLPに誘導するため

LPはランディングページ(Landing Page)の頭文字。ランディングページは、 リスティング広告やバナー広告などからユーザーが最初にアクセスするページのことです。つまり、広告のリンク先がトップページだった場合、トップページがランディングページになるということです。ただ、webの世界で一般的に言うLPはもっと戦略的な考え方をしています。より商品購入やサービス申し込みといった成果につなげるように作られたページというのがLPの定義となっています。ランディングページがトップページだと、ユーザーが知りたい情報を見つけられずにそこで離脱する可能性が高くなります。そのため、購入や申し込みといった行動に移しやすいページを作成し、成果につなげることを目標にするわけです。

LPをサイトのコンテンツのひとつとして作成しても、それで訪問者数が増えるわけではありません。そのため、広告でLPに誘導する必要が出てきます。

なぜLPに誘導する必要があるのか?

既存客や見込み客、まだ商品やサービスを認知していない人まで、さまざまなユーザーがサイトを訪問します。当然のように、サイトにはそのさまざまな人に向けた情報が掲載されています。なかには、その情報を必要としないユーザーもいるかもしれませんが、別のユーザーにとって必要である以上ずっと載せておかなければいけません。

サイトを特定ユーザー向けに最適化するということは、それ以外のユーザーを切り捨ててしまう危険性もあります。また、サイト自体のデザインを変更すると思うとコストもかさんでしまいます。さまざまな立ち位置のユーザーすべてに最適化されたサイトを作成することは、手間やコストの面からも現実的ではありません。

LPであれば、それぞれのユーザー層に向けて違う内容でページを作成することが可能です。ページを増やすだけなので、サイト改修に比べると手間もコストも抑えることができます。この広告から訪問した人にはこの情報を見せると決めることで、より訴求力の高いLPで効果的な販促を行うことができるでしょう。

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バナーの作り方ポイント

実際にバナー広告を出す場合、どのようなバナーを作れば良いのでしょうか。抑えておきたいバナー作成のポイントを紹介します。

バナーを複数作る理由とは?

バナー広告にはYahooが提供する「YDN」とGoogleが提供する「GDN」があります。それぞれ、「Yahooディスプレイアドネットワーク」と「Googleディスプレイネットワーク」の略称です。広告が掲載されるサイトも異なっており、YDNはYahoo!関連サイトが主な掲載先です。GDNはYahoo!と違って自社サービスがありませんが、ポータルサイトや個人ブログなど規模に関わらず幅広いサイトに掲載されます。掲載先が異なるので、多くの企業はYDNとGDNを併用して広告運用しています。それぞれの掲載先サイトを見るユーザー層に合わせたバナーを作成することで、より広告の効果を強めることができます。たとえば、YDNの掲載先に毎日新聞とクックパッドがあります。おそらく、それぞれのサイトを見ているユーザー層には違いがあることでしょう。違いがあるということは、訴求力のあるバナーデザインも変わるということです。出稿先に合わせて複数のバナーを用意しておくことが効果の出る広告運用のポイントです。

バナーのサイズ

YDNとGDNでは掲載サイトに違いがありましたが、掲載できる画像サイズにも違いがあります。YDNで登録できる画像サイズは全てGDNでも掲載可能です。YDNとGDNを併用して運用することも考え、共通して使えるサイズを作成することをおすすめします。

具体的なサイズでいうと、 300×250インラインレクタングル、468×60バナー、728×90ビッグバナー、160×600ワイド スカイスクレイパー、320×100モバイルバナー(大)、320×50モバイルバナーの6種類です。

特に、 300×250インラインレクタングルは、必ず作成しておきたいサイズです。その理由として、PCサイトとスマホサイトの両方に対応していることが挙げられます。それに加え、縦と横の長さの差があまりない長方形バナーはサイトのパーツとしても使いやすいサイズだということも理由のひとつです。サイドナビに設置するなど、自サイトにも流用することができます。

LPや商品のイメージを伝えられるデザインに

LPや商品のイメージを伝えられるデザインに
バナー広告のバナーを作成する際にはLPとのつながりを意識することを忘れないようにしましょう。LPに誘導するための広告の内容とLPの内容がマッチしていなければ成果に結びつく可能性は低くなります。それは、リスティング広告のキーワードを選定する場合も同じことです。広告という入り口に掲げられたバナーやキーワードという看板と、着地点であるLPに書かれている内容が違っていたら、ユーザーはそこで離脱してしまうでしょう。バナー広告の場合は、デザインのイメージもLPと統一感をもたせるようにします。極端な話ですが、赤色のバナーをクリックした先が青色背景のページだとちょっと違和感を覚えてしまいます。ユーザーがストレスを感じないよう、広告からLPまでの自然な流れを意識してみてください。
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ターゲットや目的で広告を使い分けてLPへ誘導しよう

広告にはいろいろな種類があります。すぐに成果につなげたい場合には、キーワードに連動して出稿できるリスティング広告。ブランディングや幅広く認知してもらうためならバナー広告が適しています。それぞれの広告の特徴に合わせて、ゴールとすべき目標点を設定しましょう。ひとつの広告に頼りっきりになるのではなく、今すぐの成果に対応するリスティング広告とこれからにつながるバナー広告を併用して、多角的な広告戦略を立てることをおすすめします。

そして、広告素材やLPはどちらか一方を使いまわすのではなく、いくつかの種類を作成してターゲットとするユーザー層や目的に応じて使い分けましょう。広告はユーザーに対する提案です。その提案が具体的であるほどに、ユーザーは自分にマッチしていると感じます。「スーツ」の広告よりも「レディースフォーマルスーツ」「メンズビジネススーツ」とセグメントされた広告のほうが、より購買意識の強いユーザーをLPに誘導できるでしょう。

広告や掲載媒体のユーザーに合わせて広告を使い分けてピンポイントな提案をすることで、より戦略的にLPに誘導することができ、商品購入やサービス申し込みといった成果につなげやすくなります。
この記事を書いたライター
LPの制作に特化したデザイン会社(LP制作実績)。累計では数千LPデザインを手掛けております。すべて内製化しており、構成からデザイン、コーディングまですべてご対応可能です。各種サーバーのご対応はもちろん、楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール系などへの反映もご対応可能です。
この記事の画像を作成したデザイナー
所属:株式会社Ryuki Design / 部署:デザイン部
※デザイナー一覧

紙媒体のデザインからwebデザイン(LP制作・バナー制作)までオールマイティーにデザインが可能。
デザインだけではなく構成も得意なハイスペックデザイナー。毎回クオリティの高いデザインをクライアントに提供しています。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

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